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みゆき「一信中学校編」
しおりを挟む亞希のかけ声で、みゆきは校舎に攻め込む。
だが、校舎に人の気配はなかった。
みゆきはブーメランを背負い直す
学校中の人がどこに消えたのか考え
ハッと気づいたみゆきが向かったのは
体育館。
体育館に近づくと、周囲を伺っていた教師が次々に出てきた。
「…っ!?
...やっぱり...他のみんなもココに?」
「川本!!お前をこの先に通すわけにはいかない」
「先生方…私は…今の私は、亞希・ソルシエール様の使い魔です。
私がすべき事は、亞希の命令を遂行すること。
もぅ私は、先生達の知る川本みゆきじゃないの!
私は…亞希・ソルシエールの使い魔の1人みゆき
ココでの仕事を終わらせて亞希の元へ行く。」
みゆきは背負っていたブーメランを構えた。
「これを投げたら一信中にいるみんなが死ぬ。
さよなら先生…今までありがとうございました。」
みゆきは一粒涙を流すと
構えたブーメランを勢いよく放った。
体育館の前に集まっていた教師が死に
勢いを落とさないブーメランはみゆきの周りを
グルグルと回っていた。
みゆきはゆっくりと体育館の中に入っていく。
中に入ると、1年生や3年生、2年生の生き残った生徒が固まっていた。
「えっみゆき!?
もしかして、みゆきが犯人なの!?」
「...今の私は…亞希の使い魔だから。」
そう言って、みゆきの上を飛んでいるブーメランに手をかざす。
その手にブーメランが戻ってきた。
「何!?みゆき、あんた操られてんの!?」
「私は私の意思で使い魔になった。
そして、主である亞希・ソルシエール様から
あなた達を殺すよう命じられた。」
「だから私達を殺すの!?」
「そぅ。」
みゆきまた、ブーメランを構えた。
「さよなら、私の友…達…先輩…後輩…」
みゆきはそう呟くとブーメランを放った。
真っ直ぐと生徒めがけて飛んでいく。
ブーメランはみゆきの友達、先輩、後輩を
次々と殺していった。
殺し終えたブーメランはみゆきの元へ戻ってきた。
血で染まる体育館。
おぞましい光景に吐き気が襲う。
血の匂いが体育館中に充満する。
みゆきがブーメランに向かい、ご苦労様と言うと
ブーメランは杖の姿に戻りみゆきの手に落ちた。
「...亞希のところへ行かなきゃ。」
みゆきは体育館を後にすると校門へ向かった。
校門にたどり着くとみゆきの足が止まった。
「...そういえば…私…亞希とは
小学校が別なんだ...亞希の小学校って
どこなんだろう。」
みゆきは杖を持つ手を前に出し
杖に飛べと命じた。
杖から手を離すと、杖は命令通り宙に浮いていた。
杖に腰をかけると、ゆっくりと空を飛び
亞希を探すことにした。
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