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間章 I
最高の神ゲー
しおりを挟むあれから少し経った。
練習も模索も2人でしているがなかなか上手くは行かない。流石のルイスも頭を抱えている。
武器等の破壊による衝撃で攻撃が強くなるなら魔剣以外でもいけると思ったのだが、普通の剣や金属類が壊れてもなぜか痛くない。
普通に法則から逸脱してるだろ、、
「今日はちょっと考えを変えてみたんだけど、少し地味な戦い方になるけどいいよな?」
「力になるならなんでもいい」
俺は見た目とか言ってる場合ではなくなっていると言うのは分かっていた。
けど心の中では2人とも派手さを求めている。
ルイスは魔力が俺ほど多くは無いがシンプルに攻撃力が正常に作動してるからド派手にやっても問題無い。
でも、俺がいる時は絶対に自分の訓練はしない。
「俺は最強だから、何もする必要がないし、お前と成長するのが楽しい」って言ってるけど、絶対に俺との特訓が終わった夜遅くに外で1人でトレーニングをしてる姿を俺は知っている。
知っているけど、それを言う事は無い。
言って何も得する事がないと分かって、自重している。
「集中して、魔力を一点に小さく極限に収束しろ」
「どう言う事?」
そう言うと、ルイスは俺にお手本を見せる。
が、何をしているか分からない。
ただ人差し指を突き上げているだけの様にしか見えない、俺は何をしているのか気になって少し近づこうとする。
「危ない!」
大きな声を上げて、俺を離す。
俺はびっくりして2歩3歩後ろに下がる。
「大丈夫か?怪我は無いか?」
「あ、ああ」
俺は何をされたかも分からないまま取り敢えず、何も起きてないから大丈夫と言う。
「ていうか今、何をしたん?」
「一つの魔力を小さくした。
前にお前の攻撃全部を掻き消した技だ」
「それを俺に?」
「これはもう少し後、出来るか分からないし使えたら…」
「使えたら何だよ?教えてくれよ」
「俺より…強くなるかも」
「マジで?」
「まあこれは攻撃力とかじゃ無くて才能の問題だからなお前なら余裕だな」
「今教えて!今!」
「先に攻撃手段から覚えないと、これは応用が開発されてないからこれ以上も以下もない所謂雑魚魔法って言われてる魔法だからな」
どうして、相手の魔術を打ち消す魔法が弱いと言われるのか、おかしいではないか。
普通に考えたら、どんな格上でも攻撃さえ無効化にすれば、負ける事は無い。
ゲームでもそうだろ。
(ゲーム、そうか!そんなのが実現したらバランス的に崩壊するから普通は禁止とされているのか)
実際は違った。
まず適応できる人が世界に殆ど居ない。
最後に出来た人が随分と前でそれ以降発展もしてこなかった。
俺の攻撃は干渉したら1になるから別にどの魔術にも負けるからよくよく考えれば特段凄いことでは無い事に気づいた。
「そこで俺は考えたんだよ、常識が通用しないお前は別の視点で考えるべきであるとな!」
「お、おう、それは良いけど、具体的何をすれば良いのかさっぱりなんだけど」
「あの神ゲーを思い出せ、
攻撃も防御も1しかない奴はどうやって戦ってた?」
「そう言うことか」
「そうだ!それにお前には間違い無く魔力操作の才能に長けている世界最高峰と言って良いほどに、だからあれにアレンジをして、」
「「見えない攻撃を当て続ける!!」」
「やってみるしか無いな!」
2人はすぐに行動に移した。
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