47 / 56
弱腰大師匠
しおりを挟む
「おい!そこのお前」
「俺じゃないよなあ?」
完全に弱腰になっているキリヤは心の中でそう呟いてクリスの言葉を無視する。
「聞いてんのか?」
「ああやっぱり俺の事かな?」
「えっあっすいません!!」
クリスに声を掛けられたかと思ってキリヤは速攻謝り、その場を立ち去ろうとする。
「わりぃ、お前に用はない。」
「ホッ」としている自分が情けない。
ここは開き直って、俺はまだこんな強い人に声を掛けられるほどの存在では無いと頭の中で繰り返し思い続ける。
そうで無いと、自分を保ってられない気がした。
「はあぁ………俺だろ?クリス」
「ああ お前だよフィル=フリート。お前を俺はずっと待ち続けてた。」
「勝負か?嫌なんだけど……」
試合の予感をしてフィルは先制攻撃で戦いの話を無しにしようとする。
「フン、、俺の知ってるフィル=フリートは人間と戦えない腰抜けなんかではなく、仲間を見捨て、味方をも殺す、冷酷で残忍な人間だろうが!それに3年前の空間戦線にも参戦しねえで、ここまで堕ちるまで堕ちて何今更、善人ぶってんだよ!!!」
え?フィルさんが人殺し?
確かに冷酷ではあるけど、俺だってフィルさんには助けられたし、こんなに大人しい人が人を殺すなんてあり得ない!!
絶対にクリスの言いがかりだと思ったキリヤは急にクリスに突っかかろうとする。
「フィルさんは絶対に…………」
「これ以上は言わない方がいい!キリヤ君!!!」
「お前、、相手が誰かわかってんのか?」
「で…でも!!」
キリヤがクリスに反論をしようとする所に割り入ってアルバードとアルゴが止める。
「下がってろ。お前らこれは俺とクリスとの会話だ。気にすんな。 お前これ以上言うのはやめろ」
フィルはクリスに近づき、圧をかける。
「ここでも格好をつけるか、本当気に入らない。こんな奴にリューさんは、、、」
それぞれの思いが交錯する中、二人は戦闘準備を始める。
「フィル=フリート。お前何でまだここにいる?リューさんを殺しておいて何故ここにいるんだ?」
「お前には関係ない。」
クリスが、フィルに挑発をかけるが、流石はTOP2だ。やすい挑発に当然乗らない。
「俺はお前に攻撃するつもりは一切ない。勝手に一人で遊んどけ」
「その余裕がムカつくんだよ! じゃあ俺はお前を殺す気でやる。お前はそれでも俺を攻撃をしないのか?」
「フン」
それ以降試合開始まで二人は会話をすることはなかった。
「アルゴさん惜しかったですね。あのサインいいですか?」
一方その頃、キリヤはアルゴさんに夢中だ。
「ごめんな、俺達クローシス隊員はそんな仕事じゃないからサインはしないかな、、」
「そ、そうですか」
生放送の時もフィルさんが言ってたじゃないか、クローシスはそんな仕事じゃないって事を、
「あの、あなたの事、俺、ビーフ先輩って読んで良いでしょうか?」
ちょっと暗い雰囲気をアルバードの衝撃の一言で掻き消される。
「え?あーんー、、まあ良いよフィルさんの弟子だしね。特別だぞ」
「え!ありがとうございます。ビーフさん!!」
この話に誰よりも早く突っかかってたのはまたもやキリヤだった。
その反応速度に少しアルゴも戸惑ってしまっている。
「君もか、仕方ないな!!許す!!」
「ありがとうございますビーフさんって呼ばせていただきます!!!」
さっきサイン貰えなくて落ち込んでたとは思えない程に元気を取り戻していた。まあそれは良かった事だ。
「やっぱ俺、アルゴさんって呼びます。こんなすごい方をあだ名で呼ぶなんて、俺はまだ出来ないです、、」
「ほーっ アルバード君は良い奴だな、元々俺の事をビーフ何て呼ぶつもりはなかったんだろう。キリヤ君と俺に何か繋がりを持たせたかったのか、、頭が良いな、人の扱いにも長けてる。そして何より魔力量も多い。こんな逸材が何故今まで本部の目に留まらなかったのかが不思議なくらいだな、」
アルゴは考え込む。
「その通りです」
と3人の仲が少し深まった?所でいよいよ二人の戦闘が始まろうとする。
「俺じゃないよなあ?」
完全に弱腰になっているキリヤは心の中でそう呟いてクリスの言葉を無視する。
「聞いてんのか?」
「ああやっぱり俺の事かな?」
「えっあっすいません!!」
クリスに声を掛けられたかと思ってキリヤは速攻謝り、その場を立ち去ろうとする。
「わりぃ、お前に用はない。」
「ホッ」としている自分が情けない。
ここは開き直って、俺はまだこんな強い人に声を掛けられるほどの存在では無いと頭の中で繰り返し思い続ける。
そうで無いと、自分を保ってられない気がした。
「はあぁ………俺だろ?クリス」
「ああ お前だよフィル=フリート。お前を俺はずっと待ち続けてた。」
「勝負か?嫌なんだけど……」
試合の予感をしてフィルは先制攻撃で戦いの話を無しにしようとする。
「フン、、俺の知ってるフィル=フリートは人間と戦えない腰抜けなんかではなく、仲間を見捨て、味方をも殺す、冷酷で残忍な人間だろうが!それに3年前の空間戦線にも参戦しねえで、ここまで堕ちるまで堕ちて何今更、善人ぶってんだよ!!!」
え?フィルさんが人殺し?
確かに冷酷ではあるけど、俺だってフィルさんには助けられたし、こんなに大人しい人が人を殺すなんてあり得ない!!
絶対にクリスの言いがかりだと思ったキリヤは急にクリスに突っかかろうとする。
「フィルさんは絶対に…………」
「これ以上は言わない方がいい!キリヤ君!!!」
「お前、、相手が誰かわかってんのか?」
「で…でも!!」
キリヤがクリスに反論をしようとする所に割り入ってアルバードとアルゴが止める。
「下がってろ。お前らこれは俺とクリスとの会話だ。気にすんな。 お前これ以上言うのはやめろ」
フィルはクリスに近づき、圧をかける。
「ここでも格好をつけるか、本当気に入らない。こんな奴にリューさんは、、、」
それぞれの思いが交錯する中、二人は戦闘準備を始める。
「フィル=フリート。お前何でまだここにいる?リューさんを殺しておいて何故ここにいるんだ?」
「お前には関係ない。」
クリスが、フィルに挑発をかけるが、流石はTOP2だ。やすい挑発に当然乗らない。
「俺はお前に攻撃するつもりは一切ない。勝手に一人で遊んどけ」
「その余裕がムカつくんだよ! じゃあ俺はお前を殺す気でやる。お前はそれでも俺を攻撃をしないのか?」
「フン」
それ以降試合開始まで二人は会話をすることはなかった。
「アルゴさん惜しかったですね。あのサインいいですか?」
一方その頃、キリヤはアルゴさんに夢中だ。
「ごめんな、俺達クローシス隊員はそんな仕事じゃないからサインはしないかな、、」
「そ、そうですか」
生放送の時もフィルさんが言ってたじゃないか、クローシスはそんな仕事じゃないって事を、
「あの、あなたの事、俺、ビーフ先輩って読んで良いでしょうか?」
ちょっと暗い雰囲気をアルバードの衝撃の一言で掻き消される。
「え?あーんー、、まあ良いよフィルさんの弟子だしね。特別だぞ」
「え!ありがとうございます。ビーフさん!!」
この話に誰よりも早く突っかかってたのはまたもやキリヤだった。
その反応速度に少しアルゴも戸惑ってしまっている。
「君もか、仕方ないな!!許す!!」
「ありがとうございますビーフさんって呼ばせていただきます!!!」
さっきサイン貰えなくて落ち込んでたとは思えない程に元気を取り戻していた。まあそれは良かった事だ。
「やっぱ俺、アルゴさんって呼びます。こんなすごい方をあだ名で呼ぶなんて、俺はまだ出来ないです、、」
「ほーっ アルバード君は良い奴だな、元々俺の事をビーフ何て呼ぶつもりはなかったんだろう。キリヤ君と俺に何か繋がりを持たせたかったのか、、頭が良いな、人の扱いにも長けてる。そして何より魔力量も多い。こんな逸材が何故今まで本部の目に留まらなかったのかが不思議なくらいだな、」
アルゴは考え込む。
「その通りです」
と3人の仲が少し深まった?所でいよいよ二人の戦闘が始まろうとする。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる