【完結】どうも。練習台の女です

本編

好きなパーツ

今日は、レオナード様に呼ばれた。

レオナード様は、お尻が好きなようで、よく撫でられる。部屋へ行くと、いつも挨拶がわりにキスをしながら早速お尻を撫で回し始める。

あまりに撫でられるので気になって、体型維持などを担当する家庭教師にお尻の形がよくなる運動を教わって実践した。
そしたら、気に入ったのか更にたくさん撫でられるようになった。

撫でる時、目尻が嬉しそうに緩むので、頑張ってよかったと思った。



ジャッカル様は胸がお好きなようだ。いつもとても熱心に触られる。
この前ジャッカル様の閨メモがチラリと見えてしまったのだけれど、手描きの胸の絵の横にいろいろ数値が書き込まれていて恥ずかしかった。
あ、ちなみにジャッカル様が寝台に持ち込むメモを、私は心の中で勝手に「閨メモ」と呼んでいる。

ジャッカル様は最中にもメモを取るけれど、それ以外の時にも書き込んでいるのか、この前閨メモは二冊目に突入した。
いくらなんでも早すぎると思う。

それはともかく、ジャッカル様向けには、胸の形がよくなる運動を教わった。
しばらくして、我ながらよい形になったと思ってはいたのだけれど、ジャッカル様の食いつきが目に見えて変わったので、努力が報われた満足感を得た。

お二方とも前戯にも力を入れていらっしゃるので、最初の時以外は痛い思いをしたことはない。
でも、時々熱心すぎて別の意味で辛い。