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【番外編・ルーフォスとの恋愛エンディング】
03 作られた楽園
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メアリーとルーフォスを乗せた馬車は、伯爵邸の門をくぐり、広大な庭を抜けて屋敷の前でゆっくりと止まった。先に降りたルーフォスは、うやうやしくメアリーに右手を差し出した。その様子が、まるで高貴なお姫様をエスコートするかのようで、メアリーはため息をついた。
(何がしたいんだか……)
一つも良い思い出のない伯爵邸に足を踏み入れると、左右に並んだ使用人達が一斉に頭を下げた。『これまでの使用人は全て解雇した』というルーフォスの言葉通り、その中には一人も見知った顔がいない。
年配のメイドと若いメイドが、緊張した面持ちで一歩前に出て、メアリーに深く頭を下げた。
「今日から、メアリー様にお仕えさせていただきます」
「お仕えできて光栄です」
ルーフォスが「メアリー、気に入らなかったらすぐに辞めさせろ」と冷たく言ったので、二人のメイドは顔を青くする。
「辞めさせなくて結構です。ただ、私の専属メイドはラナだけです。後は適当にしてください」
「分かった」
長年育った伯爵家の中は、作りや景色は同じまま、まったく違う雰囲気になっていた。使用人達の間に少し緊張感が漂っているものの、メアリーを不快にさせるものは何一つない。
ルーフォスに案内された部屋は、来賓(らいひん)用の豪華な一室だった。
「この部屋を用意はしたが、メアリーの好きな部屋を好きなだけ使っていい。内装も好きなように作り替えてくれ」
「でも……お金が……」
「何も気にするな。全てはメアリーの望むままにして欲しい」
「これが、貴方の幸せなんですか?」
「ああ、そうだ」
ルーフォスの声は淡々としているのに、表情はどこか晴れ晴れとしていた。
*
それからあっと言う間に数カ月がすぎた。
あれからすぐに伯爵家にラナも招かれた。これまでの苦しかった日々が全てウソだったかのように平穏な日々が過ぎていく。
伯爵を継いだルーフォスは、何かと忙しいようで顔を会わせることはなかった。もしかしたら、顔を合わせないように気を遣ってくれているのかもしれない。
メアリーは、美しい花々が咲き乱れる庭園のベンチに座りながらしみじみと思った。
(私、今、幸せだわ……)
社会から切り離されたこの場所は、まるで楽園のようだ。何一つ嫌なことは起こらず、温かい人達に囲まれて、ただただ微笑みながら暮らしていく。
(悔しいけど、この場所を用意してくれたルーフォスには感謝しているわ)
以前、ルーフォスが、『これからは、お前の嫌がることは絶対にしない。俺の全てをかけて、お前が幸せになれるようにする』と言っていたとおり、ルーフォスはこれからも、決してメアリーの嫌がることはしないだろう。
(私は幸せ。だけど……)
幸せになったから今だからこそ、気になることがあった。
(ルーフォスは、本当にこれで幸せなのかな?)
子どもの頃に一目惚れした女性と同じ屋敷で暮らしているにもかかわらず、顔も会わせず、ただ彼女の幸せを願い続ける。もし、自分がルーフォスの立場だったらと思うと切なくなってくる。
(でもまぁ、ルーフォスがもう私のこと好きじゃない可能性もあるもんね)
もしそうだとしたら、さらに問題が一つ。
(私はルーフォスの本当の妹でもないし、ましてや奥さんでもないのに、ただただ養ってもらうことの罪悪感がすごい!)
幸せだからこそ、ふとした瞬間にいたたまれなくなってくる。どうしたものかと悩んでいると、遠くに馬車が見えた。後ろに控えていたラナが「ルーフォス様がお帰りのようですね」と教えてくれる。
いつもだったら挨拶もせず部屋に戻るが、メアリーは覚悟を決めてベンチから立ち上がると馬車の方へと向かった。
(なんて伝えようかな?)
悩んでいると廊下でバッタリとルーフォスと出会った。ルーフォスは「あ」と小さく呟くと「すまない」と謝罪し慌てて踵を返す。
「待って!」
とっさに呼び止めルーフォスの腕をつかむと、ルーフォスはピシリと固まる。
「お話があります」
ルーフォスの顔はみるみると青くなり、項垂れた後「……分かった」と力ない返事が返ってきた。
(どうしたのかしら?)
不思議に思っていると客間に通された。テーブルを挟み、ソファーに座るとルーフォスは重いため息をついた。
「話とは?」
「実は、何もせずただ養ってもらうことに罪悪感があります。私にも何かさせてもらえませんか?」
ルーフォスは「ん?」と言った後に、「話はそれだけか?」と聞き返した。
「はい」
メアリーは不思議に思いながら返事をすると、ルーフォスは両手で顔を覆いながらため息をついた。
「なんだ……そんなことか。俺はてっきり、ここから出て行きたいと言われるのかと……」
「え? ここはとても居心地が良いです。でも、やっぱりいつか出て行かないといけませんよね」
メアリーがため息をつくと、「そんなことはない!」とルーフォスが叫んだ。
「何もしなくていい! ずっといてくれれば良い!」
「ですから、それがつらいんですって。ここにいたいけど、何もしないのは居心地が悪くて」
少し悩んだルーフォスは「じゃあ、何か趣味を持てばいい」と言ってくれた。
「いえ、それではまたお金がかかってしまいますから。何か貴方のお仕事のお手伝いをさせてもらえませんか?」
ポカンと口を開けたルーフォスは「俺はいいが……メアリーはそれでいいのか?」と聞いてきた。
「え? あ、はい……?」
「しかし、俺の仕事を手伝うということは、毎日俺に会うということだぞ?」
「あ、そういうことですか」
少し考えてみたが、別に嫌ではない。
「正直に言うと、ここまで良くしてもらったら、もう貴方に感謝しかありません。過去のことは全て許しますから、貴方も私が今まで貴方にしたひどいことを許してもらえませんか?」
メアリーは『自分でも都合の良いこと言ってるわね』と思ったが、ルーフォスはすぐに同意した。
「ああ、分かった」
「でしたら、改めて……」
仲直りの握手をしようと右手を差し出すと、ルーフォスはメアリーの手をそっと握り手の甲に口づけをした。
「!?」
ルーフォスは幸せをかみしめるように口元をほころばせている。その『お前は恋する乙女か!?』と突っ込みたくなるような笑顔をみて、メアリーの心臓がなぜか跳ねた。
(うん? あれ?)
おかしいなと思いながらも話題を変える。
「私は貴方のことをこれからどう呼びましょうか? お兄様? ルーフォス様?」
ルーフォスは頬を桜色に染めながら「ルーフォスと呼んでくれ」と返事をする。
「呼び捨てですか?」
「ああ、敬語も使わなくていい」
(うーん……確かに私達、兄妹じゃないしね……)
そう思ったメアリーは「分かったわ。じゃあ、ルーフォス。改めてよろしくね」と言うとルーフォスは胸を苦しそうに抑えた。
「どうしたの? 大丈夫!?」
耳まで赤く染めたルーフォスは、メアリーの心配をよそに「幸せ過ぎて……苦しい」と呟いた。
(あ、相変わらず、私のことが大好きなのね……)
それが分かっても以前のような不快感はなく、なんとなく気恥ずかしい。
「私も、その、ルーフォスのおかげで幸せよ。……逃げ場所を作ってくれてありがとう」
素直な気持ちをルーフォスに伝えると、ルーフォスの青い瞳から涙がこぼれた。
「え!?」
泣きながら「俺が……こんなに幸せになって良いのだろうか?」などと言い出す。
「良いに決まっているでしょう!? これからはもっと幸せになってね! 私も協力するから」
涙で頬を濡らしながら微笑むルーフォスを見て、メアリーは『この人が幸せになるかどうかは、全て私にかかっているのかもしれない……』と思った。
(何がしたいんだか……)
一つも良い思い出のない伯爵邸に足を踏み入れると、左右に並んだ使用人達が一斉に頭を下げた。『これまでの使用人は全て解雇した』というルーフォスの言葉通り、その中には一人も見知った顔がいない。
年配のメイドと若いメイドが、緊張した面持ちで一歩前に出て、メアリーに深く頭を下げた。
「今日から、メアリー様にお仕えさせていただきます」
「お仕えできて光栄です」
ルーフォスが「メアリー、気に入らなかったらすぐに辞めさせろ」と冷たく言ったので、二人のメイドは顔を青くする。
「辞めさせなくて結構です。ただ、私の専属メイドはラナだけです。後は適当にしてください」
「分かった」
長年育った伯爵家の中は、作りや景色は同じまま、まったく違う雰囲気になっていた。使用人達の間に少し緊張感が漂っているものの、メアリーを不快にさせるものは何一つない。
ルーフォスに案内された部屋は、来賓(らいひん)用の豪華な一室だった。
「この部屋を用意はしたが、メアリーの好きな部屋を好きなだけ使っていい。内装も好きなように作り替えてくれ」
「でも……お金が……」
「何も気にするな。全てはメアリーの望むままにして欲しい」
「これが、貴方の幸せなんですか?」
「ああ、そうだ」
ルーフォスの声は淡々としているのに、表情はどこか晴れ晴れとしていた。
*
それからあっと言う間に数カ月がすぎた。
あれからすぐに伯爵家にラナも招かれた。これまでの苦しかった日々が全てウソだったかのように平穏な日々が過ぎていく。
伯爵を継いだルーフォスは、何かと忙しいようで顔を会わせることはなかった。もしかしたら、顔を合わせないように気を遣ってくれているのかもしれない。
メアリーは、美しい花々が咲き乱れる庭園のベンチに座りながらしみじみと思った。
(私、今、幸せだわ……)
社会から切り離されたこの場所は、まるで楽園のようだ。何一つ嫌なことは起こらず、温かい人達に囲まれて、ただただ微笑みながら暮らしていく。
(悔しいけど、この場所を用意してくれたルーフォスには感謝しているわ)
以前、ルーフォスが、『これからは、お前の嫌がることは絶対にしない。俺の全てをかけて、お前が幸せになれるようにする』と言っていたとおり、ルーフォスはこれからも、決してメアリーの嫌がることはしないだろう。
(私は幸せ。だけど……)
幸せになったから今だからこそ、気になることがあった。
(ルーフォスは、本当にこれで幸せなのかな?)
子どもの頃に一目惚れした女性と同じ屋敷で暮らしているにもかかわらず、顔も会わせず、ただ彼女の幸せを願い続ける。もし、自分がルーフォスの立場だったらと思うと切なくなってくる。
(でもまぁ、ルーフォスがもう私のこと好きじゃない可能性もあるもんね)
もしそうだとしたら、さらに問題が一つ。
(私はルーフォスの本当の妹でもないし、ましてや奥さんでもないのに、ただただ養ってもらうことの罪悪感がすごい!)
幸せだからこそ、ふとした瞬間にいたたまれなくなってくる。どうしたものかと悩んでいると、遠くに馬車が見えた。後ろに控えていたラナが「ルーフォス様がお帰りのようですね」と教えてくれる。
いつもだったら挨拶もせず部屋に戻るが、メアリーは覚悟を決めてベンチから立ち上がると馬車の方へと向かった。
(なんて伝えようかな?)
悩んでいると廊下でバッタリとルーフォスと出会った。ルーフォスは「あ」と小さく呟くと「すまない」と謝罪し慌てて踵を返す。
「待って!」
とっさに呼び止めルーフォスの腕をつかむと、ルーフォスはピシリと固まる。
「お話があります」
ルーフォスの顔はみるみると青くなり、項垂れた後「……分かった」と力ない返事が返ってきた。
(どうしたのかしら?)
不思議に思っていると客間に通された。テーブルを挟み、ソファーに座るとルーフォスは重いため息をついた。
「話とは?」
「実は、何もせずただ養ってもらうことに罪悪感があります。私にも何かさせてもらえませんか?」
ルーフォスは「ん?」と言った後に、「話はそれだけか?」と聞き返した。
「はい」
メアリーは不思議に思いながら返事をすると、ルーフォスは両手で顔を覆いながらため息をついた。
「なんだ……そんなことか。俺はてっきり、ここから出て行きたいと言われるのかと……」
「え? ここはとても居心地が良いです。でも、やっぱりいつか出て行かないといけませんよね」
メアリーがため息をつくと、「そんなことはない!」とルーフォスが叫んだ。
「何もしなくていい! ずっといてくれれば良い!」
「ですから、それがつらいんですって。ここにいたいけど、何もしないのは居心地が悪くて」
少し悩んだルーフォスは「じゃあ、何か趣味を持てばいい」と言ってくれた。
「いえ、それではまたお金がかかってしまいますから。何か貴方のお仕事のお手伝いをさせてもらえませんか?」
ポカンと口を開けたルーフォスは「俺はいいが……メアリーはそれでいいのか?」と聞いてきた。
「え? あ、はい……?」
「しかし、俺の仕事を手伝うということは、毎日俺に会うということだぞ?」
「あ、そういうことですか」
少し考えてみたが、別に嫌ではない。
「正直に言うと、ここまで良くしてもらったら、もう貴方に感謝しかありません。過去のことは全て許しますから、貴方も私が今まで貴方にしたひどいことを許してもらえませんか?」
メアリーは『自分でも都合の良いこと言ってるわね』と思ったが、ルーフォスはすぐに同意した。
「ああ、分かった」
「でしたら、改めて……」
仲直りの握手をしようと右手を差し出すと、ルーフォスはメアリーの手をそっと握り手の甲に口づけをした。
「!?」
ルーフォスは幸せをかみしめるように口元をほころばせている。その『お前は恋する乙女か!?』と突っ込みたくなるような笑顔をみて、メアリーの心臓がなぜか跳ねた。
(うん? あれ?)
おかしいなと思いながらも話題を変える。
「私は貴方のことをこれからどう呼びましょうか? お兄様? ルーフォス様?」
ルーフォスは頬を桜色に染めながら「ルーフォスと呼んでくれ」と返事をする。
「呼び捨てですか?」
「ああ、敬語も使わなくていい」
(うーん……確かに私達、兄妹じゃないしね……)
そう思ったメアリーは「分かったわ。じゃあ、ルーフォス。改めてよろしくね」と言うとルーフォスは胸を苦しそうに抑えた。
「どうしたの? 大丈夫!?」
耳まで赤く染めたルーフォスは、メアリーの心配をよそに「幸せ過ぎて……苦しい」と呟いた。
(あ、相変わらず、私のことが大好きなのね……)
それが分かっても以前のような不快感はなく、なんとなく気恥ずかしい。
「私も、その、ルーフォスのおかげで幸せよ。……逃げ場所を作ってくれてありがとう」
素直な気持ちをルーフォスに伝えると、ルーフォスの青い瞳から涙がこぼれた。
「え!?」
泣きながら「俺が……こんなに幸せになって良いのだろうか?」などと言い出す。
「良いに決まっているでしょう!? これからはもっと幸せになってね! 私も協力するから」
涙で頬を濡らしながら微笑むルーフォスを見て、メアリーは『この人が幸せになるかどうかは、全て私にかかっているのかもしれない……』と思った。
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