人生の行き先

Hanakappa!

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第七話 再演

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「ここは、どこなの?」
「わからない。」
「わからない。」
「わからない。」
「わからない。」
「ここはどこ?」
「私は誰なの?」

私の周りは真っ暗だ。私は探していたんだ。闇という名の過去をもう一つ置いてきたことを。

走っている。何もないくらい闇の向こうへ。
上履きの音が鳴り響いた。まるでハイヒールのように。

すると道のりの長い階段を見つけた。螺旋階段のようだ。
私は最後の力を振り絞って登りきる。

「はっ。はっ。はっ。疲れた。」
一生懸命駆け上がる。
すると木でできた普通のドアがあった。
「どうせここを明けたら戻れるなんて。まさか引っかからないんだから。」

「ガチャっ」
ドアを開けたら待っていたのは病院だった。
「ここは?はっ!?」
私が見つけたのは一つのベッドに寝ていた少女。名前を見ると。

「私だ。」
どうやら私は中学2年生の私の姿を見ることができている。タイムスリップしたということか。

「まだ意識がない。」
血圧と脈などを測る装置があり、顔についている呼吸器の管の先につながれていた。
「ピッピっピー」という音が一定の間隔で流れている。

ドアが動いた。どうやらお母さんが見にきたのだ。
「由香里大丈夫かしら。ってまだ意識は戻ってないのね。ケーキ買ってきたから。置いておくわ。」

実は5年前に心臓の移植手術によって私は亡き妹から心臓を譲り受けたのだが、私が退院する時に医師からこう言われたのだ。

「心臓移植をして完治しましたが、余命宣告があるかもしれません。多分10年は持たないです。もしかしたら5年以内になる可能性があるので気をつけてください。」と。

多分私は死ぬかもしれないと悟っていた時だ。

「私死ぬかもしれないんだ。この時はまだそう思ってなかったのかしら。」
高校生の私は病室にいるあの時の私の隣にずっといる。幽体として。

他の人からは一切見えない。
なので直接触れることができない。
お母さんはずっと私を見ててくれていたんだ。
「早く意識が戻って早く学校に行こう。みんな待ってるから。」とお母さんが言ったのだが、私は虫唾が走ってしまった。
「友達なんていなかったのに。ごめんお母さん学校に行っても嫌な目にあうだけなんだ。」
と、透けていて周りから見えない私の心の叫びだった。

「ごめんね。当時の私。中学ではとんでもない末路を迎えるようになってるんだ。」
まだこのことを経験していない当時の私は眠ったままだが、思いを届けられるといいのだが。

「ごめんなさい。娘にこんな思いをさせるなんて。」お母さんがなぜか泣き出した。
「いや、お母さんが泣くことじゃないんだけどな。」って言いたいけど聞こえないんだった。
それと、ここで何があったのか当時の私は分からなかった為この形で何をしていたのかがわかってしまうのだ。
「私が意識なくて眠っていた時こうやって励ましてくれたんだ。」
 涙の味がした。とても重みのある味だったよ。
手で擦っても、溢れ続けていた。

  そういえばお母さんに聞くのを忘れていた。
この時どのぐらいの期間意識がなかったのかを。

「いつ目覚めるんだろう。でもまだ動けるような気配じゃない。私はどうすればいいんだろう。お母さんに心配かけすぎだ。」
もがき続けていた私だったが、当時の私はこんなことになるなんて知る由もなかったよ。

「え?ここはどこ?」
「由香里!お母さんだよ。見えてる!よかった目が覚めて。」
私が意識を取り戻したのはおよそ1週間後だった。

「私はここから頭の中の記憶にあるんだよね。よく確認しておかないと。」私は思った。
「何のために過去に戻ってきたのかを。」

実は過去に来た理由とは、私が過去に起こした中学校の飛び降り自殺未遂を防ぐためだ。
それが面白くてここに来ているわけじゃない。
もう私が嫌な思いをすることがないようにしたい。そしてお母さんを楽にさせたいことだ。
お母さんが私に何をしてくれていたのかも同時に見ることができるので、過去の記憶を塗り替えることができる。

まず私が意識を戻してからの行動を見ていきたい。まず退院して学校に行くところまでだ。
私の後ろについていけば問題ないだろう。周りから見ることができないから。

学校に来た私は一日中観察していた。
「当時は気づかなかったけど、私こんなにいじめがひどかったんだ。」
あまりにも悪質すぎる。
体育着やスポーツバックがドロドロに濡れている。机にもシャーペンでうっすら書いてあった。
「消えて。あんたなんかいなくたっていいの。」と記してあった。
教科書もぼろぼろになっていた。
この光景を見ていた私は
「こんな感じだったんだ。今の私なら先生に言えてたかな。」
当時の私にいってあげたいよ。
「高校生になったらいい人たちに出会えるよ。」と、信じられないかもしれないけど。

私はこの頃を我慢してきた。
先生にも親にも言わなかった。
暴行はされてないが、トイレの個室から墨汁振りかけられたのはあったかな。でもその時は体育着で制服に着替えられてラッキーだったけど。

「でもどうしたら。」
「当時の私に会えるんだろう。」
「策を思いついた。」

それは帰り道の女子高生と化けてわざと私にぶつかることだ。本人と話すことができる唯一の手段だ。

私はがっかりした。自分が思ってたよりもエスカレートしていたから。
目から熱いものが溢れてきた。
すると私はあることに気づいてしまった。

当時の私のノートにこう書いてあった。
「死にたい、下村中学校の恥さらし。本当にお前は人間か?お前は誰だ?何者だ?」
と記してあった。

多分自分で書いたのだろう。授業中に書いていたということから相当決心が強かったのだろう。ずっとシャーペンを右手に握ったままだった。
気がついたらもう午後3時だった。

  帰りのホームルームにて、
「明日は朝、校庭で朝礼があります。」
「えーーーー嫌だよ。」

「え?明日?」
当時の私は振り向いた。
鋭い目で予定表を見ていた。2年前の私とは思えない。明日私は死のうとしているのよ!自殺未遂をするの?」
「信じられない!早く止めないと!」

私はわたしが歩いている路地の裏でスタンバイした。そして、
「うわぁぁぁぁ!大丈夫?」
「大丈夫です。」
「わたし急いでいるので、」
「ちょっと待って!」
「はい?」


近くの公園で2人は話すことにした。
「お姉さん高校生?」
「うん。私の名前由香里っていうの。」
「奇遇ですね。私も同じ名前です。」
「おお!運命だね?」
「え?まぐれじゃないですか?」
「ねぇ!由香里ちゃん聞いて!あなた明日は学校に来ちゃだめだよ!」
「え?何でですか?」
「だからいっちゃダメなんだって!死ぬんだよ明日!」
「何で明日のことがわかるんですか?そんなこと言わないでください。私帰ります。」
「ちょっと待ってよ。」
中学生の私は走って帰ってしまった。
  でも私は彼女に言えた。明日死ぬということを。朝礼で自殺未遂を防げるといいんだけど。

  当時の私はやけに殺意が湧いたのだ。自分に対して。カッターで自分の顔を切ったり、腕を一突きしたり、血が噴き出るほどの自傷行為が止まらなかったようだ。
だから全身の所々に包帯が巻かれていた。
「私、明日死ぬんだ。」
「自殺未遂か。本当かな?でも明日学校に行ってみてからだな。」

ついにこの日を迎えた。
朝礼の時間だ。私の姿は屋上にあった。
「昨日のお姉さんが言っていたことは間違いじゃなかったんだ。」私は死ぬ覚悟をした。

「きっと私はここで息絶えて死んでみんなが喜んでくれる。」
「ごめん!お母さん!私もあの世行きかも。妹とお父さんのところに会いに行くんだ。」
「せーーーの!」

「待って!!!!」
振り向いたのは高校生の私だった。周りから見えないはずなのに、私は中学校の屋上のコンクリートに足を踏んだ。

「あなたは死んでもいい存在じゃないの!」
「ここに証明する!」
「え?あなたは確かに私を死なせないために昨日の言ってくれたんでしょ?」
「ううん違うよ。私は未来から来たの。2年後のね。」
「2年後・・・。」
「高校2年生か。」
「そうだよ!私は今まであなたと同じいじめを受けてきたわ。だからわかるの!」
「もしかして名前が一緒だったけどそれって。」
「同姓同名、本当にあなたの未来の姿よ。」
「2年後はいじめがなくなってる。友達もできてる。」
「そうなんだ。」
「でも本当にそれが現実にあったとしても今の私にはあり得ないと思うわ。今までだってみんなにどれだけ迷惑がかかったか。」
「でもそれは。」
「いつか自分までをいじめが殺してくれる。」
お二人は軽く口論になってしまったが、屋上の入り口から中学の先生が現れた。何か変なものを持ってる。

「おいおいそこまでだよ!何で死ぬのにここをほおつきあがってんだ!」
「先生!」
「林。お前はなこの中学校の生徒じゃない。誇りでも何でもねーんだよ!」
「早くここから落ちろよ。そして死んで詫びろ!」
先生は刃物を持って、私に向かって突然走ろうとした。
「きゃあ!!!」と怯えていた。

「そういうことだったのか。」
私はようやく思い出した。自分から死にたいと思っていたのではなく、強制的に脅されて死に落とし入れようとしたのか。

「グサっっっっっ!」
奥まで刃物の音が聞こえたよ。
刺されたのは今の私だよ。
当時の私を庇って。
「何であなた私を庇ったの?あっちでは友達もいてうまく行ってるんでしょ?」
「でもいいんだ。これからあんたがいじめのない生活を送って、友達もできるようになるさ。私はそう望んでる。未来の私が死んでも、あなたが高校生で新しい人生を築けばいい。」

「嫌だ!あなたまで逝っちゃうの?」
「あんたが楽しく生きてるんだったら、私は死んでもいいんだよ。」

と言い残して高校生の私は倒れた。

  しかし、粘り勝ちだった。朝礼が終わったのだ。過去の残酷な歴史をこの手で変えてみせた。証明することができたのだ。
  先生は帰っていった。そのあとみんな逮捕されたよ。児童を殺人にまで持って来させた罪でね。
当時の私は、今までみたいに自殺を強要することはない。自由に生きればいいんだ。
  でも時間を取り戻すということはあまりにも無謀すぎたよ。
その結果、私は病院に送られたが、応急処置を済ませ、すぐに病院を後にすることができた。

  しかし、もう時間がない。
あいつに会いに行かなきゃ。
私は、私が当時住んでいた家を探していた。
  私は全力疾走した。あの頃のように。
髪の毛が宙を舞い、制服も風でひらひらと揺れていた。
「私!ごめんね。当時こんな思いして、今まで生きてきたんだもん。早く伝えたい。」
私は涙を流しながら夕焼けの空に向かっていた。
ある交差点に着いた。
「あともうちょっと。」
「誰?私は誰?ついに答えを見つけることができる。」
  信号が赤になっている間に考えていた。どのようにお別れをするのかどうかを。
青になって私は走った。
50メートル走みたいに。
「あれ?」
どうやら家の場所より行き過ぎてしまったのだ。迷子になりかけた。
「さっきの交差点まで戻ってみるか。」
と交差点に戻ってみた。すると、私の家がある住宅街があった。
「もしかしてここにいるのか?」
私は急いだ。タイムリミットが迫っていたから。突然消えると意味がない。
「ここは違う。あっちは?」
私は急いで家を探した。

ある一軒にインターホンを押した。
「由香里ちゃんいますかー。」
ついに見つけることができた。
すると、あの頃の私がドアから出てきた。
「はい。ああこないだはごめん。」
「ううん、全然いいのよ。」
「せめてお礼だけでもさせてよ。」
「お別れを言いにきたんだ。」
「え?なんで?ずっとここにいないの?」
「そういうわけには行かないんだよ。私は自らの過去に帰ってきたんだから、現代に戻らなきゃ。」
「何でここにきたの?」
「いじめからなくすには、過去の自分に戻る必要があるんだ。妹とお父さんを亡くしたあの頃の私みたいにね。だから過去に忘れ物をしててそれを取りに来たって言えばいいかな。」
「高校生は楽しい?」
「うん。楽しいよ。」
2人は楽しく最後の時を過ごした。そろそろタイムリミットだ。
「じゃあね。過去の私。」 
「うん。未来の私。」

2人はこうして別れていった。
私はタイムリミットが迫っているせいか、また謎の闇の中に吸い込まれてしまった。

「うわっっっ!やめてよ!」
周りが真っ暗であの時に戻った感覚だった。
「でも止まるわけには行かない。」
私は元に来た場所を探すために、突っ走った。
必死の形相で。上履きの音がまた聞こえる。
学生の特権かもしれない。上履きなんて。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
「あった。」
私が走った先には、モニターがあった。
そこには椅子と机が散乱してあった。きっと現代に戻ることができたのだろう。

私はまだ暴れていたのか。
みんないない。
しかし、横を見てみると、ある女の子がいた。優奈だった。
「何で逃げないの優奈?そこにいちゃダメなのに。」
でもモニターにいる限り優奈には聞こえない。
「くそっ。」
私は頭を壁にぶつけた。
するとモニター越しに優奈が何かを要求しているみたいだ。ジェスチャーで答えてくれている。
「何?何が欲しいの?」
「君の、手にあるもの、私に、ください、」
「え?もしかして優奈死のうとしてる?」
しかし、命令に従うことができないので言うことを聞かず、闇に包まれた私は、渡してしまった。

「一体何をする気だ。」
「グサっっっっっ!!」
「いやぁぁぁぁぁ!!」私は見てしまった。優奈が自らのお腹に刃物を一突きしたところを。
優奈は何かをいった。私にはわかっていた。
「こ、れ、で、い、い?」と。
優奈は私の痛みでさえも共有してくれた。
私はそのことで号泣してしまった。
「今までの人生の中でこんなに私のために色々してくれるなんて。」

しかし、涙で私の闇の力が消え失せたのだ。
すると悠木先生が現れた。
「由香里大丈夫か?」
「先生!来ちゃダメだよ!」
私は先生に向かって走り、先生を投げ飛ばそうとした。
「おい、何するんだよ。由香里!」
動揺する悠木先生と中でこう叫んでいた私。
「やめてーーーー!!!」
でも止まらない。ついに私は先生を投げ飛ばしてしまった。
先生は黒板にひどく背中を打ちつけて倒れた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やめて!!!!!」私は叫び続けた。
すると私の頬を優奈が叩いたのだ。
「パチーン」と。

実は事前に由香里からカミングアウトを聞いていた。
「私、たまに人格が壊れちゃって、闇に包まれちゃうんだ。その時は私の頬を思い切りビンタしてくれる。」
「うん。わかったわ。」
だから、優奈は私とも友達ではなかったら、何も制御はできなかった。
  優奈のおかげで私は元の姿に戻ることができた。
「由香里!私だよ!よく耐えたね。」
「優奈。よく生きてたね。なんで逃げなかったの?」
「なんでって友達を見捨てるわけには行かないから。まず、私たちは永遠の友達よ。それでいい?」2人は抱きついた。
あと優奈は最近強引になっている気がする。何をするにも。
「でも戻ってきてくれて本当に良かった。本当にあんたの闇って深すぎるよ。」
「そんなこと言わないでよ。そしたら優奈に助けてもらうんだから。」
  すると、逃げていたクラスメイトたちが教室の中に入ってきた。やっぱりまだ怯えてた。
けど、これを機にいじめがなくなった。

 あいつらも定期的に私に話しかけてきてくれるようになったよ。妹とお父さん、そしてあいつにも伝えてあげたいな。

いじめがなくなって、私はとんでもなく嬉しくなった。やっと過去のあの頃の自分に戻ることができたのだ。

「おい、由香里」
「あの、私!」
「やっと犯人見つかったよ。お前のことすごく申し訳なかっただってさ。だからもう気にすんな。もうハッピーに過ごせ。」
「ありがとうございます。悠木先生のおかげです。もしあなたがいなかったら私は、高校三年間暗黒に過ごしていたかもしれません。」

7時限目のホームルームにて、
「おーい。俺を忘れてないか?」
クラスのみんなの笑い声がした。
「ごめんなさい。私突き飛ばしちゃったので。」
「由香里。気をつけてよね。背中にひび入っちゃって、接骨院行きなんだから。」
「ごめんなさい。きっちり接骨院代奢りますので。」
「そこはしなくていいんだぞ。」
「はっっはっっはっっ!」私と先生の駆け引きでみんなは笑いの渦に飲み込まれた。
「でもお前気をつけろよーこの間みたいになったら。」
「はい。はい。気をつけますので。」
こうして私の正真正銘の高校生活を手に入れることができた。

わたしは決して後悔なんかしてない。
むしろやってよかったと思っている。

「由香里ジュース買いに行こう。」
「いいよ。」

第八話に続く
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