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むひ

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戦いとは何か

12話 ダッタン国

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 ダッタン国はイヤザザ地方の西の外れにあるルイ35世が収める国。栄えてるだけあって人が多い。装備をしてる人も多い。何かの中間地点になっているようだった。
 広場の中央で一際黄色い歓声が上がった。
「なんやなんや、アイドルかなんかおるんか」
ポッツはチュラーの制止を振り切り人混みに分け行った。
その中央にはキリッとした端正な顔立ち、サラサラのロングヘアの女性剣士がいた。「キャーー!セイク様ーー!」女性の黄色い歓声が凄い。これは女性に人気があるのも頷ける。
「剣はおままごとに使うんちゃうで」
セイクに聞こえたようだ。セイクはキッとポッツを睨む。
「切り刻んで差し上げましょうか」
セイクの目に殺気が宿った。只者じゃない。ポッツも殺気を出す。セイクは剣の柄に手をかける。不穏な空気に包まれた。
ポッツはフッと気を抜いた。
「わしの返り血で綺麗な顔が台無しになるのは可哀想やからやめとくわ」
「名は」
「ポッツや。覚えといてや」
「剣を交えないことを祈るんだな」
取り巻きのブーイングにポッツはあわわと逃げ出した。
 チュラーがポッツをいさめる。
「お前は楽しそうなことがあるとすぐ飛びつく。何かあったらどうするんだ」
「申し訳ない。けどな、あのセイクとやらかなりの腕やで。仲間になってくれへんかな。あかんわ、わしが怒らせてもうたわ」
確かに離れていてもあの殺気は手に取るように感じた。
エニスが提案する。
「さっきの戦いで謎が増えた。ここは手分けして情報収集してはどうかな」
ジースーがソワソワしている。
「単独行動いえーい!」
「お前はダメ」とチュラーが襟を掴む。
「どうせ迷子になるんだ。ジースーは俺と行動な。明日の正午にまたここで集合しよう」
ジースーがブツブツ言う中。四人は別れた。
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