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むひ

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旅立ちとはまさに出会いである

4話 国ンタッダ

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 ポッツはソワソワしていた。
「大丈夫かなーこんな遠くまで来てモンスターとかに出会ったら大変やで」
チュラーは笑う。
「大丈夫だろ。あの子達も強くなったしこの辺のモンスターなら大丈夫だ。俺達のanythingを込めた武器も持ってきてるしな」
ジースーは「そうだね」と。
「念のために武器持たせてよかったね。あっ、言ってる側から!」
イーモズの前に大ネズミが飛び出した。
ポッツは「任してやー!」と大ネズミを切りつけたがすり抜けて転がり、木に頭をぶつけた。
「痛ったー!なんやねん!!」
「おい、大丈夫か?ポッツ」チュラーが手を差し伸べる。
見るとイーモズが首尾よく大ネズミを片付けていた。
大ネズミが虚無に吸い込まれた瞬間だった。
ゴーン!とポッツの頭に大ネズミが落ちてきた。チュラーは避けた。
「んぎゃぁぁぁー!」
ジースーは吹き出した。
「ポッツ、今日は厄日だね」
「うっさいわ!ほんまなんやねん今日は!」
チュラーは首を傾げる。
「いつも考えていたんだ。マカルの『虚無』に吸い込まれるとどこに行くのか。ここに来るのか。というかここは一体何なんだ?そこだな、問題は」
ポッツは急に真面目な顔をした。
「せやねん、さっき攻撃した時軽くソードウェブ出そうとしたら全く出んかったんや」
「俺もだ。魔法が全く使えない。ジースーは?」
「僕もダメ。悪魔に変身できない。かっこいいポーズ考えてきたんだけどなー。へーんしん!んバッって」
「努力するとこちゃうで!」
「だってかっこいいんだよ!でもさ、ほんとに奇妙なんだよな。全く世界が違うというか、一緒なんだけど違うんだよね」
チュラーは手招きする。
「ほら、イーモズが行ってしまうぞ」
ポッツが起き上がり頭をさすった。
「まあ考えても分からんからな、とりあえず行こうやないの」

『とりあえずナツァーキさんの所に行ってみる?にぃに達と仲良かったし』

「そうやでマカル!ナツァーキに武器を新調してもろたんや。ちゃんと、にぃにの道を辿ってくれるマカルさすがやで!」
しかしイーモズは門番に阻まれていた。
ポッツは「やれやれ」と。
「ほんまこいつはいつまで経っても融通が効かんなー。ナッアーキの事だからタイミングよく現れるんやろうけどな。来たで!ナイスタイミングのイケメンやな!」

『図書館に用事があるとか言ってたから通してあげたんだ。あっ、図書館に行っても無駄だよ。守秘義務があるからね』

チュラーは異変に気づく。
「おい待て、図書館には行ってないぞ」
「せやな、武器を新調しただけやな」
「そうだよなやっぱり変だよな。ちょっとずつ記憶と違ってる。向こうの世界の俺らは何をしたかったんだ」
ジースーは「もしかして」と。
「僕らが調査した歪みと関係があるんだと思う。でもあの感覚は何か思い出しそうなんだよな。マカルを心配してた…か…」

『わ、私ですか!?えー私何か悪いことしたかなー。ひょっとして…にぃにのプディング食べたのバレた…まずい、逃げなきゃ!』

ポッツが反応する。
「なんやて…わしが留守にしてる間に…プディングを…」
マカルが逃げ出す。
「待たんかーーーい!」
ポッツが追いかけチュラーは続ける。
「とりあえずマカルに何か関係がありそうだ、という事は分かった。まだ足りない。ピースが…」
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