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旅立ちとはまさに出会いである
9話 世界とは
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「ねえ、あれじゃない?」
ムーフーは門を見つけた。
死にそうだったマカルは途端に元気になる。
「やったー着いたー!すいませーーーん!」
「待ってよー」とリファーは追いかける。
マカルは門を叩きながら誰か居ないか確認する。
「すーいーまーせーーーーん!」
すると中から声が聞こえた。門が開き中から女性が焦りながら出てきた。
「そんな大きい声出したら御館様が起きてしまします。私はウニョ。どうぞお入りください」
ウニョに通され館に向かう途中ナカムトが鬼の形相で仁王立ちしていた。
「全く!お前ら兄妹はうるさくて敵わん!何回私を起こせば気が済むんだ!」
リファーはハッとする。
「今、兄妹って言いました?兄たちは来たのですか?」
「あいつらもほんと騒がしくて起きてしまったわい。バタバタ聞くだけ聞いてさっさと帰りやがる。全く人の寿命を縮めておいてなんだと思ってるんだ。ほんとに!」
ムーフーは食いつく。
「何を聞いて行ったんですか?教えてください」
ナカムトはチラッとマカルを見る。
「うーん、それは今は言えん」
「なんでですか?お兄ちゃん達いなくなってしまったんですよ!教えてください!」
「いなくなった…か…」
ナカムトは少し考え、手をパンパンと叩き、ウニョにロウソクを持ってこさせた。
「例えばだ」と、ナカムトはロウソクに火をつけた。
「この炎はどこから来たのだ?」
マカルの頭がハテナで埋め尽くされた。
リファーは考える。
「どこから?付けたから?」
ナカムトはふーっと火を消す。
「炎はどこに行ったのだ?」
マカルはムーフーに耳打ちをする。
「このおっさん頭大丈夫かな?」
「ちょっと!おっさんって!」
ナカムトが鬼の形相で睨んだ。
「聞こえてるぞ!」
二人は震え上がった。
「「ごめんなさい!!!」」
ナカムトは続ける。
「まあいい、炎は突然現れた訳では無い。大気中の元素、そしてロウソクの物質、それが他の炎の力を借りてここに存在してるんだ。たまたま火をつけた瞬間、炎として存在しているんだ。消しても炎が無くなった訳では無い。また他の存在に戻っただけなのだ。だから、いなくなったからと言ってそのものが消えた訳では無い。騒ぐな」
マカルは頭を抱え込んだ。
「さっぱりわからないいいいいいい」
「今は分からなくていい。ただ心配するなという事だ。意外と近くにいたりしてな」
ナカムトはイーモズの向こうの一輪の花をチラッと見て笑い、館へ帰って行った。
取り残されたイーモズはポカーンと口を開けていた。
「ほらほら」と、ウニョは背中を押す。
「ご飯の準備ができているわ、食堂へどうぞ。今日はアオインが久しぶりの来客に腕を振るっているの。あなた達のお兄さんは食べずに帰ってしまったから…食べずに帰ったら知らないわよ…」
と、ウインクする。
ムーフーは旅の疲れと空腹でお腹が鳴った。
マカルは茶化す。
「ムーフーが全部食べるって!」
「こら!マカル!余計なことを言わないの!」
リファーはお辞儀をする。
「せっかくなので頂いていきます」
「着替えも用意してきたから着替えて」と、ノーラが寝巻きを持ってきた。
イーモズは改めてお礼を言った。
その夜、みんなが寝静まる頃、マカロはふと目が覚めた。
「なんだろ?胸騒ぎがする。……あっち?」
何かを感じたマカルは感じるままに歩く。すると御堂のような建物に行き着いた。
「ん?ん?ジースにぃの匂いがする」
扉に手をかけるとスーッと開いた。
ドクン
鼓動が早くなる。
ドクン
誘われるまま中に入る。
ドクン
「体が熱い…」
ドクン
「そこを出ろ!!」
ナカムトが入ってきた。
はっと我に返ったマカルは御堂を出る。
地面に崩れるように力が抜けた。
「やはり誘われたか…お前はまだ早い」
「ここは…なんなんですか?」
「言えぬ。それが約束だ。もう寝なさい」
次の日、アオインがオニキリを作ってくれ、送り出してくれた。
山を降りる中、マカルの元気が無いことにリファーは気づいた。
「どうしたのマカル?」
「うううん、何でもないよ。少し疲れたのかな」
「そう、顔色も悪いわ。状態回復魔法かけようか?」
「大丈夫、すぐ治るよ。ありがとうリファー」
「そう、ならいいけど…」
リファーはマカルの目の奥に何かを感じた。
ムーフー二人を振り返りダッタン国が近くなったのを教える。
もう辺りはすっかり暗くなり。遠くからオオカミの遠吠えが聞こえた。
ムーフーは門を見つけた。
死にそうだったマカルは途端に元気になる。
「やったー着いたー!すいませーーーん!」
「待ってよー」とリファーは追いかける。
マカルは門を叩きながら誰か居ないか確認する。
「すーいーまーせーーーーん!」
すると中から声が聞こえた。門が開き中から女性が焦りながら出てきた。
「そんな大きい声出したら御館様が起きてしまします。私はウニョ。どうぞお入りください」
ウニョに通され館に向かう途中ナカムトが鬼の形相で仁王立ちしていた。
「全く!お前ら兄妹はうるさくて敵わん!何回私を起こせば気が済むんだ!」
リファーはハッとする。
「今、兄妹って言いました?兄たちは来たのですか?」
「あいつらもほんと騒がしくて起きてしまったわい。バタバタ聞くだけ聞いてさっさと帰りやがる。全く人の寿命を縮めておいてなんだと思ってるんだ。ほんとに!」
ムーフーは食いつく。
「何を聞いて行ったんですか?教えてください」
ナカムトはチラッとマカルを見る。
「うーん、それは今は言えん」
「なんでですか?お兄ちゃん達いなくなってしまったんですよ!教えてください!」
「いなくなった…か…」
ナカムトは少し考え、手をパンパンと叩き、ウニョにロウソクを持ってこさせた。
「例えばだ」と、ナカムトはロウソクに火をつけた。
「この炎はどこから来たのだ?」
マカルの頭がハテナで埋め尽くされた。
リファーは考える。
「どこから?付けたから?」
ナカムトはふーっと火を消す。
「炎はどこに行ったのだ?」
マカルはムーフーに耳打ちをする。
「このおっさん頭大丈夫かな?」
「ちょっと!おっさんって!」
ナカムトが鬼の形相で睨んだ。
「聞こえてるぞ!」
二人は震え上がった。
「「ごめんなさい!!!」」
ナカムトは続ける。
「まあいい、炎は突然現れた訳では無い。大気中の元素、そしてロウソクの物質、それが他の炎の力を借りてここに存在してるんだ。たまたま火をつけた瞬間、炎として存在しているんだ。消しても炎が無くなった訳では無い。また他の存在に戻っただけなのだ。だから、いなくなったからと言ってそのものが消えた訳では無い。騒ぐな」
マカルは頭を抱え込んだ。
「さっぱりわからないいいいいいい」
「今は分からなくていい。ただ心配するなという事だ。意外と近くにいたりしてな」
ナカムトはイーモズの向こうの一輪の花をチラッと見て笑い、館へ帰って行った。
取り残されたイーモズはポカーンと口を開けていた。
「ほらほら」と、ウニョは背中を押す。
「ご飯の準備ができているわ、食堂へどうぞ。今日はアオインが久しぶりの来客に腕を振るっているの。あなた達のお兄さんは食べずに帰ってしまったから…食べずに帰ったら知らないわよ…」
と、ウインクする。
ムーフーは旅の疲れと空腹でお腹が鳴った。
マカルは茶化す。
「ムーフーが全部食べるって!」
「こら!マカル!余計なことを言わないの!」
リファーはお辞儀をする。
「せっかくなので頂いていきます」
「着替えも用意してきたから着替えて」と、ノーラが寝巻きを持ってきた。
イーモズは改めてお礼を言った。
その夜、みんなが寝静まる頃、マカロはふと目が覚めた。
「なんだろ?胸騒ぎがする。……あっち?」
何かを感じたマカルは感じるままに歩く。すると御堂のような建物に行き着いた。
「ん?ん?ジースにぃの匂いがする」
扉に手をかけるとスーッと開いた。
ドクン
鼓動が早くなる。
ドクン
誘われるまま中に入る。
ドクン
「体が熱い…」
ドクン
「そこを出ろ!!」
ナカムトが入ってきた。
はっと我に返ったマカルは御堂を出る。
地面に崩れるように力が抜けた。
「やはり誘われたか…お前はまだ早い」
「ここは…なんなんですか?」
「言えぬ。それが約束だ。もう寝なさい」
次の日、アオインがオニキリを作ってくれ、送り出してくれた。
山を降りる中、マカルの元気が無いことにリファーは気づいた。
「どうしたのマカル?」
「うううん、何でもないよ。少し疲れたのかな」
「そう、顔色も悪いわ。状態回復魔法かけようか?」
「大丈夫、すぐ治るよ。ありがとうリファー」
「そう、ならいいけど…」
リファーはマカルの目の奥に何かを感じた。
ムーフー二人を振り返りダッタン国が近くなったのを教える。
もう辺りはすっかり暗くなり。遠くからオオカミの遠吠えが聞こえた。
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