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旅立ちとはまさに出会いである
10話 はと界世
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ジースーは屋敷の門が見えるとみんなに嬉しそうに話す。
「懐かしいなー。ここでエニスと修行したんだ。ナカムトはまだ寝てるのかな」
門が開きイーモズが招かれる。門が閉じる前に急いでオーニズ達も入った。
鬼の形相で仁王立ちするナカムトを見つけジースーははしゃぎたくなった。
『バタバタ聞くだけ聞いてさっさと帰りやがる。全く人の寿命を縮めておいてなんだと思ってるんだ。ほんとに!
』
「ねえ、待って、僕ら来てないよね」
チュラーも頷く。
「俺はもう驚かないぞ。慣れてきた」
ポッツも同意する。
「しかし、ナカムトに聞きに来たという事は相当な用事やで。しかも妹たちに言えないくらいの」
ジースーは何かに気づく。
「これって、妹たちに言えないってことなんじゃないかな?もしかしたら妹たちに関係があって言えないとか。ねえ、チュラー」
「その線もあると言えばあるな」
ナカムトがロウソクに火をつけ語り出す。
ポッツの頭にハテナが浮かぶ。
「あのおっさん何言うとんねん」
『聞こえてるぞ!』
「ごめんなさいいいい!あっ、わしちゃうかった」
チュラーが冷たい目で見る。
「ほんとにお前ら兄妹は……」
『意外と近くにいるのかもな…』
ナカムトとプルリの目が合った。
ジースーがプルリを見る。
「ナカムトはプルリが見えるの?」
「知らないのら、見えないはず何らけど、見えてもおかしくはないらよね。ちょっと歪んだかもしれないら」
チュラーがピンとくる。
「もしかしたら何かの拍子にまた戻れる可能性もあるということか?プルリ」
「少し前から何かおかしいらよね。まあ繋がっててもおかしくないらね」
『あなた達のお兄さんは食べずに帰ってしまったから…』
「わしらが食事もせずに帰るなんて相当なもんやな」
チュラーの顔が険しくなった。
「お前が食事もせずに帰るか……おかしい」
「ほんまやな、おかしいで」
「ありえない…」
「チュラー言い過ぎちゃう?」
ジースーはケラケラ笑った。
その夜ジースーは気配で目が覚め外に出る。
「嫌な気配だな…」
虫の音がピタッと止まる。
「マカル?そしてここは…あの御堂…まさか…」
ジースーの心臓も高鳴る。
ドクン
「あの感覚…」
ドクン
マカルが中に入る。
ドクン
「まさか…マカルも…」
ドクン
ナカムトがマカルを引っ張り出した。
『お前はまだ早い』
ジースーにはなんなのかよく分かっていた。
あの中で覚醒するものを。
ジースーの中でうっすらと何かが見えた。
朝、イーモズは送り出されセッツ山を降りる。
ジースーは欠伸をしたのをチュラーが気付く。
「ジースー、寝てないのか?」
「うん、ちょっと気になることがあって…」
「言ってみろよ」
ジースーはちらっとポッツを見た。
「いや、なんでもない。気のせいだよ」
「そうか、それならいいがな。何かあったら言うんだぞ」
「うん、分かったよ」
日も暮れてダッタン国が近くなった。
遠くからオオカミの遠吠えが聞こえた。
「懐かしいなー。ここでエニスと修行したんだ。ナカムトはまだ寝てるのかな」
門が開きイーモズが招かれる。門が閉じる前に急いでオーニズ達も入った。
鬼の形相で仁王立ちするナカムトを見つけジースーははしゃぎたくなった。
『バタバタ聞くだけ聞いてさっさと帰りやがる。全く人の寿命を縮めておいてなんだと思ってるんだ。ほんとに!
』
「ねえ、待って、僕ら来てないよね」
チュラーも頷く。
「俺はもう驚かないぞ。慣れてきた」
ポッツも同意する。
「しかし、ナカムトに聞きに来たという事は相当な用事やで。しかも妹たちに言えないくらいの」
ジースーは何かに気づく。
「これって、妹たちに言えないってことなんじゃないかな?もしかしたら妹たちに関係があって言えないとか。ねえ、チュラー」
「その線もあると言えばあるな」
ナカムトがロウソクに火をつけ語り出す。
ポッツの頭にハテナが浮かぶ。
「あのおっさん何言うとんねん」
『聞こえてるぞ!』
「ごめんなさいいいい!あっ、わしちゃうかった」
チュラーが冷たい目で見る。
「ほんとにお前ら兄妹は……」
『意外と近くにいるのかもな…』
ナカムトとプルリの目が合った。
ジースーがプルリを見る。
「ナカムトはプルリが見えるの?」
「知らないのら、見えないはず何らけど、見えてもおかしくはないらよね。ちょっと歪んだかもしれないら」
チュラーがピンとくる。
「もしかしたら何かの拍子にまた戻れる可能性もあるということか?プルリ」
「少し前から何かおかしいらよね。まあ繋がっててもおかしくないらね」
『あなた達のお兄さんは食べずに帰ってしまったから…』
「わしらが食事もせずに帰るなんて相当なもんやな」
チュラーの顔が険しくなった。
「お前が食事もせずに帰るか……おかしい」
「ほんまやな、おかしいで」
「ありえない…」
「チュラー言い過ぎちゃう?」
ジースーはケラケラ笑った。
その夜ジースーは気配で目が覚め外に出る。
「嫌な気配だな…」
虫の音がピタッと止まる。
「マカル?そしてここは…あの御堂…まさか…」
ジースーの心臓も高鳴る。
ドクン
「あの感覚…」
ドクン
マカルが中に入る。
ドクン
「まさか…マカルも…」
ドクン
ナカムトがマカルを引っ張り出した。
『お前はまだ早い』
ジースーにはなんなのかよく分かっていた。
あの中で覚醒するものを。
ジースーの中でうっすらと何かが見えた。
朝、イーモズは送り出されセッツ山を降りる。
ジースーは欠伸をしたのをチュラーが気付く。
「ジースー、寝てないのか?」
「うん、ちょっと気になることがあって…」
「言ってみろよ」
ジースーはちらっとポッツを見た。
「いや、なんでもない。気のせいだよ」
「そうか、それならいいがな。何かあったら言うんだぞ」
「うん、分かったよ」
日も暮れてダッタン国が近くなった。
遠くからオオカミの遠吠えが聞こえた。
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