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そして出逢いは繰り返す
28話 復活の時
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ムーフーは息を切らす。
「はあはあはあはあ…ここ…かな」
後ろからリファーが追いついた。
「ちょっと待ってよムーフー。一人だけ先に行くのは危ないよ」
「大丈夫だって、巫女がいるだけでしょ?早いとこお願いしないと」
まだ他が来るのを待たずムーフーは祠に入る。
「きゃー!」
ムーフーが祠の中から飛ばされて尻もちを付いた。
リファーは構える。
「誰!?」
祠から鎧がズシーンと音を立てながら出てきた。
「私はロッタ。祠の番人である。立ち去れ」
ムーフーは体勢を建て直し立ち向かう。
「立ち去れと言われて帰るバカがどこにいるの!」
踏み込んだ。早い。一気に間合いを詰める。
ロッタが手を前に出す。
「MTフィールド!」
ロッタの前にドデカい盾が現れ、ムーフーのレイピアを弾いた。
「くっ!もう一回!」
ムーフーは何度でも突進するも弾かれた。
「無駄だ。私の盾は誰にも破られぬ」
ムーフーは何度弾かれても立ち向かった。
リファーは加勢しようと詠唱する。
「リファーは下がって!これは私がやらなきゃいけない気がする。私が破らなきゃいけないの!絶対!絶対!シャラーを助けるんだから!お兄ちゃん力を貸して!」
ムーフーのレイピアから青い炎が立ち上がり盾にぶつかる。
「ん?今少し動いた?行けるかも!」
カーン!カーン!と周りに鉄と鉄がぶつかり合う音が響いた。
ムーフーのレイピアは炎の熱とぶつかり合いで硬く鋭く鍛えられていく。
ロッタも徐々に後ろに押され、盾に窪みができた。
「何だと!私のMTフィールドが押されている。何だこの執念は。それにこのanythingの力」
ムーフーは見た。自分のレイピアから炎が消え模様として刻まれるのを。今やムーフーのレイピアは針のように細く鋭く、そして何よりも硬くなっていた。
「行ける!これならどんな盾でも貫ける!行っけぇぇえええ!」
今までのような音はしなかった。なんの音もせずレイピアは盾を貫通し、ロッタの目の前で止まった。
静寂が訪れムーフーの荒い呼吸だけが響く。
「通して」
ロッタはフッと笑うと空を仰いだ。
「俺の盾を破られるのは初めてだ。はっはっはっは!そうか…よかろう。入れ」
マカルの姿が見えた。
「ちょっと!ムーフー早いよぉ。てかなんでズタボロなの?んでこのおっさん誰!?」
「マカル…私できたよ…一人で…できたの…」
ムーフーは気絶した。
「ムーフー!何があったのよ!リファー回復してあげて!」
リファーは回復をかけながら皆に事の顛末を話した。
「さあ、これでもう大丈夫。あとは目覚めるだけよ」
ロッタは促す。
「着いてこい」
ムーフーはユランが担いだ。中に入ると冷気が漂う。奥の台座には氷の塊が乗っていた。
ロッタが止まる。
「この方が星の巫女だ」
その女性は氷の中にいた。緑の長い髪。うずくまるように寝ていた。
「この氷は千年氷という。ちょっとやそっとじゃ溶かすことができぬ。溶かすことができるのは…」
その時、後から声が響いた。
「ロッタ。もういいぞ。お疲れ様」
ホメイだった。
「これは俺の魔力が実体化したもの。俺が封印した。ムヒコーウェルが吸収したものだ。ムヒコーウェルはこの魔力が欲しかったんだ。だが倒された時解放されたんだが俺はこんな魔力要らなかった。この魔力のおかげで散々な目にあってきたからな。だけどもういいや。もう一回だけ魔力を使ってやる」
と、氷に触れた。氷はみるみる溶け出しホメイは星の巫女と触れた。手と手は混ざり合い、星の巫女はホメイの中に入っていく。ホメイの体は一瞬仰け反り、ホメイの髪と目は緑に変わった。
「あなた達には負けました。その想いの強さに答えましょう。ムヒコーウェルを復活させるには三つの条件があります。魔力と男と女。その三つの生贄により復活します」
リファーが気づく。
「生贄って…もしかして…」
「そう、私とロッタ…」
「そんな!いけません!生贄なんて…」
「それではあなた達がなりますか?」
リファーは黙った。そして口を開く。
「はい。私がなります!」
マカルも続く。
「私もなる!それで皆助かるなら…」
ホメイは微笑む。
「いいのですよ。あなた達にはまだ役目があります。そしてこれが私たちの役目。人はそれぞれ役目があるのです。それが世界の導きというもの。己の役目を全うするのです。ロッタ、準備は良いか?」
「はっ!巫女の赴くまま」
「それでは参ろう」
ホメイとロッタは目を瞑る。
「世界に祝福あれ!」
二人は光に包また。光は柱になり天まで突き抜けた。
自然と皆、祈りを捧げた。世界に祝福あれと。
二人は融合し、光の中に影が見えた。赤いウェーブのかかった長い髪。
ムヒコーウェル。
ムヒコーウェルは目を開く。
「It’s show time!」
「はあはあはあはあ…ここ…かな」
後ろからリファーが追いついた。
「ちょっと待ってよムーフー。一人だけ先に行くのは危ないよ」
「大丈夫だって、巫女がいるだけでしょ?早いとこお願いしないと」
まだ他が来るのを待たずムーフーは祠に入る。
「きゃー!」
ムーフーが祠の中から飛ばされて尻もちを付いた。
リファーは構える。
「誰!?」
祠から鎧がズシーンと音を立てながら出てきた。
「私はロッタ。祠の番人である。立ち去れ」
ムーフーは体勢を建て直し立ち向かう。
「立ち去れと言われて帰るバカがどこにいるの!」
踏み込んだ。早い。一気に間合いを詰める。
ロッタが手を前に出す。
「MTフィールド!」
ロッタの前にドデカい盾が現れ、ムーフーのレイピアを弾いた。
「くっ!もう一回!」
ムーフーは何度でも突進するも弾かれた。
「無駄だ。私の盾は誰にも破られぬ」
ムーフーは何度弾かれても立ち向かった。
リファーは加勢しようと詠唱する。
「リファーは下がって!これは私がやらなきゃいけない気がする。私が破らなきゃいけないの!絶対!絶対!シャラーを助けるんだから!お兄ちゃん力を貸して!」
ムーフーのレイピアから青い炎が立ち上がり盾にぶつかる。
「ん?今少し動いた?行けるかも!」
カーン!カーン!と周りに鉄と鉄がぶつかり合う音が響いた。
ムーフーのレイピアは炎の熱とぶつかり合いで硬く鋭く鍛えられていく。
ロッタも徐々に後ろに押され、盾に窪みができた。
「何だと!私のMTフィールドが押されている。何だこの執念は。それにこのanythingの力」
ムーフーは見た。自分のレイピアから炎が消え模様として刻まれるのを。今やムーフーのレイピアは針のように細く鋭く、そして何よりも硬くなっていた。
「行ける!これならどんな盾でも貫ける!行っけぇぇえええ!」
今までのような音はしなかった。なんの音もせずレイピアは盾を貫通し、ロッタの目の前で止まった。
静寂が訪れムーフーの荒い呼吸だけが響く。
「通して」
ロッタはフッと笑うと空を仰いだ。
「俺の盾を破られるのは初めてだ。はっはっはっは!そうか…よかろう。入れ」
マカルの姿が見えた。
「ちょっと!ムーフー早いよぉ。てかなんでズタボロなの?んでこのおっさん誰!?」
「マカル…私できたよ…一人で…できたの…」
ムーフーは気絶した。
「ムーフー!何があったのよ!リファー回復してあげて!」
リファーは回復をかけながら皆に事の顛末を話した。
「さあ、これでもう大丈夫。あとは目覚めるだけよ」
ロッタは促す。
「着いてこい」
ムーフーはユランが担いだ。中に入ると冷気が漂う。奥の台座には氷の塊が乗っていた。
ロッタが止まる。
「この方が星の巫女だ」
その女性は氷の中にいた。緑の長い髪。うずくまるように寝ていた。
「この氷は千年氷という。ちょっとやそっとじゃ溶かすことができぬ。溶かすことができるのは…」
その時、後から声が響いた。
「ロッタ。もういいぞ。お疲れ様」
ホメイだった。
「これは俺の魔力が実体化したもの。俺が封印した。ムヒコーウェルが吸収したものだ。ムヒコーウェルはこの魔力が欲しかったんだ。だが倒された時解放されたんだが俺はこんな魔力要らなかった。この魔力のおかげで散々な目にあってきたからな。だけどもういいや。もう一回だけ魔力を使ってやる」
と、氷に触れた。氷はみるみる溶け出しホメイは星の巫女と触れた。手と手は混ざり合い、星の巫女はホメイの中に入っていく。ホメイの体は一瞬仰け反り、ホメイの髪と目は緑に変わった。
「あなた達には負けました。その想いの強さに答えましょう。ムヒコーウェルを復活させるには三つの条件があります。魔力と男と女。その三つの生贄により復活します」
リファーが気づく。
「生贄って…もしかして…」
「そう、私とロッタ…」
「そんな!いけません!生贄なんて…」
「それではあなた達がなりますか?」
リファーは黙った。そして口を開く。
「はい。私がなります!」
マカルも続く。
「私もなる!それで皆助かるなら…」
ホメイは微笑む。
「いいのですよ。あなた達にはまだ役目があります。そしてこれが私たちの役目。人はそれぞれ役目があるのです。それが世界の導きというもの。己の役目を全うするのです。ロッタ、準備は良いか?」
「はっ!巫女の赴くまま」
「それでは参ろう」
ホメイとロッタは目を瞑る。
「世界に祝福あれ!」
二人は光に包また。光は柱になり天まで突き抜けた。
自然と皆、祈りを捧げた。世界に祝福あれと。
二人は融合し、光の中に影が見えた。赤いウェーブのかかった長い髪。
ムヒコーウェル。
ムヒコーウェルは目を開く。
「It’s show time!」
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