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命令
しおりを挟む戦争中、敵国に捕まってしまった。
収容所の中では、粗末な食事、虐待を日常的に受け
一緒に送られた仲間達は弱い奴から、次々と死んでいき、次は私の番かと、力尽き倒れ、静かに瞼を閉じた。
「Watch where you're going!」(前を見て歩け)
拙い英語が聞こえ思わず見上げると、軍服を着た日本兵の男が視界に入り、そして、目を合わせず、そのまま真っ直ぐ去っていった。
私は、悔しさから叫び声をあげ、立ちあがる
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