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プロローグ
しおりを挟むいつも彼には届かない
また伸ばしてみる
そんな夢を最近みる
結局彼に
私の手が届く事はなかった
彼に会えなくなってもう随分経つ
”今彼は何をしているんだろう”
私は小さな事務所を経営している
いわゆる何でも屋さんてやつ
そこに一本の電話がかかってきた
その電話を取らなければよかった
なぜなら彼を
探し出さなければならなく
なったから
彼にまた会える嬉しさもあった
けれどその想いよりも
また彼を捕まえることも
触れることもできないのではないかと言う不安の方が大きかった
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