こちらに、サインをお願いします。(笑)

どくどく

文字の大きさ
3 / 41

3・・・はじめてのおt、「「契約!」」

しおりを挟む
そして僕は、[契約書]を発動させた、すると折りたたまれた状態の契約書が僕の目の前に出現した。
 といってもこれは見た目ただの真っ白い紙なのだが

「スキルで出した契約書は本来1時間ほどで消えてなくなってしまいますが、そこに契約と契約者両名のサインを書くことで普通の紙の様にずっと存在し続けます。しかし契約書を破いたり燃やしたりするとすぐに消えてしまいます。」
「なるほど」
そういって僕は出した契約書を真ん中から破いた。すると契約書が一瞬光り消えて無くなった。

「大体わかりました。それではさっそく契約書を書いてきます。内容は僕が街中で 自分の身元を明かしさわいだりしない、 
そしてそちら側は、その対価とし1カ月分の生活費と、僕の命に関わるようなことは絶対にしない、とこれでよろしいですか?」


「ええ問題はないですが。先ほども言いましたがこの契約に力はありませんよ?本来の[奴隷契約]であれば契約書を作り[奴隷契約]のもう一つの能力[血の儀式]を使い、主人になる方の血で契約書と首輪の魔道具をリンクさせて違反者に首輪が締まる、と言うような罰が与えられる。そういう強制力を持たせる訳ですから。」

ハーゲンはうんざりする様な眼で僕の事を見ていた。


「でわ契約違反の際はその都度 それに見合った物を徴収をいたします。と、 どうぞ確認してください」

とハーゲルの話を流しながら契約書を作って行く。あとは承諾しサインをもらうだけとなった時に

「はい、そういえばこの契約書もそうですが、タカイシ様はなぜこの世界の言語を理解されているのですか?
この世界の言語、読み書きは 女神様の加護を受けた異世界の職業がなければ使えないと聞いておりますが?」

「んッ!! いや、僕にもさっぱりですね、多分女神さまも加護が受けられなかった(・・・・)、 僕の為に、スキルや職業ではなく記憶というかたちで言語を授けてくれたのかと思います。」

「おお!そうでしたか確かに言語習得スキルを持っていなくても記憶にあれば使うことができますね!まあ他にも他種族が専用の言語を使ったりしますが我々人間は、下賤の輩の使う言語など不要ですからな!」

「はい、女神様には感謝していますよハハハハハ。それではそろそろ」

そういって僕は、ハーゲンにペンを渡した 


 「こちらに、サインをお願いします(笑)」
そして僕は、望み手に入れた力(契約)を初めて使った。 

それから僕は、1か月分の生活費を渡されて城から追い出されたのだ 
(みんなどんどん強くなって(貯蓄を増やして)くれよ全部僕が吸い尽くしてあげるからね)
 二ヤニヤ 僕は自然と緩む顔を押えながら街へと向かった

(契約に力がない?契約が無意味?そんな事あるわけないだろ・・・・だって僕にとっては、契約こそが最も意味のある最強の力なんだから。)

これからが楽しみだねなぁ(笑)

《固有技能》

 契約書(悠)
効果 
 契約時、他者からの強制的な契約を拒絶できる。
 相手の言語、読み書きが使用できるようになる。
 このスキルに関する報告と確認は、オリジナルのシステムメッセージが音声により知らせる

現在、持っている財産を支払うことで能力が解放される。 別途個別解放条件有り。
 《????》
 《????》
 《????》
解放済み
[能力]

《契約書制作》

契約書を書くための紙を出すことができる。契約書を出すときには形、形状、出す場所を自由に変えられる。 
一度契約を成立し他者と交わした契約書は 破棄されていない限り、契約内容のみ契約書に複製することができる
契約が成立せずに一時間が経つと紙は消える。
契約の際、明確な罰則事項を書き込まなかった場合、契約に応じて妥当な額に決められる
ただしこれらは署名済みの契約書が破棄された場合全て無効となる


《身分証明》

契約を交わす相手の身分を証明する情報を確認することができる。
自分が思う相手の財産を確認できる。
契約による徴収分罰則分を確認できる。
契約書を通じで契約相手のステータス情報を常に得られる


《強制徴収》

契約書をかいした、契約にのみ発動。
契約に従い確認できる相手の持っている財産を強制的に徴収できる。
相手は徴収の際 支払い分が知らされる(ただし支払意識のない相手には、徴収を知られない。)


《正当署名》

認識している相手の殺意の有無が分かる。
相手が殺意を持ち自分に対して殺人行動をとってきた際に、強制的に契約書に署名される
ただしこの《正当署名》では、一人に対して複数の契約は出来ない
《正当署名》による書かれた契約書は、相手が死亡すると消滅する。

《プール》
持ち物を別空間に収納する事が出来る。
空間内は、他者、空間、時間干渉を受けない
ただし資産でなければならない。また生物は、資産とは、みなされない。


[職業]

異端の契約士

神との契約を破棄した者。
他者からの加護や束縛を拒絶する。
この[職業]は神からの介入ができないため、他者から確認できない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢

さら
恋愛
 名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。  しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。  王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。  戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。  一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

処理中です...