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6・・・スラム街へ行こう!
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そうして上機嫌で宿に着いた僕は、ステータスを確認していた。
「襲ってきた奴のステータスの確認していなかったな。魔法は無し、スキルが二つで隠密、短剣術だけだったのか」
と、確認していると
〈今現在、契約中の徴収ポイントが、契約者の支払い可能額を超えました強制徴収を発動しますか?〉とアナウンスが流れた。
(ハーゲンの分かずいぶん速かったな。)
もちろん――(YES!)
《身分証明》
ユウ・タカイシ
[職業]
無し(異端の契約士)
LV 1
HP:1420
MP:1250
攻撃力:128
防御力:138
俊敏力:145
魔力:140
運:95
[魔法]
神聖魔法LV2(10/50) 総20ポイント
火魔法LV2(40/50) 総50ポイント
[スキル]
鑑定LV8(290/4800) 総5000ポイント
作法LV5(55/600) 総565ポイント
看破LV5(550/600) 総1060ポイント
短剣術 LV4(67/300) 総277ポイント
偽装LV7(1500/2400)総3810ポイント
隠蔽LV7(1500/2400)総3810ポイント
隠密LV3(103/150) 総163ポイント
[固有技能]
契約書(悠)
称号
(異端の契約士)
となっていた
「おおー結構上がったなステータスもスキルまで丸々すべてプラスされているのか」
徴収ポイントは、各ステータス値別でカウント。徴収ポイントは、加算されるたびに《強制徴収》が可能になる。そして所有の財産が満額なると全徴収の確認メッセージが流れるようだ。
「となるとハーゲンは今、全スキル、ステータス0か?プッ、あれだけ不気味な物を見るような目をしていたが今は自分がそうなっている。プッ、クスクス
やっぱりスラムに行ったかいがあったな。さて明日もスラムに行けば何かいい事が有るのかな?あハハハハ!!!」
この時の僕は、浮かれながら明日の計画を考えながら眠りについた。
そして翌朝ボロの服に着替えた僕は、スラムをウキウキしながら歩いていた。
すると、前からひとりの男が近寄ってきた。
「おいお前、ちょっと待て。こんな所で一人か? あぶねーぞー?ここは危険だから、俺に付いてい、ここより安全な場所につれていってやるからよ」
と声をかけてきた。だが俺には相手の殺意の有無がわかる。
これは直接殺す気が無くても結果として殺してしまうという可能性のある行動をした時点で、わかってしまうのだ、多分こいつも昨日の奴みたいに僕を売るきなんだろう。
「いえ結構です。急いでますので」
そういって相手とは逆方向に歩きだした。
「ちょっと待て!! やさしくしてるうちにしたがっとけよ!!」
そう言って僕の肩を押えてきたそして僕は
≪殺意を確認、殺人行動と認定《正当署名》を発動可能です。≫
(はい、正当署名実行っと)
〈確認、スキル《正当署名》により契約成立しました〉
そして契約違反のアナウンスが流れるはずだった
(よし!徴収ポイント確認!!)
〈契約違反を確認できません、よって徴収ポイント0です。〉
「はっ!?」
どういうことだ、これは
「おっ、なんだ?今頃ビビったか?でもなもう遅いぞ、これからお前は俺の兄貴の所に連れていく!そこでお前は奴隷になるんだ!!残念だったな!! 」
そういって僕の腹をおもいっきし蹴りあげた
「なんで?」
僕は相手に確かに契約を結ばせた、契約書も傷つけられないように《契約書制作》で作って服の下つまり腹に巻くようにに出した、契約書は僕に触れて居る所ならどこからでも出せる。
だから相手も契約書の存在は知らないはずだ。《正当署名》も相手に気付かれてないはず。知っていたとしても抵抗なんて出来るはずはないし契約書が破棄されない限り契約は有効の・・まずい!!今腹を蹴られたが、契約書は無事か!?い、いや蹴られたのは徴収確認した後のはずだ・・・
そして僕は確認するため相手に《身分証明》を使った
《身分証明》
キーン
[職業]
無職
年齢:30
LV18
HP:220
MP:100
攻撃力:44
防御力:39
俊敏力:46
魔力:20
運:30
[魔法]
無し
[スキル]
弓術LV2(11/50) 総21ポイント
罠解錠LV3(57/150) 総117ポイント
罠探知LV3(43/150) 総103ポイント
罠設置LV3(48/150) 総108ポイント
[固有技能]
無し
となっていた。
(・・・って無職!しかも弱っ!!)
・・・これはつまり契約上相手に対して死の危険が無いため契約違反にはならなかった。ということなのか?
「・・・は、はは。そういうことかよクククク、でも弱すぎて徴収できなかったとかククク。」
(でもどうにかして俺に有利な契約を結べないかな。こいつの財産もったいないな)
「今よッ、弱いっつったか!!何ぶつぶつ言ってやがるンだ。コラ!!」
そういってキースは今度は顔を殴りに来た。だが相手の俊敏力:46にたいして僕は145だ3倍以上違うのだ 見えていれば楽によけられる。
「てめーー!!逃げんてんじゃねーぞッコラァ!」
そういってキースは懐からナイフを取り出し突きだした。
「殺すぞ!」
僕は余裕を持ってナイフをかわして手首をつかみひねり上げ。ナイフを奪い取った。
「で?これでおわり?」
「てめー!!」
そこから何度も相手の攻撃を躱して奪い取ったナイフを相手の前に突き付け動きを止める。そんな事を繰り返していた、スキル短剣術の影響か初めて使うナイフも簡単に扱え戦闘訓練のようで楽しくなっていたのだ。
だが、時間が経つにつれ僕は相手にたいして攻撃ができなくなっていった。
当たり前だこのステータス差でナイフでの攻撃なんかしたら、相手が致命傷を負わせてしまうかもしれない。急所を外し相手を行動不能にする場所なんてわかるはずがない。
これじゃ一歩間違えば殺してしまう。
(それはまずいだろ)
そんな簡単に人が殺せるわけがない。殺して良いわけが無い。
そうして
「もうわかっただろ!お前は、僕には勝てないもう勝負は終わったんだ!!殺しちうだろうが!!だからさっさと僕の前から、消えてくれ!」
そう言って相手にナイフを向けたすると。
「ハァハァ、あーもう終わっよ。(ニタァー)ようやくなぁ!」
と男が不気味に笑ったと思ったら急に頭の中で火花が散った。
ゴヅッ
「ッ!!―」
そして後ろから
「キーンてめえ、なにこんな奴相手に遊んでやがんだおめーは!」
「す、すいませんグリス兄貴、でもこいつ結構すばしっこくて捕まらなかったんですよ!ガイス兄貴も信じてください」
「はははは言いわけはいいよ」
どうやら僕は後ろから殴られたようだ。
僕は、すぐに頭を押さえながら立ち上がった。
「おっ?立てるのか、結構頑丈じゃねーか、こりゃ、高く売れそうだな」
「はははは、まあキーンが手に負えなかっただけはあるかな?」
そこには、でかい斧を担いだ筋肉男と ヘラヘラしながら蛇の様な眼でこっちを見ている体の細い男がいた。
「おい多少痛めつけてさっさと売りにいくぞ!」
「はははは、やりすぎないで下さいよ兄貴」
「逆転だな!!ガキィー!!」
そう言って三人は殴りかかって来た
(まずいな力がはいらない。っく!!しかもうまくスキルが発動しない)
それから何分経っただろうか、僕はふらふらになりながら立っていた 三人がかりで死角から攻撃され ナイフでの攻撃はぜんぜんあたらない。
(クソっ、後からきたこの二人さっきの奴とは別格だな)
と無傷の二人を警戒する
「結構粘ったがもう終わりだな。それにしても、あれだけ打たれ強いくせに攻撃はぜんぜんだったな!!ガハハハハ」
「ははははは兄貴こいつ、俺等を殺さないように攻撃していたみたいですよ?キーンに向かって殺しちまうって言ってたようだし」
「は?なんでそんなことする?・・・ふん、まあどうでもいい速くこいつを売りに行くぞ」
そんな話をしている2人を注意していると、後ろから殺意を感じた。
「さっきはよくも遊んでくれたなぁ!!油断してんじゃねぇぞ!!」
キーンが、隙を見て後ろから近付いて来ていたのだ。
キーンは、拳を振り上げ僕の顔を狙って振り下ろした。
(くっ、分かっている見えている、だが体は思うように動かない、殴られたせいで目もちゃんと開けない。だから僕は、なんとか相手ともつれ合うように倒れこんだ。
「ぎゃ!!・・・フー ぁ、フィー ぁ、フー ぁ、」
というキーンの声が聞こえてきた 僕は顔をあげキーンを見た。
するとキーンの喉には先ほど僕が握っていたナイフがささっているそしてその喉から空気の漏れる音が聞こえてきていたた
「・・・・・・ハっうっあ、あ、あ、ああ!!! なんで!なんっ!!!う、げえぇぇ――――」
自分がやってし待った事を理解した僕は、キーンと自分の手についていた血を見て吐いてしまった
「あーあ、キーンの奴へましやがった、せっかく自分の見つけた獲物だったのにな」
「ははははしょうがないでしょう?それにこれでこいつを売った取り分が増えたんだから」
「まっそうだなガハハハハ」
そういってショックで動けない僕を引きずって歩きだした。足を持って引きずられる僕は考えがまとまらず茫然としていた。
・・・そして僕は、
「なんで、なんでだ?なんでそんなに平気なんだ!仲間だろ仲間が死んだんだぞ!」
「あ?殺したのはお前じゃねーか何急に言ってんだ? それに俺等はおまえの敵だろうが!何だお前? もう黙って売られる準備でもしてろ!!」
(敵?僕の敵?だから僕がこんな目にあっているのか?敵を殺せなかったから?怖がったから?こんな気持ちにさせられているのか? ・・・・・何で!何でだよ!!僕は、戻れると思っていたんだ。戻りたかっただけだったんだ!!・・・楽しかったあの頃に 何度も何度も踏みにじられた僕の夢・・・
きっといつか戻れるそう願っていたんだ。母さんがいて、 友達とバカやって、 父さんも笑顔でいて、そんな当たり前だったあの頃に、 ぼくは・・・ぼくは・・・ぼくは・・・諦めたふりして。平気な振りして。隠れてずっと・・・願っていたんだ
あははははは!!!・・・なんだ僕は!! 力を手に入れたのに!復讐すると決めたのに!ただ引きずっていただけじゃないか!――――― ああ、・・・感謝するよ。こんな素晴らしい能力をくれたこの世界を!、復讐を可能にするこの世界の常識を!! 僕は受け入れよう、この世界で生きていくことを! 僕が望んだこの力を! もう後戻りはしない!覚悟なんていらない!!僕は決めた!!この力で!!出来る限りをやりつくす。
ぼくは・・・僕は・・・・ 俺は!!俺の自由の為に生きていく!!誰にも縛られない!俺が、俺以外のすべてを縛るこの力で!!)
さー始めよう俺の自由のための一歩を
俺は自分の今持っているステータスを全て徴収ポイントに変換した。
〈スキル《正当署名》により2名との契約が成立しました〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉・・・
そして
〈《強制徴収》によりガイズのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズのステータスMPを獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータスMPを獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズのステータス筋力を獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータス筋力を獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータス筋力を獲得〉
・
・
・
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]無魔法LV3を獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]火魔法LV2を獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]土魔法LV3を獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]水魔法LV5獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]風魔法LV5獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]闇魔法LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]腕力上昇LV7獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]斧術LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]格闘術LV4獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]見切りLV4獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]魔力上昇LV4獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]MP回復上昇LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]偽装LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]詠唱破棄LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]罠設置LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]罠探知LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]解錠LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]弓術LV2獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[固有技能]バーサーカー獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[固有技能]無詠唱(闇)獲得〉
〈相手の徴収ポイント、支払い限界を超えました〉
(さっきのキースの分も入って来たな。まだ死んでなかったのか?・・・まいいか。このでかい斧を背
負っているのがガイズでヘラヘラしていたのがグリスか
うんもう覚えなくてもいいな、別に)
徴収が終わると俺を引きずっていた2人が同時に地面へ引っ張られるように崩れ
座り込んだような形になった。そして立ち上がった俺と目があう
「な、に、が」「!!!!」
HPが0になると動けない、力が入らなくなる。まあ攻撃もされずにHPがゼロになることは普通はないから半信半疑だったが。
そして俺は、ガイズとグリスの喉に手を置く
「俺が奪い、吸い尽くしただけだ。・・・礼は言っておく」
そうして俺は両手に力を入れた
「「ゴギッ!」」
「ごちそうさま。・・・・さあ帰るか」
俺は、首が垂れ下がった死体を放置して宿屋へと帰った
《身分証明》
ユウ・タカイシ
[職業]
無し(異端の契約士)
LV1
HP:3600
MP:3470
攻撃力:327
防御力:287
俊敏力:220
魔力:280
運:176
[魔法]
無魔法LV3(90/150) 総150ポイント
神聖魔法LV2(10/50) 総20ポイント
火魔法LV3(30/150) 総90ポイント
水魔法LV5(210/600) 総720ポイント
風魔法LV5(230/600) 総740ポイント
土魔法LV3(140/150)総200ポイント
闇魔法LV6(60/1200) 総1170ポイント
[スキル]
腕力上昇LV7(0/2400)総2310ポイント
斧術LV6(70/1200) 総1180ポイント
格闘術LV4(290/300) 総500ポイント
短剣術LV4(67/300) 総277ポイント
弓術LV2(40/50) 総50ポイント
見切りLV4(150/300) 総360ポイント
魔力上昇LV4(180/300) 総390ポイント
MP回復上昇LV3(80/150) 総140ポイント
偽装LV8(1500/4800)総6210ポイント
隠蔽LV7(1600/2400)総3810ポイント
罠設置LV3(148/150) 総208ポイント
罠感知LV3(148/150) 総208ポイント
罠解錠LV3(145/150) 総205ポイント
鑑定LV8(290/4800) 総5000ポイント
作法LV5(55/600) 総565ポイント
看破LV5(550/600) 総1060ポイント
詠唱破棄LV3(43/150) 総103ポイント
隠密LV3(103/150) 総163ポイント
[固有技能]
契約書(悠)
バーサーカー
無詠唱(闇)
ここからは、スキル説明のみ
[斧術]武術系スキル 斧系武器での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[弓術]武術系スキル 弓での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[格闘術]武術系スキル 無手での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[腕力上昇]ステータス上昇系。攻撃力の数値に補正。ただしレベル依存。
[見切り]技能系 攻撃を予測が線で見える。ただしレベル依存。
[作法]技能系 相手からの印象に補正がかかる。 ただしレベル依存。
[隠蔽]特殊系 自分のステータスを隠す事が出来る。
[偽装]の習得率上昇。ただしレベル依存。
【固有技能】
特殊な条件でのみ獲得する事が出来る。
基本的に能力プラスステータスに補正がかかる。
レベル表記無し、ただ固有技能の中でランクが存在している。
【バーサーカー】
怒りの感情の分だけステータスのHP、筋力、防御力にプラス補正。ただし制御不可
【無詠唱(闇)】
詠唱破棄の上位互換、闇魔法のみ魔法詠唱一切、必要としない。威力倍増。ただし闇魔法のみ。
「襲ってきた奴のステータスの確認していなかったな。魔法は無し、スキルが二つで隠密、短剣術だけだったのか」
と、確認していると
〈今現在、契約中の徴収ポイントが、契約者の支払い可能額を超えました強制徴収を発動しますか?〉とアナウンスが流れた。
(ハーゲンの分かずいぶん速かったな。)
もちろん――(YES!)
《身分証明》
ユウ・タカイシ
[職業]
無し(異端の契約士)
LV 1
HP:1420
MP:1250
攻撃力:128
防御力:138
俊敏力:145
魔力:140
運:95
[魔法]
神聖魔法LV2(10/50) 総20ポイント
火魔法LV2(40/50) 総50ポイント
[スキル]
鑑定LV8(290/4800) 総5000ポイント
作法LV5(55/600) 総565ポイント
看破LV5(550/600) 総1060ポイント
短剣術 LV4(67/300) 総277ポイント
偽装LV7(1500/2400)総3810ポイント
隠蔽LV7(1500/2400)総3810ポイント
隠密LV3(103/150) 総163ポイント
[固有技能]
契約書(悠)
称号
(異端の契約士)
となっていた
「おおー結構上がったなステータスもスキルまで丸々すべてプラスされているのか」
徴収ポイントは、各ステータス値別でカウント。徴収ポイントは、加算されるたびに《強制徴収》が可能になる。そして所有の財産が満額なると全徴収の確認メッセージが流れるようだ。
「となるとハーゲンは今、全スキル、ステータス0か?プッ、あれだけ不気味な物を見るような目をしていたが今は自分がそうなっている。プッ、クスクス
やっぱりスラムに行ったかいがあったな。さて明日もスラムに行けば何かいい事が有るのかな?あハハハハ!!!」
この時の僕は、浮かれながら明日の計画を考えながら眠りについた。
そして翌朝ボロの服に着替えた僕は、スラムをウキウキしながら歩いていた。
すると、前からひとりの男が近寄ってきた。
「おいお前、ちょっと待て。こんな所で一人か? あぶねーぞー?ここは危険だから、俺に付いてい、ここより安全な場所につれていってやるからよ」
と声をかけてきた。だが俺には相手の殺意の有無がわかる。
これは直接殺す気が無くても結果として殺してしまうという可能性のある行動をした時点で、わかってしまうのだ、多分こいつも昨日の奴みたいに僕を売るきなんだろう。
「いえ結構です。急いでますので」
そういって相手とは逆方向に歩きだした。
「ちょっと待て!! やさしくしてるうちにしたがっとけよ!!」
そう言って僕の肩を押えてきたそして僕は
≪殺意を確認、殺人行動と認定《正当署名》を発動可能です。≫
(はい、正当署名実行っと)
〈確認、スキル《正当署名》により契約成立しました〉
そして契約違反のアナウンスが流れるはずだった
(よし!徴収ポイント確認!!)
〈契約違反を確認できません、よって徴収ポイント0です。〉
「はっ!?」
どういうことだ、これは
「おっ、なんだ?今頃ビビったか?でもなもう遅いぞ、これからお前は俺の兄貴の所に連れていく!そこでお前は奴隷になるんだ!!残念だったな!! 」
そういって僕の腹をおもいっきし蹴りあげた
「なんで?」
僕は相手に確かに契約を結ばせた、契約書も傷つけられないように《契約書制作》で作って服の下つまり腹に巻くようにに出した、契約書は僕に触れて居る所ならどこからでも出せる。
だから相手も契約書の存在は知らないはずだ。《正当署名》も相手に気付かれてないはず。知っていたとしても抵抗なんて出来るはずはないし契約書が破棄されない限り契約は有効の・・まずい!!今腹を蹴られたが、契約書は無事か!?い、いや蹴られたのは徴収確認した後のはずだ・・・
そして僕は確認するため相手に《身分証明》を使った
《身分証明》
キーン
[職業]
無職
年齢:30
LV18
HP:220
MP:100
攻撃力:44
防御力:39
俊敏力:46
魔力:20
運:30
[魔法]
無し
[スキル]
弓術LV2(11/50) 総21ポイント
罠解錠LV3(57/150) 総117ポイント
罠探知LV3(43/150) 総103ポイント
罠設置LV3(48/150) 総108ポイント
[固有技能]
無し
となっていた。
(・・・って無職!しかも弱っ!!)
・・・これはつまり契約上相手に対して死の危険が無いため契約違反にはならなかった。ということなのか?
「・・・は、はは。そういうことかよクククク、でも弱すぎて徴収できなかったとかククク。」
(でもどうにかして俺に有利な契約を結べないかな。こいつの財産もったいないな)
「今よッ、弱いっつったか!!何ぶつぶつ言ってやがるンだ。コラ!!」
そういってキースは今度は顔を殴りに来た。だが相手の俊敏力:46にたいして僕は145だ3倍以上違うのだ 見えていれば楽によけられる。
「てめーー!!逃げんてんじゃねーぞッコラァ!」
そういってキースは懐からナイフを取り出し突きだした。
「殺すぞ!」
僕は余裕を持ってナイフをかわして手首をつかみひねり上げ。ナイフを奪い取った。
「で?これでおわり?」
「てめー!!」
そこから何度も相手の攻撃を躱して奪い取ったナイフを相手の前に突き付け動きを止める。そんな事を繰り返していた、スキル短剣術の影響か初めて使うナイフも簡単に扱え戦闘訓練のようで楽しくなっていたのだ。
だが、時間が経つにつれ僕は相手にたいして攻撃ができなくなっていった。
当たり前だこのステータス差でナイフでの攻撃なんかしたら、相手が致命傷を負わせてしまうかもしれない。急所を外し相手を行動不能にする場所なんてわかるはずがない。
これじゃ一歩間違えば殺してしまう。
(それはまずいだろ)
そんな簡単に人が殺せるわけがない。殺して良いわけが無い。
そうして
「もうわかっただろ!お前は、僕には勝てないもう勝負は終わったんだ!!殺しちうだろうが!!だからさっさと僕の前から、消えてくれ!」
そう言って相手にナイフを向けたすると。
「ハァハァ、あーもう終わっよ。(ニタァー)ようやくなぁ!」
と男が不気味に笑ったと思ったら急に頭の中で火花が散った。
ゴヅッ
「ッ!!―」
そして後ろから
「キーンてめえ、なにこんな奴相手に遊んでやがんだおめーは!」
「す、すいませんグリス兄貴、でもこいつ結構すばしっこくて捕まらなかったんですよ!ガイス兄貴も信じてください」
「はははは言いわけはいいよ」
どうやら僕は後ろから殴られたようだ。
僕は、すぐに頭を押さえながら立ち上がった。
「おっ?立てるのか、結構頑丈じゃねーか、こりゃ、高く売れそうだな」
「はははは、まあキーンが手に負えなかっただけはあるかな?」
そこには、でかい斧を担いだ筋肉男と ヘラヘラしながら蛇の様な眼でこっちを見ている体の細い男がいた。
「おい多少痛めつけてさっさと売りにいくぞ!」
「はははは、やりすぎないで下さいよ兄貴」
「逆転だな!!ガキィー!!」
そう言って三人は殴りかかって来た
(まずいな力がはいらない。っく!!しかもうまくスキルが発動しない)
それから何分経っただろうか、僕はふらふらになりながら立っていた 三人がかりで死角から攻撃され ナイフでの攻撃はぜんぜんあたらない。
(クソっ、後からきたこの二人さっきの奴とは別格だな)
と無傷の二人を警戒する
「結構粘ったがもう終わりだな。それにしても、あれだけ打たれ強いくせに攻撃はぜんぜんだったな!!ガハハハハ」
「ははははは兄貴こいつ、俺等を殺さないように攻撃していたみたいですよ?キーンに向かって殺しちまうって言ってたようだし」
「は?なんでそんなことする?・・・ふん、まあどうでもいい速くこいつを売りに行くぞ」
そんな話をしている2人を注意していると、後ろから殺意を感じた。
「さっきはよくも遊んでくれたなぁ!!油断してんじゃねぇぞ!!」
キーンが、隙を見て後ろから近付いて来ていたのだ。
キーンは、拳を振り上げ僕の顔を狙って振り下ろした。
(くっ、分かっている見えている、だが体は思うように動かない、殴られたせいで目もちゃんと開けない。だから僕は、なんとか相手ともつれ合うように倒れこんだ。
「ぎゃ!!・・・フー ぁ、フィー ぁ、フー ぁ、」
というキーンの声が聞こえてきた 僕は顔をあげキーンを見た。
するとキーンの喉には先ほど僕が握っていたナイフがささっているそしてその喉から空気の漏れる音が聞こえてきていたた
「・・・・・・ハっうっあ、あ、あ、ああ!!! なんで!なんっ!!!う、げえぇぇ――――」
自分がやってし待った事を理解した僕は、キーンと自分の手についていた血を見て吐いてしまった
「あーあ、キーンの奴へましやがった、せっかく自分の見つけた獲物だったのにな」
「ははははしょうがないでしょう?それにこれでこいつを売った取り分が増えたんだから」
「まっそうだなガハハハハ」
そういってショックで動けない僕を引きずって歩きだした。足を持って引きずられる僕は考えがまとまらず茫然としていた。
・・・そして僕は、
「なんで、なんでだ?なんでそんなに平気なんだ!仲間だろ仲間が死んだんだぞ!」
「あ?殺したのはお前じゃねーか何急に言ってんだ? それに俺等はおまえの敵だろうが!何だお前? もう黙って売られる準備でもしてろ!!」
(敵?僕の敵?だから僕がこんな目にあっているのか?敵を殺せなかったから?怖がったから?こんな気持ちにさせられているのか? ・・・・・何で!何でだよ!!僕は、戻れると思っていたんだ。戻りたかっただけだったんだ!!・・・楽しかったあの頃に 何度も何度も踏みにじられた僕の夢・・・
きっといつか戻れるそう願っていたんだ。母さんがいて、 友達とバカやって、 父さんも笑顔でいて、そんな当たり前だったあの頃に、 ぼくは・・・ぼくは・・・ぼくは・・・諦めたふりして。平気な振りして。隠れてずっと・・・願っていたんだ
あははははは!!!・・・なんだ僕は!! 力を手に入れたのに!復讐すると決めたのに!ただ引きずっていただけじゃないか!――――― ああ、・・・感謝するよ。こんな素晴らしい能力をくれたこの世界を!、復讐を可能にするこの世界の常識を!! 僕は受け入れよう、この世界で生きていくことを! 僕が望んだこの力を! もう後戻りはしない!覚悟なんていらない!!僕は決めた!!この力で!!出来る限りをやりつくす。
ぼくは・・・僕は・・・・ 俺は!!俺の自由の為に生きていく!!誰にも縛られない!俺が、俺以外のすべてを縛るこの力で!!)
さー始めよう俺の自由のための一歩を
俺は自分の今持っているステータスを全て徴収ポイントに変換した。
〈スキル《正当署名》により2名との契約が成立しました〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉
〈契約違反を確認徴収ポイントが加算されます〉・・・
そして
〈《強制徴収》によりガイズのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズのステータスMPを獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータスMPを獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータスHPを獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズのステータス筋力を獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスのステータス筋力を獲得〉
〈《強制徴収》によりキースのステータス筋力を獲得〉
・
・
・
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]無魔法LV3を獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]火魔法LV2を獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[魔法]土魔法LV3を獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]水魔法LV5獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]風魔法LV5獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[魔法]闇魔法LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]腕力上昇LV7獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]斧術LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]格闘術LV4獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[スキル]見切りLV4獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]魔力上昇LV4獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]MP回復上昇LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]偽装LV6獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[スキル]詠唱破棄LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]罠設置LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]罠探知LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]解錠LV3獲得〉
〈《強制徴収》によりキースの[スキル]弓術LV2獲得〉
〈《強制徴収》によりガイズの[固有技能]バーサーカー獲得〉
〈《強制徴収》によりグリスの[固有技能]無詠唱(闇)獲得〉
〈相手の徴収ポイント、支払い限界を超えました〉
(さっきのキースの分も入って来たな。まだ死んでなかったのか?・・・まいいか。このでかい斧を背
負っているのがガイズでヘラヘラしていたのがグリスか
うんもう覚えなくてもいいな、別に)
徴収が終わると俺を引きずっていた2人が同時に地面へ引っ張られるように崩れ
座り込んだような形になった。そして立ち上がった俺と目があう
「な、に、が」「!!!!」
HPが0になると動けない、力が入らなくなる。まあ攻撃もされずにHPがゼロになることは普通はないから半信半疑だったが。
そして俺は、ガイズとグリスの喉に手を置く
「俺が奪い、吸い尽くしただけだ。・・・礼は言っておく」
そうして俺は両手に力を入れた
「「ゴギッ!」」
「ごちそうさま。・・・・さあ帰るか」
俺は、首が垂れ下がった死体を放置して宿屋へと帰った
《身分証明》
ユウ・タカイシ
[職業]
無し(異端の契約士)
LV1
HP:3600
MP:3470
攻撃力:327
防御力:287
俊敏力:220
魔力:280
運:176
[魔法]
無魔法LV3(90/150) 総150ポイント
神聖魔法LV2(10/50) 総20ポイント
火魔法LV3(30/150) 総90ポイント
水魔法LV5(210/600) 総720ポイント
風魔法LV5(230/600) 総740ポイント
土魔法LV3(140/150)総200ポイント
闇魔法LV6(60/1200) 総1170ポイント
[スキル]
腕力上昇LV7(0/2400)総2310ポイント
斧術LV6(70/1200) 総1180ポイント
格闘術LV4(290/300) 総500ポイント
短剣術LV4(67/300) 総277ポイント
弓術LV2(40/50) 総50ポイント
見切りLV4(150/300) 総360ポイント
魔力上昇LV4(180/300) 総390ポイント
MP回復上昇LV3(80/150) 総140ポイント
偽装LV8(1500/4800)総6210ポイント
隠蔽LV7(1600/2400)総3810ポイント
罠設置LV3(148/150) 総208ポイント
罠感知LV3(148/150) 総208ポイント
罠解錠LV3(145/150) 総205ポイント
鑑定LV8(290/4800) 総5000ポイント
作法LV5(55/600) 総565ポイント
看破LV5(550/600) 総1060ポイント
詠唱破棄LV3(43/150) 総103ポイント
隠密LV3(103/150) 総163ポイント
[固有技能]
契約書(悠)
バーサーカー
無詠唱(闇)
ここからは、スキル説明のみ
[斧術]武術系スキル 斧系武器での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[弓術]武術系スキル 弓での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[格闘術]武術系スキル 無手での戦闘時、戦闘能力向上。ただしレベル依存。
[腕力上昇]ステータス上昇系。攻撃力の数値に補正。ただしレベル依存。
[見切り]技能系 攻撃を予測が線で見える。ただしレベル依存。
[作法]技能系 相手からの印象に補正がかかる。 ただしレベル依存。
[隠蔽]特殊系 自分のステータスを隠す事が出来る。
[偽装]の習得率上昇。ただしレベル依存。
【固有技能】
特殊な条件でのみ獲得する事が出来る。
基本的に能力プラスステータスに補正がかかる。
レベル表記無し、ただ固有技能の中でランクが存在している。
【バーサーカー】
怒りの感情の分だけステータスのHP、筋力、防御力にプラス補正。ただし制御不可
【無詠唱(闇)】
詠唱破棄の上位互換、闇魔法のみ魔法詠唱一切、必要としない。威力倍増。ただし闇魔法のみ。
0
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