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13・・・初奴隷
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「グワッ!!・・・やっぱり街中は、人ガッ。多いな」
俺は、ギルドから出てから人の気配に酔いながらふらふらと街を歩いていた。
そうして教えてもらった目的の奴隷商へとたどり着いた。
「いらっしゃいませ、この度はどういったご利用で?」
と予想に反し柔和な感じの男が出迎えてきた
「ああ奴隷を探しているんですがどうすればいいんですか? 」
(うっ!、これは長時間は結構まずいかもしれないな・・・)
「初めてのご購入でしょうか?でしたら、予算と用途でお決めになるとよろしいかと思いますよ?何に使われるのですか?」
(使う(・・)か。)
「ああ、これからこの街を出ようと思っているので旅慣れた人をお願いします。あとスキルに詳しいともっといいですね。」
「旅にスキルの知識ですか……んーお客様はもしかしてこれからこの国から離れるおつもりですか?」
「?ええそうですね。この街は明日にでも出ていくつもりです、それが何か関係あるんですか?」
「いえ・・・でしたらこれから用意するのでこちらの客室でおまちください。」
そういって奴隷商は、店の奥に行ってしまった。
そして客室で待っていると、奴隷商は一人の女の子を連れてきた。
「こちらになります。この者を見てあなたは、どう思われますか?」
そんな奴隷商の言葉は彼女を見た時から聞こえて来なかった。その子は、12歳くらいの銀色の髪をした女の子。
しかも今まで街中では見る事が出来なかった、頭には犬耳 服と足で隠れているが地面に付いてしまいそうな長い尻尾が微かに揺れている。
そうこの子はいわゆる獣人という種なんだろう、人生初の獣人と会った瞬間だった。
(おう、やっと会えたな獣人。獣人種と呼ばれてるんだっけ?・・・・・・・)
と、感動していたが少し気になった点があった。それは彼女の異様な、雰囲気だ。腕や脚は細かい傷が多数付いていて、少しうつむいている顔には表情が無く、その瞳には何も映っていないかのような無表情。何もかもをあきらめてしまっているような暗い色が張り付いているように見えた。
そんな彼女を見ていた俺は、無意識にそして自然に近寄り彼女の目線に合うようにひざをついて話しかけていた。
「君の名前を教えてくれないか?」
すると彼女は一瞬顔を上げ眼のピントが俺に合うと驚いたような表情に変わった。がしかしまた顔をうつむかせて目線が外れてしまった。
(ああ似ている・・・・)
(あの頃の諦めた自分に。相手と話したくない、知りたくない、触れたくない。出来るだけ周りを遠ざけたい。だって相手を知るのは自分を知られる事だから、相手に興味を持つのは自分に興味を持ってほしい事だから、相手に触れるのは、触れてほしいという事だから、感情を出さずに、情報を漏らさずに、興味を抱かれずに、自分の表情と感情を固めよう。と
そんなあの頃の俺に、・・・でも今の俺なら分かるそれは終わりじゃない。何かを隠しながら生き続け進んでいく。でもそれでも自分が弱くて、力が足りなくて、最後には諦めてしまう。)
「…ク、コ、…クコ…です」
だけど誰かが手を伸ばせばこうやってまだ掴む力はあるんだ。
クコはまた顔を上げ俺と目線を合わせ答えてくれた。
(そして力を渡せば俺の様に・・・狂ってくれる。)
うん、クコそれが彼女の名前。クコはさっきと変わらない無表情で答えてくれた。
(クコ君はどう変わるのか、楽しみだ。)
と、名前の確認が終わると奴隷商が
「はい!彼女はクコと申しまして、見た目どうり狼の獣人です。ですが一般常識もありますし、旅の知識、野営の知識も大丈夫でございます! それにこの子は、・・・まあその訳ありでして スキルは大したものは持っていませんが、知識だけなら豊富なんですよ?
いかがですか?獣人ですが王都から出るのなら問題は無いと思いますが?」
「王都から出るなら、とはどういう意味ですか?」
「な、なるほどお気づきでは無かったようですね。えーとそうですね。
この王都では獣人はたとえ奴隷でも生きてはいけません。この国では上層の方の差別意識が強くたとえ奴隷だとしても、獣人の主人までも獣人同様蔑んだ眼で見られてしまうのです。 ですから王都にいる方には獣人は売れないのです。」
「そうか、ならなんでここで獣人が売られている?」
「はい、言いにくいのですが、その子は訳ありでして。獣人の国の近くに領地をもっている、さる貴族の方から売られてきた者でして、これ以上はあまり詳しくは言えないのです・・・それでいかがでしょうかご要望に合うと思いますが」
「ああ買う事にするよ、値段は?」
「はい、この子は金貨1枚です。破格の値段ですが 訳ありの上、王都ということもありこの値段です。ですが一度お買い上げされた場合は、返品転売はこちらでは受けないのでご自分で管理してください」
俺がそれを了承すると、奴隷商は 何やら準備を始めた、首輪 インク ナイフ と机に出していった
「その道具は何だ?」
「はいこちらは、血を使った契約です。私のスキル[奴隷契約]で契約書を作り、その公約と連動して、この首輪が処罰に応じた速度で締まっていくというものです。 それが奴隷契約でございます」
「そうか、契約はこちらでやる首輪は、はずしていい」
「懇意の奴隷商をお持ちでしたか。ではこれで手続きは完了です。それではまたご縁がありましたらお会いしましょう。」
そう言って頭を下げたまま見送る奴隷商を無視し早々に俺は宿屋へと急いだ。
「く!もう我慢できそうにないな!」
俺はそう言うとクコを肩に担いで街中を走り宿の部屋へたどり着いた
そしてクコをベッドに座らせると
「クコお前を選んだのにわ理由がある。ハア、ハア クコの過去に何があったのかは。ハア、ハア。話したい時に話せばいい、ングッ その前に役割を果たしてもらうぞ! もう限界なんだ」
そういって呼吸が荒れ「ハァ、ハァ」と呼吸を繰り返しクコを見つめてこう言った
…
……
「俺に、気配察知の使い方を教えてくれもう頭痛と吐き気で限界だ!」
そう言って俺はクコに気配察知の使い方の説明を受けたのだった。
俺は、ギルドから出てから人の気配に酔いながらふらふらと街を歩いていた。
そうして教えてもらった目的の奴隷商へとたどり着いた。
「いらっしゃいませ、この度はどういったご利用で?」
と予想に反し柔和な感じの男が出迎えてきた
「ああ奴隷を探しているんですがどうすればいいんですか? 」
(うっ!、これは長時間は結構まずいかもしれないな・・・)
「初めてのご購入でしょうか?でしたら、予算と用途でお決めになるとよろしいかと思いますよ?何に使われるのですか?」
(使う(・・)か。)
「ああ、これからこの街を出ようと思っているので旅慣れた人をお願いします。あとスキルに詳しいともっといいですね。」
「旅にスキルの知識ですか……んーお客様はもしかしてこれからこの国から離れるおつもりですか?」
「?ええそうですね。この街は明日にでも出ていくつもりです、それが何か関係あるんですか?」
「いえ・・・でしたらこれから用意するのでこちらの客室でおまちください。」
そういって奴隷商は、店の奥に行ってしまった。
そして客室で待っていると、奴隷商は一人の女の子を連れてきた。
「こちらになります。この者を見てあなたは、どう思われますか?」
そんな奴隷商の言葉は彼女を見た時から聞こえて来なかった。その子は、12歳くらいの銀色の髪をした女の子。
しかも今まで街中では見る事が出来なかった、頭には犬耳 服と足で隠れているが地面に付いてしまいそうな長い尻尾が微かに揺れている。
そうこの子はいわゆる獣人という種なんだろう、人生初の獣人と会った瞬間だった。
(おう、やっと会えたな獣人。獣人種と呼ばれてるんだっけ?・・・・・・・)
と、感動していたが少し気になった点があった。それは彼女の異様な、雰囲気だ。腕や脚は細かい傷が多数付いていて、少しうつむいている顔には表情が無く、その瞳には何も映っていないかのような無表情。何もかもをあきらめてしまっているような暗い色が張り付いているように見えた。
そんな彼女を見ていた俺は、無意識にそして自然に近寄り彼女の目線に合うようにひざをついて話しかけていた。
「君の名前を教えてくれないか?」
すると彼女は一瞬顔を上げ眼のピントが俺に合うと驚いたような表情に変わった。がしかしまた顔をうつむかせて目線が外れてしまった。
(ああ似ている・・・・)
(あの頃の諦めた自分に。相手と話したくない、知りたくない、触れたくない。出来るだけ周りを遠ざけたい。だって相手を知るのは自分を知られる事だから、相手に興味を持つのは自分に興味を持ってほしい事だから、相手に触れるのは、触れてほしいという事だから、感情を出さずに、情報を漏らさずに、興味を抱かれずに、自分の表情と感情を固めよう。と
そんなあの頃の俺に、・・・でも今の俺なら分かるそれは終わりじゃない。何かを隠しながら生き続け進んでいく。でもそれでも自分が弱くて、力が足りなくて、最後には諦めてしまう。)
「…ク、コ、…クコ…です」
だけど誰かが手を伸ばせばこうやってまだ掴む力はあるんだ。
クコはまた顔を上げ俺と目線を合わせ答えてくれた。
(そして力を渡せば俺の様に・・・狂ってくれる。)
うん、クコそれが彼女の名前。クコはさっきと変わらない無表情で答えてくれた。
(クコ君はどう変わるのか、楽しみだ。)
と、名前の確認が終わると奴隷商が
「はい!彼女はクコと申しまして、見た目どうり狼の獣人です。ですが一般常識もありますし、旅の知識、野営の知識も大丈夫でございます! それにこの子は、・・・まあその訳ありでして スキルは大したものは持っていませんが、知識だけなら豊富なんですよ?
いかがですか?獣人ですが王都から出るのなら問題は無いと思いますが?」
「王都から出るなら、とはどういう意味ですか?」
「な、なるほどお気づきでは無かったようですね。えーとそうですね。
この王都では獣人はたとえ奴隷でも生きてはいけません。この国では上層の方の差別意識が強くたとえ奴隷だとしても、獣人の主人までも獣人同様蔑んだ眼で見られてしまうのです。 ですから王都にいる方には獣人は売れないのです。」
「そうか、ならなんでここで獣人が売られている?」
「はい、言いにくいのですが、その子は訳ありでして。獣人の国の近くに領地をもっている、さる貴族の方から売られてきた者でして、これ以上はあまり詳しくは言えないのです・・・それでいかがでしょうかご要望に合うと思いますが」
「ああ買う事にするよ、値段は?」
「はい、この子は金貨1枚です。破格の値段ですが 訳ありの上、王都ということもありこの値段です。ですが一度お買い上げされた場合は、返品転売はこちらでは受けないのでご自分で管理してください」
俺がそれを了承すると、奴隷商は 何やら準備を始めた、首輪 インク ナイフ と机に出していった
「その道具は何だ?」
「はいこちらは、血を使った契約です。私のスキル[奴隷契約]で契約書を作り、その公約と連動して、この首輪が処罰に応じた速度で締まっていくというものです。 それが奴隷契約でございます」
「そうか、契約はこちらでやる首輪は、はずしていい」
「懇意の奴隷商をお持ちでしたか。ではこれで手続きは完了です。それではまたご縁がありましたらお会いしましょう。」
そう言って頭を下げたまま見送る奴隷商を無視し早々に俺は宿屋へと急いだ。
「く!もう我慢できそうにないな!」
俺はそう言うとクコを肩に担いで街中を走り宿の部屋へたどり着いた
そしてクコをベッドに座らせると
「クコお前を選んだのにわ理由がある。ハア、ハア クコの過去に何があったのかは。ハア、ハア。話したい時に話せばいい、ングッ その前に役割を果たしてもらうぞ! もう限界なんだ」
そういって呼吸が荒れ「ハァ、ハァ」と呼吸を繰り返しクコを見つめてこう言った
…
……
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そう言って俺はクコに気配察知の使い方の説明を受けたのだった。
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