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20・・・クコ強化
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そして俺は、死体を一か所に集めて所持品や武器などを《プール》していく。
案の定死体は《プール》できなかった。
(まぁ、食うためならともかく、人間の死体なんて俺には価値無いからな。)
そんな事をやっていると
「…!?ご、しゅ、じん、さま…何をしている…ご主人様…、ひ、人を…たべる…です」
と震えながらクコが俺に話しかけてきた
「ん、クコかごめんな起しちゃったか。これは襲ってきたから、片づけただけだよ?」
出来るだけやさしくそう説明するとクコは、なんとか落ち着いてくれた。
(確かに30人近くの人間の装備を脱がせ、分けて並べていたら動物の下処理しているように見えるか。それにしても「食べるのか?」と聞かれるとは思はなかったな)
そうして持ち物の選別が終了した。
「クコさっそくで悪いがスキルについて聞きたい事があるんだけど」
「…何?…です」
「あ、ああ、 [アイテムボックス]っていうスキルはどうやって使うんだ?」
この[アイテムボックス(小)]は、1キロにつき魔力を50必要とする一般人なら、入れられるのは6キロ程度だけだろうが魔力3万をこえている俺は600キロということになる、これは使ってみたい。
「…オープンといえば入口が出る…そこに触れている物を…入れるイメージすれば…入る…出すのも一緒…です」
そう言われ意識してみると目の前に黒い穴が現れた。手を入れてみると中に入っている物のリストが頭の中に現れた。
アイテムボックス
依頼書4枚
となっていた
ん?これはメイクとかいう奴の物か中身ごと奪い取ったってことかな?
そして依頼書を取り出してみると、そこには
「・・・ふーんやっぱり俺らの事を依頼したのは あのギルド長か、道理で俺への対策を練ってきた訳か。ん?もしかしたら俺の契約書もアイテムボックスになら入るかも?」
そうして確認していると
クコが俺の事を見ながらうなずいていた
「ああこれも俺の能力だからな。 さて!そろそろご褒美タイムだな」
「え?…ごほうび…たいむ?…です」
「約束だろ?お前の知識くれる代わりに力を渡すと。今からお前を強くするぞ」
「!!ちから、…欲しい!…です」
「よし!まずはステータスを渡すから。そうだなあいつらの10倍でいいか、でスキルはどうする?」
「…あいつら?10倍?…何を…」
「ああ気にするなレベル一の勇者の10倍だ。たかが俺の2日分だ」
と契約書に渡すステータスの数値を書いてクコに見せた。
「これが勇者の10倍…ご主人様の2日分…勇者の10倍…ご主人様2日…勇者10人」
とクコはパニックになりながらうなずいていた。
「よしじゃあこの数値を渡す、いいか?」
中身は
HP:10000
MP:10000
攻撃力:1000
防御力:1000
俊敏力:1000
魔力:1000
と余りピンと来てないクコは一応頷いた。
(信用してくれるのはうれしいがちゃんと契約時は注意するよう言うべきかな?)
そしてクコが自分のステータスを確認して。急に膝を抱えうずくまった。
「…大丈夫…大丈夫…ご主人様の2日分…ご主人様の2日分…2日分…2日分…」
とまたぶつぶつ独り言を言いだした
「お、おい大丈夫か?まだスキルが残っているんだぞ」
「…大丈夫…です…今の私はご主人様の2日分…です」
「お、おお、じゃあスキルを決めるぞ」
そう言うとクコは真剣な顔になり希望のスキルを決めていった。
10分後こうなった
LV 21
HP:10450
MP:10030
攻撃力:1060
防御力:1050
俊敏力:1120
魔力:1016
運:82
[魔法]
無し
[スキル]
短剣術LV5(0/600) 総510ポイント
見切りLV5(0/600) 総510ポイント
偽装LV5(0/600) 総510ポイント
隠密LV5(0/600) 総510ポイント
脚力上昇LV5(0/600) 総510ポイント
気配察知LV5(0/600) 総510ポイント
【固有技能】
譲渡
(スキルのレベルは使い慣れてから徐々に上げる予定だ。だけどこれは完全に斥候よりになっな。スキルに詳しいクコが選んだスキルだから大丈夫だろうが。)
そう考えている間もクコは太陽に向かって深く深呼吸をして、うずくまって。背伸びをして深呼吸をしてうずくまってを繰り返していた。・・・・ま、まあこれから慣れて行けばいいのかな?
(このぐらいのスキルでパニックになってたらこれから大変だじょ?)
案の定死体は《プール》できなかった。
(まぁ、食うためならともかく、人間の死体なんて俺には価値無いからな。)
そんな事をやっていると
「…!?ご、しゅ、じん、さま…何をしている…ご主人様…、ひ、人を…たべる…です」
と震えながらクコが俺に話しかけてきた
「ん、クコかごめんな起しちゃったか。これは襲ってきたから、片づけただけだよ?」
出来るだけやさしくそう説明するとクコは、なんとか落ち着いてくれた。
(確かに30人近くの人間の装備を脱がせ、分けて並べていたら動物の下処理しているように見えるか。それにしても「食べるのか?」と聞かれるとは思はなかったな)
そうして持ち物の選別が終了した。
「クコさっそくで悪いがスキルについて聞きたい事があるんだけど」
「…何?…です」
「あ、ああ、 [アイテムボックス]っていうスキルはどうやって使うんだ?」
この[アイテムボックス(小)]は、1キロにつき魔力を50必要とする一般人なら、入れられるのは6キロ程度だけだろうが魔力3万をこえている俺は600キロということになる、これは使ってみたい。
「…オープンといえば入口が出る…そこに触れている物を…入れるイメージすれば…入る…出すのも一緒…です」
そう言われ意識してみると目の前に黒い穴が現れた。手を入れてみると中に入っている物のリストが頭の中に現れた。
アイテムボックス
依頼書4枚
となっていた
ん?これはメイクとかいう奴の物か中身ごと奪い取ったってことかな?
そして依頼書を取り出してみると、そこには
「・・・ふーんやっぱり俺らの事を依頼したのは あのギルド長か、道理で俺への対策を練ってきた訳か。ん?もしかしたら俺の契約書もアイテムボックスになら入るかも?」
そうして確認していると
クコが俺の事を見ながらうなずいていた
「ああこれも俺の能力だからな。 さて!そろそろご褒美タイムだな」
「え?…ごほうび…たいむ?…です」
「約束だろ?お前の知識くれる代わりに力を渡すと。今からお前を強くするぞ」
「!!ちから、…欲しい!…です」
「よし!まずはステータスを渡すから。そうだなあいつらの10倍でいいか、でスキルはどうする?」
「…あいつら?10倍?…何を…」
「ああ気にするなレベル一の勇者の10倍だ。たかが俺の2日分だ」
と契約書に渡すステータスの数値を書いてクコに見せた。
「これが勇者の10倍…ご主人様の2日分…勇者の10倍…ご主人様2日…勇者10人」
とクコはパニックになりながらうなずいていた。
「よしじゃあこの数値を渡す、いいか?」
中身は
HP:10000
MP:10000
攻撃力:1000
防御力:1000
俊敏力:1000
魔力:1000
と余りピンと来てないクコは一応頷いた。
(信用してくれるのはうれしいがちゃんと契約時は注意するよう言うべきかな?)
そしてクコが自分のステータスを確認して。急に膝を抱えうずくまった。
「…大丈夫…大丈夫…ご主人様の2日分…ご主人様の2日分…2日分…2日分…」
とまたぶつぶつ独り言を言いだした
「お、おい大丈夫か?まだスキルが残っているんだぞ」
「…大丈夫…です…今の私はご主人様の2日分…です」
「お、おお、じゃあスキルを決めるぞ」
そう言うとクコは真剣な顔になり希望のスキルを決めていった。
10分後こうなった
LV 21
HP:10450
MP:10030
攻撃力:1060
防御力:1050
俊敏力:1120
魔力:1016
運:82
[魔法]
無し
[スキル]
短剣術LV5(0/600) 総510ポイント
見切りLV5(0/600) 総510ポイント
偽装LV5(0/600) 総510ポイント
隠密LV5(0/600) 総510ポイント
脚力上昇LV5(0/600) 総510ポイント
気配察知LV5(0/600) 総510ポイント
【固有技能】
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(スキルのレベルは使い慣れてから徐々に上げる予定だ。だけどこれは完全に斥候よりになっな。スキルに詳しいクコが選んだスキルだから大丈夫だろうが。)
そう考えている間もクコは太陽に向かって深く深呼吸をして、うずくまって。背伸びをして深呼吸をしてうずくまってを繰り返していた。・・・・ま、まあこれから慣れて行けばいいのかな?
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