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34・・・急に来る警報音はビクッとする
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魔術師ギルドを出て宿屋を探し、一泊した翌日。
「さーやるぞ!!今日からやる事が目白押だ!まずは異世界のお約束、魔法の練習だろ。その後クコの作戦の(多分)最重要のギルド長への接触、調査、報告。そして本日のメインディッシュ、魔法合成だ!!なんという充実ラインナップ!フフフ、今日の為に昨日は飯のうまい宿屋を探してさまよい歩き、やっと教えてもらった宿屋で夕食を注文し味の確認後、朝食といっしょに昼の分の弁当を注文。そしてこの近くに魔法の練習が出来るような場所の確認をし眠りに付いた。。。そう、俺は今日の為の準備は万全!!さあ、いざ行かん!!」
そうして意気揚々と俺は宿屋をあとにした。
自分が長々と独り言を言い今日の予定をしゃべる行為がフラグになるお約束だとも気づかずに。
宿屋のおばさんに教えてもらった場所は、魔術ギルド、冒険者ギルドそれぞれの鍛錬所かこの主都テアリスから国境側へ徒歩で半日の所にある草原が最適だそうだ。
鍛錬所は近いが人が多く余り魔法初心者の俺は練習はしたくない。
「という訳でやってきました草原地帯。普通半日を徒歩1時間で到着。(もはやあれは徒歩では無いような・・・)」
と興奮を隠しながら勿体ぶりながらついに魔法の練習を始める。
「まずは火魔法を使うか。まず魔素を体内で火魔法のフィルターに投して体外へ。よし!最初はやっぱりファイアボーッ!!」
とファイヤーボールの魔法を使おうとした。その時、今までほとんど仕事をしなかった[危険察知]【危険予知】が最大級の警報を鳴らす。しかもそれは俺にではなくここ一体の察知系スキルに引っかかっている植物や小動物、魔物などの危険を警告するものだ。
警告は俺に分かりやすいように伝えられていた。
「赤一色に燃え上がる背景に無数の大小の髑髏マークが踊っていた・・・・うん、これは危険だな。俺以外が(・・・・)」
その後 風魔法は暴風警報(空へ髑髏が飛んでいく映像) 水魔法は津波警報(髑髏が濁流に流される映像)、土魔法は地震警報(土に髑髏が還って逝く映像)光と闇に関しては髑髏ではなく何故かバイオハザードの記号(?)に変わり背景にぱパトランプが回って点滅していた。
そして今持っている中では最後に残された、無魔法。
「え―ただ今無魔法全開です。・・・・以上。」
うん無魔法は気力の様に魔力で体外を覆いステータスの補佐が役割だから俺には違いが分からない。というか無いに等しい。
そして俺は青い空の下宿屋のおばさんに作ってもらった弁当を食べゆっくりと街へと戻って行った。
「はあ~しょうがない今日はまだ、冒険者ギルドと宿屋での魔法合成が待っている。」
と冒険者ギルドのギルド長に会いに行った。
「あのーギルド長に会いたいんですが。」
とさっそく受付の人に言うと。
「はい、面会ですね。ただ今ギルド長は不在です。戻られるのは未定ですので、戻った時にいらしてください」
そう言われてしまった。
「・・・・じゃあこれ買い取りで。」
そう言って俺は100万C分の未解体の魔物を出して売った。
(これ何回か続ければ、ギルド長の耳にも早めに入るだろ)
そしてユウは冒険者ギルドから出て行った。
冒険者ギルドでは異常な買い取り額を見て。受付と冒険者の間でユウの素性と今後の対応についての話し合いが行われ。「ギルド長に丸投げ、それまで放置案」が可決された。
そんな事気づくはずがない俺はそれから3日間分の宿泊代を払い魔法合成に専念(憂さ晴らしを)することに決めた。
そう憂さを晴らすために思いっきりやった。やってやった。・・・やっちまった。
話は変わりその頃テアリスの近くの農村に散らばっている悠撃部隊は、一日で何度も過剰に反応した[危険察知]のせいでクコとシエルの計画を一時中断してユウ以外の皆で一か所に集まっていた。
「村長!今日のこの警報は何だったんですか!?あれは明らかに異常すぎます。」
と、みんなして村長に詰め寄った。
「う、む。これはあれじゃな・・・恐らく、ユウ殿じゃろうな。というかそれしか考えられなん・・・」
と、部隊の中でも察知系統のスキルに秀でている村長が警報が鳴った後、ユウが街から離れ村へ続く草原で何か一人でやっていたのに気がつきそして察し。その答えにいたった。
「まあなんじゃ・・・いつもの事じゃ「見て見ぬふりでおk?」じゃ」
「「「「「おk」」」」」
「さあ、もうそろそろ村別での剣闘大会予選が始まるぞ。大会出場はクコ殿シエル殿の計画の一環ではあるが、みな各々の腕試しも兼ねておる。ある程度の全力を出せるチャンスじゃ。みな楽しんで遂行するんじゃぞ」
「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」
そう言ってさっきまでのゆるーい雰囲気は無くなりみんなその場から姿を消した。
「全く。ユウ殿も自重を覚えてほしいものじゃが。だが結局あれでは不完全燃焼で終わったようなもんじゃしその不満をどこに向けるんか(ブルッ)後が怖いの。」
シュッ
そう言って村長も自分の担当の村へ戻って行った。
「さーやるぞ!!今日からやる事が目白押だ!まずは異世界のお約束、魔法の練習だろ。その後クコの作戦の(多分)最重要のギルド長への接触、調査、報告。そして本日のメインディッシュ、魔法合成だ!!なんという充実ラインナップ!フフフ、今日の為に昨日は飯のうまい宿屋を探してさまよい歩き、やっと教えてもらった宿屋で夕食を注文し味の確認後、朝食といっしょに昼の分の弁当を注文。そしてこの近くに魔法の練習が出来るような場所の確認をし眠りに付いた。。。そう、俺は今日の為の準備は万全!!さあ、いざ行かん!!」
そうして意気揚々と俺は宿屋をあとにした。
自分が長々と独り言を言い今日の予定をしゃべる行為がフラグになるお約束だとも気づかずに。
宿屋のおばさんに教えてもらった場所は、魔術ギルド、冒険者ギルドそれぞれの鍛錬所かこの主都テアリスから国境側へ徒歩で半日の所にある草原が最適だそうだ。
鍛錬所は近いが人が多く余り魔法初心者の俺は練習はしたくない。
「という訳でやってきました草原地帯。普通半日を徒歩1時間で到着。(もはやあれは徒歩では無いような・・・)」
と興奮を隠しながら勿体ぶりながらついに魔法の練習を始める。
「まずは火魔法を使うか。まず魔素を体内で火魔法のフィルターに投して体外へ。よし!最初はやっぱりファイアボーッ!!」
とファイヤーボールの魔法を使おうとした。その時、今までほとんど仕事をしなかった[危険察知]【危険予知】が最大級の警報を鳴らす。しかもそれは俺にではなくここ一体の察知系スキルに引っかかっている植物や小動物、魔物などの危険を警告するものだ。
警告は俺に分かりやすいように伝えられていた。
「赤一色に燃え上がる背景に無数の大小の髑髏マークが踊っていた・・・・うん、これは危険だな。俺以外が(・・・・)」
その後 風魔法は暴風警報(空へ髑髏が飛んでいく映像) 水魔法は津波警報(髑髏が濁流に流される映像)、土魔法は地震警報(土に髑髏が還って逝く映像)光と闇に関しては髑髏ではなく何故かバイオハザードの記号(?)に変わり背景にぱパトランプが回って点滅していた。
そして今持っている中では最後に残された、無魔法。
「え―ただ今無魔法全開です。・・・・以上。」
うん無魔法は気力の様に魔力で体外を覆いステータスの補佐が役割だから俺には違いが分からない。というか無いに等しい。
そして俺は青い空の下宿屋のおばさんに作ってもらった弁当を食べゆっくりと街へと戻って行った。
「はあ~しょうがない今日はまだ、冒険者ギルドと宿屋での魔法合成が待っている。」
と冒険者ギルドのギルド長に会いに行った。
「あのーギルド長に会いたいんですが。」
とさっそく受付の人に言うと。
「はい、面会ですね。ただ今ギルド長は不在です。戻られるのは未定ですので、戻った時にいらしてください」
そう言われてしまった。
「・・・・じゃあこれ買い取りで。」
そう言って俺は100万C分の未解体の魔物を出して売った。
(これ何回か続ければ、ギルド長の耳にも早めに入るだろ)
そしてユウは冒険者ギルドから出て行った。
冒険者ギルドでは異常な買い取り額を見て。受付と冒険者の間でユウの素性と今後の対応についての話し合いが行われ。「ギルド長に丸投げ、それまで放置案」が可決された。
そんな事気づくはずがない俺はそれから3日間分の宿泊代を払い魔法合成に専念(憂さ晴らしを)することに決めた。
そう憂さを晴らすために思いっきりやった。やってやった。・・・やっちまった。
話は変わりその頃テアリスの近くの農村に散らばっている悠撃部隊は、一日で何度も過剰に反応した[危険察知]のせいでクコとシエルの計画を一時中断してユウ以外の皆で一か所に集まっていた。
「村長!今日のこの警報は何だったんですか!?あれは明らかに異常すぎます。」
と、みんなして村長に詰め寄った。
「う、む。これはあれじゃな・・・恐らく、ユウ殿じゃろうな。というかそれしか考えられなん・・・」
と、部隊の中でも察知系統のスキルに秀でている村長が警報が鳴った後、ユウが街から離れ村へ続く草原で何か一人でやっていたのに気がつきそして察し。その答えにいたった。
「まあなんじゃ・・・いつもの事じゃ「見て見ぬふりでおk?」じゃ」
「「「「「おk」」」」」
「さあ、もうそろそろ村別での剣闘大会予選が始まるぞ。大会出場はクコ殿シエル殿の計画の一環ではあるが、みな各々の腕試しも兼ねておる。ある程度の全力を出せるチャンスじゃ。みな楽しんで遂行するんじゃぞ」
「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」
そう言ってさっきまでのゆるーい雰囲気は無くなりみんなその場から姿を消した。
「全く。ユウ殿も自重を覚えてほしいものじゃが。だが結局あれでは不完全燃焼で終わったようなもんじゃしその不満をどこに向けるんか(ブルッ)後が怖いの。」
シュッ
そう言って村長も自分の担当の村へ戻って行った。
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