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取引先謝罪セックス 1
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有栖川が朝出勤すると、社内はかなり慌ただしくなっていた。
「どうかしたんですか?」
「ああ有栖川、おはよう。いいところに来てくれた」
「実は小倉くんが発注ミスしちゃったみたいでね。もうお客さん激怒り」
「ええ、大変じゃないですか」
「とりあえず状況はリカバーできるんだけど、頭下げに行かないとダメっぽくて……ってことで有栖川!ちょっと頼まれてくれないか」
発注ミス自体の解決方法は既にあり、それでも有栖川に頼みごとをされるということはどういうことなのか。有栖川はなんとなく察しがついていた。
「いいですよ。降谷さんのところですよね」
「マジか!助かる~!!降谷さん、俺らが行っても一日中怒鳴り散らすし色々請求されるだろうからさ……」
「有栖川さん、本当に申し訳ありません……!」
ミスをしてしまった営業の小倉くんは半ベソをかきながら有栖川に頭を下げる。
「いいんだよ、こういうのも上の仕事だから。ミスは誰でもする。大事なのは同じミスを何度もしないことだから、次からは誰かと確認し合ったりして気を付けような」
「……はいっ!ありがとうございます!」
そうと決まれば早速取引先のお偉いさんのもとに謝りに行く。
取引先の企業はお得意様ではあるが、責任者の降谷というおじ様がたいそう気難しい人だった。今回のように確実にこちらが悪いミスが起きた日には、普通の平社員が謝りに行ったところで火に油だ。
降谷はたいていせめて課長クラス以上の人間か、有栖川が相手をしないと納得しない。
「この度は弊社のミスによりご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ございませんでした」
「まったくこんなことは初めてだよ!君らの仕事はいったいどうなっているんだ」
深々と頭を下げる有栖川に向かって怒鳴る降谷。神経質そうなぴっちりと固めた黒髪にシルバーフレームの眼鏡で、いかにも意地悪で人をいじめるのが好きというような四十代の男だ。
「担当者にはよく言い聞かせ、今後このようなことは起こらないよう徹底してまいります。本当に申し訳ございません」
「有栖川くんねえ、それで本当に僕が納得できると思ってるの?有栖川くんならこの意味、わかるよね?」
「…………はい」
有栖川はその場で膝をつき、床に頭を擦りつけるほどにひれ伏し、土下座の姿勢をとる。
「……申し訳ございません。どうか、お許しを……」
「うーん、足りないなあ。もっと誠意だよ、誠意を見せてほしいな」
降谷はそう言いながら土下座をする有栖川のそばにしゃがみ、ぺちぺちと馬鹿にするように腰のあたりを叩く。有栖川はその意図を汲み取り軽く姿勢を起こすと、スルスルとスーツを脱いでいく。
(……会社以外の人前で服を脱ぐなんて、まだ慣れないな……)
わざと降谷に見せつけるように一枚一枚ゆっくりと脱ぎ去り、最後は焦らすようにもじもじとしながらパンツまで脱ぎ捨てた。
それからまた頭を床につける。全裸土下座だ。
「いいねえ、いい格好だよ、有栖川くん。きみはそういう格好が一番よく似合っている♡」
降谷は全裸土下座をする有栖川のまわりをツカツカと歩き、いろんな角度からその姿を楽しむ。もちろんその姿勢だと、後ろからは尻の穴も玉の裏も見えてしまう。
「おや、おや♡有栖川くん、謝罪に来たのにどうしてこんなにアナルがひくひくしているんだ?♡」
「……っ、もうしわけ、ありません……ッ♡」
ひどいことをさせられているようだが、有栖川はドマゾ変態である。部屋には鍵がかけられているとはいえ、取引先の応接室で全裸になり情けなく土下座させられているこの状況に、たまらなく興奮してしまうのだ。
「僕は謝れって言ってるんじゃなくて、どうしてこんなにドスケベな縦割れアナルを物欲しそうにひくつかせてるのかって聞いてるんだけど?」
「アッ♡んー……ッ♡申し訳ありませ……ッ♡降谷さんに♡はだかをみられているとおもうとっ♡勝手にあなるが、反応してしまいました……っ♡♡」
くちゅ♡くちゅくちゅ♡降谷が有栖川の尻穴を指先でくすぐる。ここへ来る前に中にはローションが仕込んであり、少し刺激すると濡れた音が響く。
「有栖川くんはどうしようもないマゾ男だな♡本当に謝る気はあるのかね?」
「ありますっ……♡このたびは、貴重なお時間を使わせてしまい……ッ♡んうぅ♡まことにもうしわけっ……ッ♡あっ♡」
ずぷっ♡♡と指がナカに突っ込まれる。有栖川が謝り終わらない内にアナルをぐちゃぐちゃ♡ぬちゃ♡ぬちゅ♡と激しくかき回されて、喘ぎ声が混じりうまく謝罪の言葉が紡げない。
「アッア♡あぅッ♡ん、んん~~ッ……♡♡ふる、や、さん……ッ♡もうし、わけっ♡ございません……♡♡」
「それはもう聞き飽きたよ。もっと子どもが親に縋るみたいに謝ってみせて」
「~~……ッ♡♡……ごめ、なさいっ♡♡ごめんなさいっ♡ふるやしゃんっ♡ごめん、なさい……ッ♡♡あ♡あん♡は、ああっ♡」
土下座の姿勢のままアナルを激しくほじられて、子どものように何度も謝る。これではまるでアナルをいじめてほしくて尻だけを上げている姿勢にさえ見える。
「どうかしたんですか?」
「ああ有栖川、おはよう。いいところに来てくれた」
「実は小倉くんが発注ミスしちゃったみたいでね。もうお客さん激怒り」
「ええ、大変じゃないですか」
「とりあえず状況はリカバーできるんだけど、頭下げに行かないとダメっぽくて……ってことで有栖川!ちょっと頼まれてくれないか」
発注ミス自体の解決方法は既にあり、それでも有栖川に頼みごとをされるということはどういうことなのか。有栖川はなんとなく察しがついていた。
「いいですよ。降谷さんのところですよね」
「マジか!助かる~!!降谷さん、俺らが行っても一日中怒鳴り散らすし色々請求されるだろうからさ……」
「有栖川さん、本当に申し訳ありません……!」
ミスをしてしまった営業の小倉くんは半ベソをかきながら有栖川に頭を下げる。
「いいんだよ、こういうのも上の仕事だから。ミスは誰でもする。大事なのは同じミスを何度もしないことだから、次からは誰かと確認し合ったりして気を付けような」
「……はいっ!ありがとうございます!」
そうと決まれば早速取引先のお偉いさんのもとに謝りに行く。
取引先の企業はお得意様ではあるが、責任者の降谷というおじ様がたいそう気難しい人だった。今回のように確実にこちらが悪いミスが起きた日には、普通の平社員が謝りに行ったところで火に油だ。
降谷はたいていせめて課長クラス以上の人間か、有栖川が相手をしないと納得しない。
「この度は弊社のミスによりご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ございませんでした」
「まったくこんなことは初めてだよ!君らの仕事はいったいどうなっているんだ」
深々と頭を下げる有栖川に向かって怒鳴る降谷。神経質そうなぴっちりと固めた黒髪にシルバーフレームの眼鏡で、いかにも意地悪で人をいじめるのが好きというような四十代の男だ。
「担当者にはよく言い聞かせ、今後このようなことは起こらないよう徹底してまいります。本当に申し訳ございません」
「有栖川くんねえ、それで本当に僕が納得できると思ってるの?有栖川くんならこの意味、わかるよね?」
「…………はい」
有栖川はその場で膝をつき、床に頭を擦りつけるほどにひれ伏し、土下座の姿勢をとる。
「……申し訳ございません。どうか、お許しを……」
「うーん、足りないなあ。もっと誠意だよ、誠意を見せてほしいな」
降谷はそう言いながら土下座をする有栖川のそばにしゃがみ、ぺちぺちと馬鹿にするように腰のあたりを叩く。有栖川はその意図を汲み取り軽く姿勢を起こすと、スルスルとスーツを脱いでいく。
(……会社以外の人前で服を脱ぐなんて、まだ慣れないな……)
わざと降谷に見せつけるように一枚一枚ゆっくりと脱ぎ去り、最後は焦らすようにもじもじとしながらパンツまで脱ぎ捨てた。
それからまた頭を床につける。全裸土下座だ。
「いいねえ、いい格好だよ、有栖川くん。きみはそういう格好が一番よく似合っている♡」
降谷は全裸土下座をする有栖川のまわりをツカツカと歩き、いろんな角度からその姿を楽しむ。もちろんその姿勢だと、後ろからは尻の穴も玉の裏も見えてしまう。
「おや、おや♡有栖川くん、謝罪に来たのにどうしてこんなにアナルがひくひくしているんだ?♡」
「……っ、もうしわけ、ありません……ッ♡」
ひどいことをさせられているようだが、有栖川はドマゾ変態である。部屋には鍵がかけられているとはいえ、取引先の応接室で全裸になり情けなく土下座させられているこの状況に、たまらなく興奮してしまうのだ。
「僕は謝れって言ってるんじゃなくて、どうしてこんなにドスケベな縦割れアナルを物欲しそうにひくつかせてるのかって聞いてるんだけど?」
「アッ♡んー……ッ♡申し訳ありませ……ッ♡降谷さんに♡はだかをみられているとおもうとっ♡勝手にあなるが、反応してしまいました……っ♡♡」
くちゅ♡くちゅくちゅ♡降谷が有栖川の尻穴を指先でくすぐる。ここへ来る前に中にはローションが仕込んであり、少し刺激すると濡れた音が響く。
「有栖川くんはどうしようもないマゾ男だな♡本当に謝る気はあるのかね?」
「ありますっ……♡このたびは、貴重なお時間を使わせてしまい……ッ♡んうぅ♡まことにもうしわけっ……ッ♡あっ♡」
ずぷっ♡♡と指がナカに突っ込まれる。有栖川が謝り終わらない内にアナルをぐちゃぐちゃ♡ぬちゃ♡ぬちゅ♡と激しくかき回されて、喘ぎ声が混じりうまく謝罪の言葉が紡げない。
「アッア♡あぅッ♡ん、んん~~ッ……♡♡ふる、や、さん……ッ♡もうし、わけっ♡ございません……♡♡」
「それはもう聞き飽きたよ。もっと子どもが親に縋るみたいに謝ってみせて」
「~~……ッ♡♡……ごめ、なさいっ♡♡ごめんなさいっ♡ふるやしゃんっ♡ごめん、なさい……ッ♡♡あ♡あん♡は、ああっ♡」
土下座の姿勢のままアナルを激しくほじられて、子どものように何度も謝る。これではまるでアナルをいじめてほしくて尻だけを上げている姿勢にさえ見える。
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