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第三章 死神VR
第八話 王国特命公爵ルプリ
しおりを挟む第八話 王国特命公爵ルプリ
王国特命公爵就任パーティー翌日。
リプルはベットに寝転び指にはめた秘宝の指輪を眺めていた。
「はぁ~、本当に貰っちゃってよかったのかな?」
王国の秘宝セブデタの指輪。
はめられた魔法石は怪しげな輝きを纏っていた。
カルゼによればこの魔石には一国を滅ぼす程の力が宿っていると言う。
(鬼畜眼鏡はどうしてこんなに大切な国宝を私へ預けたのだろう?)
私は昨晩のパイル宰相の言葉を思い出していた。
「いいんだ。
これは君に持っていて欲しいんだ。」
そう言って鬼畜眼鏡は指輪を私の薬指へと差し出した。
(これは一体、どういう意味なんだろう?)
鬼畜眼鏡パイル宰相が実は第一王子のアグスティン フェル ブロード?
その事実にも驚いたけれど昨晩耳元でそっと囁いた言葉も気になっていた。
「俺以外誰の目にも触れさせない。」
あれは私の聞き間違いだろうか?
(まさかあの鬼畜眼鏡が私のコトを愛している?)
「まさかね? ナイナイ。」
私は首を振って自分の妄想を打ち消した。
いくら第一王子だからと言って
いくら指輪を左手の薬指へ差し出したからと言って
いくら顔立ちが私の好きなシフォン王子様と瓜二つだからと言って
あの鬼畜眼鏡を好きになる事は絶対にないだろう。
事あるごとに見下した瞳で眼鏡をずり上げる顔を思い出しただけで身震いした。
ブンブンと首を振ってベットから起き上がる。
今日は王国特命公爵としてのお仕事初日。
城下を視察する事になっていた。
メイド達に手伝ってもらいタキシードを身に纏う。
秘宝の指輪は迷ったがそのまま身につけ大きめの手袋で覆い隠した。
(常に身につけている方が安全よね。)
身支度を整えていると執事のカツラギ様が部屋へ入って来た。
亡国のスパイ カルゼから没収した腕輪の解析が完了したと言う事だった。
「それでカツラギ様。
カルゼの腕輪にはどんな情報が隠されていたのですか?」
「はい。
色々ありましたが主に亡国の薬のレシピだと言う事です。」
「薬のレシピ?」
「はい。
カルゼの国は小さいながらも薬草の産地で高い医療技術を誇っておりました。
それに目をつけた我が国が薬の輸入を求めたのですが……。
製造方法の流出を嫌い全ての薬の国外持ち出しを禁止しました。」
「それでその国を滅ぼした?」
「はい。
残念ですが一部の貴族が暴走し勝手に侵略を始めました。
始まりは一部の暴走でも国対国。
戦火は広がり国のプライドもあり王国も侵略を黙認しました。
結果、カルゼの国は滅び、薬のレシピも強奪。
今では王都の貴族が独占的に高い金額で販売しています。」
「そんな事って?」
「残念ですがそれが真実です。
その為、カルゼは相当恨んでいるのでしょう?
無理もありません。
暴走した貴族は先に侵略したのは亡国だと嘘の理由をでっち上げ。
口封じに亡国の民を皆殺しにしたのですから。」
「そんなっ、王は? 王子は?
それを黙っていたのですか?」
「その事実を知ったのは後になってからと聞いています。
だがその薬で多くの王国の貴族が救われている事も事実です。
それは一部の王族も……。
自分達の命を人質にされているようなものです。
だからその貴族は今では絶大な権力を持ち王都に君臨しています。
カルゼはその薬のレシピを取り戻したかったのでしょう。
取り戻した所で死んだ同胞は生き返る事はありませんが。」
「そっ、その貴族の名前は何と言うのですか?」
「ジャガード伯爵。
巷では侵略王 ジャガードと呼ばれています。」
(そんな事って……)
私はあまりの話に驚愕した。
いくら貴重な薬を手に入れたいからって国を滅ぼしていいはずがなかった。
これではカルゼでなくても祖国の敵を討ちたくもなるだろう。
(カルゼはこの秘宝で何をしたかったのだろう。)
私はそっと左手の指輪を触った。
私は少し自分の国が嫌いになった。
(それでも私はこの国の王国特命公爵。)
この国を守る側の人間になってしまっていた。
憂鬱な気持ちでいるとウェルトメイド長が言葉を挟んだ。
「ジャガード商会と言えば旦那様。
今、巷で人気の占い師を御存知ですか?」
話を聞いてみると悪名高いジャガード商会の隣に最近人気の占い師が店を出したらしい。
その占い師は必ず当たると評判で行列が絶えないという。
それを聞いたメイドのリノも声を上げてその占い師を称えた。
「あっ、知ってる。
私の知り合いも見て貰ったらしいんですが
自分しか知らない事もズバズバ的中しちゃうって
今、街ではその話で持ち切りですよ。
あぁぁぁ、私も一度見てもらいたいわ。」
そう興奮気味に話すリノを見て私達はその占い師の元へ行ってみる事にした。
(どうせ街を視察する予定だったし、たまには遊んでもいいわよね。)
その店は大通りの中心にあった。
悪名高いジャガード商会とは対照的にこじんまりとした小さな店だった。
長い行列の最後尾に並びながらジャガード商会をチラリと観察する。
薬は独占販売。
しかも貴族にしか販売しないらしく。
客はまるで居ないかの様に店内は静まり返っていた。
(まぁ、そんな高額な薬をバンバン買える貴族もいないだろうしね。)
私はその看板を見ているだけで怒りを覚えたが立場上我慢した。
今は王国特命公爵ルプリとして公式視察中なのだから。
暫く待っていると私が王国特命公爵だと伝わったようで先に店内へ案内された。
特別扱いしなくても列に並んで待つと言ったが、それでは困ると従者に泣きつかれた。
渋々、暑い中並んでいる人達に頭を下げながら先に店内へ入る。
そこは薄暗く、ほのかにラベンダーの香りが漂っていた。
正面には小さなテーブルと椅子が二つ。
テーブルの上には水晶玉が置かれていた。
(うわぁぁ、いかにも占いやってますって感じだわ。)
そんな事を思いながらまずはメイドのリノを座らせる。
どうやら恋の相談をしたいらしい。
リノはハニカミながらも嬉しそうに椅子へ腰かけた。
私はそっとリノの後ろに立って占い師の様子を観察した。
『必ず当たる占い師』
本当にそんな事が可能なのだろうか?
(きっと何か仕掛けがあるに違いない。)
私はそう思っていた。
だからどんなタネがあるか見破ってやろうと言うのである。
まず私は占い師を観察した。
薄暗くフードを被っているのでよく見えないが小柄な男性の様だった。
異国の者だろうか言葉には独特の訛りがあった。
声は小さくボソボソと何かリノへ質問をしていた。
(あっ)
私は声を上げそうになって慌てて口を閉じた。
水晶玉が置かれている下。
そこには中央に窪みのある板が敷かれていた。
その窪みの彫刻が角度によって水晶玉へ移り込む。
そこには禍々しい鎌を持った死神の姿が浮かび上がっている。
その死神は正しく夢の中で見た遺跡の扉に刻まれたモノと同じだった。
(どうしてここに遺跡の死神が居るの?)
そんな事を考えていると一瞬記憶が飛んだ気がした。
バランスを失って倒れそうになるのを慌てて立て直す。
疲れているのだろうか?
(今まで目眩などした事はなかったのに。)
ブンブンと首を振ると目の前のリノが歓声をあげた。
「すご~い。
どうして分かるんですか?
その話。誰にも言った事ないのに。」
聞くと占い師がリノしか知りえない話をズバリと当てたらしい。
リノは夢中でうんうんと頷きその後のアドバイスに聞き入っていた。
占いが終わると興奮気味に恋に前向きになったとはしゃいでいる。
そのあまりのはしゃぎ様に少し違和感を感じつつ次は私の番になった。
椅子へ座ると占い師は軽く頭を下げた。
「これはこれはルプリ様。
王国特命公爵様がこのような店へ来ていただき感謝いたします。
それで本日はどのような御用件で?」
そう言いながらも瞳は明らかにこちらを警戒していた。
(この人は何かを隠している。)
私は直観的にそう思った。
そこで私は相手の出方を探る為に当たり障りのない嘘の相談をした。
「いやいや、お恥ずかしい。
実は今日はプライベートなお忍びでして。
私も先程のリノと同様、思いを寄せる令嬢との恋仲を占っていただきたい。
私はその令嬢と結婚し跡継ぎを授かる事が出来るでしょうか?」
そんなデタラメを言いながら水晶玉の下へ敷かれている台座を観察する。
やっぱりそうだ。
そこには夢の遺跡の扉に刻まれたモノと同じ死神の姿があった。
(でもどうしてここに死神の姿が?)
そんな事を考えていると一瞬記憶が飛んだ気がした。
バランスを失って倒れそうになるのを慌てて立て直す。
(……っ、また目眩?)
不思議に思っていると目の前の占い師が妙な事を言い始めた。
「これはこれはルプリ様。
王国特命公爵様がこのような店へ来ていただき感謝いたします。
それで本日はどのような御用件で?」
(……っ?
それはさっき言っただろ?)
不思議に思い後ろを振り返るがリノ達は普通の顔で立っていた。
首を傾げながらももう一度占い師へ答える。
「いやいや、お恥ずかしい。
実は今日はプライベートなお忍びでして。」
そこまで言うと占い師は私の言葉を遮った。
「はい。
見えております。
全てはこの水晶の中に出ております。
質問はしていただかなくても結構です。
御安心下さい。
ルプリ様はその令嬢と結婚され立派な跡継ぎを授かるでしょう。」
「おおお」
「おおお」
「まだ質問もしていないのに答えたぞ。」
「すごいっ、私の時と同じだっ。」
周りのリノ達が騒めいた。
その周囲の反応に私は最初、何が起こったのか理解が出来なかった。
(えっ、みんな何を言っているの?
それってさっき私が話した内容を言っているだけじゃない。
それに私は女。
意中の令嬢もいなければどうやって女性同士で子供を産むの?)
不思議そうに占い師を見ると彼はドヤ顔で満足そうに頷いている。
その瞬間に私は全てを悟った。
『この占い師は偽物だ』
どうやっているのか知らないが私達はさっきまでの記憶を消されている。
彼は事前に質問した内容を繰り返しているに過ぎない。
自分しか知らない事を予知して知っている?
何の事はない。
みんな自分でペラペラと事前に話していたんだ。
あ~あほらし。
私は苦笑いをしながら思わず外へ目を向けた。
こんなペテンに暑い中、みんな行列を作って並んでいる。
その瞳には希望や願いが浮かび期待で輝いていた。
(この人は詐欺ですよ~)
そう行列へ向かって私は叫びたい気持ちになった。
(……っ、あれ?)
行列を見ていて私はある事に気がついた。
『行列が戻っている?』
私は小さい頃から人の顔を覚える事だけは得意だった。
漢字や人の名前は覚えられない代わりに人の顔だけは写真のように脳へ記憶されるのだ。
だがら絶対に間違える事はない。
今の窓越しからみる行列の人達の顔。
それは十分前に並んでいた人達の顔ぶれだった。
(どうゆう事? 行列が進まずに後退した?)
そんな事はあり得ない。
行列とは前に進むものであって、後ろへ戻る事など有り得ない。
だとすると答えは一つしかなかった。
『この占い師は時間を十分間、戻している。』
十分間のタイムリープ。
死神印の魔道具と何か関係があるのだろうか?
(でもどうして私だけ記憶がそのままなのだろう?)
不思議に思っていると左手が微かに光っている事に気がついた。
秘宝セブデタの指輪。
(もしかしてこの指輪をつけているから?)
分からない事だらけだけどこのままでは帰れない。
私はプライベートの事で恥ずかしいからと言ってリノ達を後ろへ下がらせた。
誰にも会話が聞こえない距離になった事を確認し再び占い師へ話しかける。
「貴方は時間を巻き戻せますね。」
その言葉に占い師はぎょっとして膠着する。
「その水晶玉の下の死神。
その魔道具はどうやって手に入れたのですか?」
占い師は慌てて時間を戻そうとした。
私は彼の手を掴むと睨みつけて首を振った。
「あんたは『あの方』の使いなのか?」
震える声で占い師は私へ問いかけた。
(『あの方』?)
私はカルゼの言葉を思い出す。
亡国のスパイ カルゼもまた『あの方』の指示で動いていると言っていた。
そして亡国のスパイは二人居ると。
「あなたが二人目なのですか?」
そう言うと怯えたように占い師はブンブンと首を振る。
「違うっ、俺じゃない。
俺はただジャガード商会の情報を二人目へ知らせるように指示されただけだ。」
(この人は二人目が誰なのかを知っている。)
「二人目とは誰なのですか?」
「勘弁してくれ。
それを言ったら俺は二人目に殺される。」
「言わなければ私が貴方を殺します。」
そう凄むと占い師は涙目で弱音を吐いた。
「こっ、今夜、港の倉庫でジャガード商会の裏取引がある。
二人目はそこを襲ってジャガード商会を壊滅させるつもりだ。
俺が言えるのはこれだけだっ。
これ以上は勘弁してくれ。」
そう言うと占い師は水晶玉を外し底から死神のペンダントを取り出した。
「これは?」
「これで十分間だけ時を戻す事が出来る。
『あの方』からの贈り物だ。」
「贈り物とは
どういう事だ?」
「『あの方』は言った。
この魔道具を使ってジャガード商会の動向を探って二人目へ報告しろ。
そして占いの秘密を見破る者が現れたらこの魔道具を渡せと。
旦那は占いの秘密を見破った。
だからこの魔道具は旦那の物だ。
俺はこの後すぐに街を出る。
だから命だけは勘弁してくれ。」
占い師はそう言うと返事も聞かず一目散にその場から逃げ出した。
(あっ、ちょっと待って。)
まだまだ聞きたい事が沢山あったが、これ以上は追いかけても聞き出せないだろう。
どうやら二人目という人物に直接聞くしかなさそうだった。
「こっ、今夜、港の倉庫でジャガード商会の裏取引がある。
二人目はそこを襲ってジャガード商会を壊滅させるつもりだ。」
これは私だけでは手に負えない。
夜までに準備をして臨んだ方が良さそうだ。
私は死神のペンダントを握りしめて占い館を後にした。
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