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4話 神の視点(前編)
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吾輩は神である。名前はまだ無い。ということはないが、まぁ、私の名前などどうでもよい。
私は異世界で出会い、そこで助けられ、そのまま意気投合した『トモヒロ』殿とその家族を私の世界へと移住させる事に成功した。現在は皆にこの世界の成り立ちを説明したところであったのだが、突然家族の一人、トモヒロ殿の息子である『マサカズ』君が、
「昨日からニースに餌やってない!」
と叫んで部屋から出ていった。だが、他の家族は焦っている様子はない。
「トモヒロ殿、ニース殿? とは一体?」
その質問には娘の『カノン』ちゃんが答えてくれた。
「ニースはね、私とお兄ちゃんが小さい頃拾ってきて、それからずっと家で一緒なんだよ、神様のおじちゃん。大事な家族の一員なんだぁ♪」
笑顔で話すカノンちゃんをみていると、無意識にこちらも笑顔になる。
「もう大分おじいちゃんなんですけどね」
奥さんの『ユキエ』さんがそう付け足して説明してくれた。なるほど、先程の奇妙な音? は、そのニース殿が関係しているのだな。それと同時に私は感動していた。右も左もわからぬ世界で私を助けてくれたトモヒロ殿。その慈悲の心はしっかり子供たちにも受け継がれていたのだと。小さき身でありながら困っている老人に手を差し伸べるなど中々できる事ではない。
良かった。サプライズのつもりでトモヒロ殿達と関係の深いものを『敷地』ごと持ってきたのは正解だったようだ。その中に『ニース』殿もいたのだろうから。この家族がいわば慈悲の化身なのだから、ニース殿も人格者に違いない。きっと皆この世界に必要な存在となってくれるだろう。お会いするのが楽しみだ。心の中でグッジョブ私! と、自画自賛した時にそれは起きた。
「うわあぁぁ! なんだよお前! くるな、くるなー!」
マサカズ殿の悲痛な叫びが空気を震わせてこちらまで伝わってきたのだ! 驚いたトモヒロ殿達は何事かとそちらに向かいはじめた。当然私もついていく。衝撃的な光景がそこにあった。
「え......なんだ、あれは!?」
「正和!!」
「いやぁ! お兄ちゃん! ニース!」
予想外だった。私はこれでもこの世界の神である。そしてここには我が神殿もある。本来なら外敵など近寄る事すら不可能であるし、この場所に侵入を許すなどあってはならないのだ。なのに......それが起きた。いや、過去にもそういった事が全くなかった訳ではない。だが、今は異世界からの客人がいる。タイミングが悪すぎるのだ。私は付近一帯の気配を探る。
「飛竜一に魔獣一、そして人間の気配が......四!?」
愕然とした。そんな、お会いする事なくニース殿はもう......。その数字が意味を物語っていた。ニース殿はご高齢の老人だと言っていた。この飛竜と魔獣は弱っている人間の気配をたどってここへ来たのだ。そしてニース殿を......。
さらに外に出てきたマサカズ君をも獲物にしようとするのか。飛竜と魔獣は仲間という訳ではないようで、マサカズ君をどちらが喰らうかで牽制しあっているのだろう。ぬ......魔獣の気配が強くなっていく。
体格は飛竜の方が魔獣に比べ圧倒的に大きいが、現在の力量差では動く的にしかならないだろう。このままでは早いか遅いかだけの問題で、マサカズ君が魔獣に襲われる。マサカズ君は離れた塀際でうずくまっていたが、家族を見るなり
「みんな! 僕の事はいいから逃げて!」
と、気丈に振る舞う。おお、なんと健気な子であろうか。私が創造したこの世界の人間に彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。だが、まずは彼の救出が先だ。私が来たからには君に傷ひとつすらつけさせない。
「安心したまえマサカズ君」ビシッ
「魔物ども! 貴様たちの敗因はただひとつ、それは私を怒らせた」ビシッ
「ニース殿の命を喰らった罪、塵芥(ちりあくた)となって後悔するがよい!」ビシシッ
私がポーズをとりながら前口上を述べ、力を振るおうとした矢先に思わぬ所から横槍が入った。
「ニースを勝手に殺さないで神様!」
カノンちゃんだ。彼女は気配を探る術など持たぬだろうから、ニース殿の気配がない事に気付く事が出来ぬのも無理はない。この事を伝えたら泣き崩れてしまうだろうか? 彼女の泣き顔はみたくない。だが、これは私が招いた失態。彼女に正しく伝えるのが私に課せられた罰なのだ。そう、もしこの世界に神がいるならば私はその罰を甘んじて受けよう!
「カノンちゃん、どうか落ち着いてきいておくれ。
ここには四人の人間の気配しかないんだよ。辛いだろうが、ニース殿はもうここにはいないのだ。......私の失態だと罵っても」
「え? ニースは人間じゃないよ? ペットだもの。 それに目の前にいるし」
「ヽ( ゚д゚ )ノ ナ・ナンダッテー」
ええい、要らぬ恥をかいたではないか! 私は赤面しながらもう一度現場を睨み付ける。うむ、先程とほとんど変わってない。では飛竜と魔獣、このどちらかがペットのニースという事になるのだが......見た目でペットっぽいと言うなら魔獣の方か。しかしトモヒロ殿の世界にも飛竜がいてペットとして飼われている可能性もあるだろう。先程の失態もあるのでここの選択肢は外せぬ! ヒント! 何かヒントは!?
「神様はやく! あんなに強そうな相手じゃお兄ちゃんもニースもやられちゃうよぅ!」
!! キラーン! 来た! やはり神は私を見捨てていなかった。カノンちゃんは気配は探れなくても相手を見ればおおよその力量が測れるとみた。するとヒントは『あんなに強そうな相手』の部分。その言葉が示すのはまさに魔獣! よし、ペットは飛竜に確定した!
「喰らえぃ神の雷を! たとえ素早さが売りでもこの範囲魔法からは逃れられん! ゴッドサンダー!」
私は右手に集めた雷の力を放つ瞬間、それを自らの左手で受け止めた。
『!! ウグゴガバババ!!』
その時神に電流走る。
あぶ、あぶな! あやうく私自らマサカズ君とニース? を葬るとこであった。そんな事をしたら華音ちゃんに口をきいてもらえなくなるどころでは済まない。
「神様今お兄ちゃんとニースを攻撃しようとしてなかった!?」
私は痺れながら首を左右に必死に振って否定した。魔法を放つ瞬間、マサカズ君が魔獣を背にし、飛竜の前に飛び出したのを見たので咄嗟に左手で自らの攻撃を受けたのだ。危なかった、神でなければ即死だった。と、なると正解は......。
侵入したのはあの飛竜であったのか。だとするとひとつ府に落ちない。皆、あの飛竜を前に慌てているように見えたが、恐怖で震えて動けなくなっているのは飛竜の方なのだが。 飛竜だけがその事実を理解しておるようだ。強者の巣に迷いこんでしまったと。そう、再度確認してわかった事ではあるのだが、実はこの場に存在している者の中で一番弱いのがこの飛竜なのだ。まぁ、その事についてはまだ説明も出来ておらぬし後でいいだろう。
「まずは飛竜を追い払うとするか」
私は右手を飛竜に向けて伸ばし、手のひらを下にして人差し指と親指をくっつけて輪をつくる。私と飛竜との距離は開いているがそんな事は問題にならない。
「もう迷い込んでくるでないぞ」
輪をつくっている指を弾く。
「ピギャ!」
飛竜は登場してから初めての台詞? を残し遥か彼方へ吹っ飛んで見えなくなった。飛竜としてはただその場で恐怖に縛られて動けなくなっていただけなのだが、とんだ来客であった。......飛竜だけに。トモヒロ殿達は自分たちの常識を外れた展開に目を見開いて固まっていた。ニースだけが尻尾を振りながらマサカズ君の周りを動き回っている。
(なるほど、そういうことだったか。これは説明する事が増えたようだ。だが、その前に)
私はトモヒロ殿達に所用で少しだけここを離れる事を告げ、ある場所に向かった。
(ここに魔物が自力でくることはない。だが、送り込まれたとしたら話は別だ。全く余計な事をしてくれる、きちんとしておかねばなるまいな)
私はその場所に到着し、ある一点を睨み付ける。......そして。
『うっかり』開けっ放しにしていた【天上と地上を繋ぐ門】をきちんと閉めた。
「やれやれ、これで何回目か。でもこういうのってつい忘れちゃうよね? 仕方ないよね?」
誰もいない空間に向かって、言い訳をしながら同意を求めるように。
私は異世界で出会い、そこで助けられ、そのまま意気投合した『トモヒロ』殿とその家族を私の世界へと移住させる事に成功した。現在は皆にこの世界の成り立ちを説明したところであったのだが、突然家族の一人、トモヒロ殿の息子である『マサカズ』君が、
「昨日からニースに餌やってない!」
と叫んで部屋から出ていった。だが、他の家族は焦っている様子はない。
「トモヒロ殿、ニース殿? とは一体?」
その質問には娘の『カノン』ちゃんが答えてくれた。
「ニースはね、私とお兄ちゃんが小さい頃拾ってきて、それからずっと家で一緒なんだよ、神様のおじちゃん。大事な家族の一員なんだぁ♪」
笑顔で話すカノンちゃんをみていると、無意識にこちらも笑顔になる。
「もう大分おじいちゃんなんですけどね」
奥さんの『ユキエ』さんがそう付け足して説明してくれた。なるほど、先程の奇妙な音? は、そのニース殿が関係しているのだな。それと同時に私は感動していた。右も左もわからぬ世界で私を助けてくれたトモヒロ殿。その慈悲の心はしっかり子供たちにも受け継がれていたのだと。小さき身でありながら困っている老人に手を差し伸べるなど中々できる事ではない。
良かった。サプライズのつもりでトモヒロ殿達と関係の深いものを『敷地』ごと持ってきたのは正解だったようだ。その中に『ニース』殿もいたのだろうから。この家族がいわば慈悲の化身なのだから、ニース殿も人格者に違いない。きっと皆この世界に必要な存在となってくれるだろう。お会いするのが楽しみだ。心の中でグッジョブ私! と、自画自賛した時にそれは起きた。
「うわあぁぁ! なんだよお前! くるな、くるなー!」
マサカズ殿の悲痛な叫びが空気を震わせてこちらまで伝わってきたのだ! 驚いたトモヒロ殿達は何事かとそちらに向かいはじめた。当然私もついていく。衝撃的な光景がそこにあった。
「え......なんだ、あれは!?」
「正和!!」
「いやぁ! お兄ちゃん! ニース!」
予想外だった。私はこれでもこの世界の神である。そしてここには我が神殿もある。本来なら外敵など近寄る事すら不可能であるし、この場所に侵入を許すなどあってはならないのだ。なのに......それが起きた。いや、過去にもそういった事が全くなかった訳ではない。だが、今は異世界からの客人がいる。タイミングが悪すぎるのだ。私は付近一帯の気配を探る。
「飛竜一に魔獣一、そして人間の気配が......四!?」
愕然とした。そんな、お会いする事なくニース殿はもう......。その数字が意味を物語っていた。ニース殿はご高齢の老人だと言っていた。この飛竜と魔獣は弱っている人間の気配をたどってここへ来たのだ。そしてニース殿を......。
さらに外に出てきたマサカズ君をも獲物にしようとするのか。飛竜と魔獣は仲間という訳ではないようで、マサカズ君をどちらが喰らうかで牽制しあっているのだろう。ぬ......魔獣の気配が強くなっていく。
体格は飛竜の方が魔獣に比べ圧倒的に大きいが、現在の力量差では動く的にしかならないだろう。このままでは早いか遅いかだけの問題で、マサカズ君が魔獣に襲われる。マサカズ君は離れた塀際でうずくまっていたが、家族を見るなり
「みんな! 僕の事はいいから逃げて!」
と、気丈に振る舞う。おお、なんと健気な子であろうか。私が創造したこの世界の人間に彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。だが、まずは彼の救出が先だ。私が来たからには君に傷ひとつすらつけさせない。
「安心したまえマサカズ君」ビシッ
「魔物ども! 貴様たちの敗因はただひとつ、それは私を怒らせた」ビシッ
「ニース殿の命を喰らった罪、塵芥(ちりあくた)となって後悔するがよい!」ビシシッ
私がポーズをとりながら前口上を述べ、力を振るおうとした矢先に思わぬ所から横槍が入った。
「ニースを勝手に殺さないで神様!」
カノンちゃんだ。彼女は気配を探る術など持たぬだろうから、ニース殿の気配がない事に気付く事が出来ぬのも無理はない。この事を伝えたら泣き崩れてしまうだろうか? 彼女の泣き顔はみたくない。だが、これは私が招いた失態。彼女に正しく伝えるのが私に課せられた罰なのだ。そう、もしこの世界に神がいるならば私はその罰を甘んじて受けよう!
「カノンちゃん、どうか落ち着いてきいておくれ。
ここには四人の人間の気配しかないんだよ。辛いだろうが、ニース殿はもうここにはいないのだ。......私の失態だと罵っても」
「え? ニースは人間じゃないよ? ペットだもの。 それに目の前にいるし」
「ヽ( ゚д゚ )ノ ナ・ナンダッテー」
ええい、要らぬ恥をかいたではないか! 私は赤面しながらもう一度現場を睨み付ける。うむ、先程とほとんど変わってない。では飛竜と魔獣、このどちらかがペットのニースという事になるのだが......見た目でペットっぽいと言うなら魔獣の方か。しかしトモヒロ殿の世界にも飛竜がいてペットとして飼われている可能性もあるだろう。先程の失態もあるのでここの選択肢は外せぬ! ヒント! 何かヒントは!?
「神様はやく! あんなに強そうな相手じゃお兄ちゃんもニースもやられちゃうよぅ!」
!! キラーン! 来た! やはり神は私を見捨てていなかった。カノンちゃんは気配は探れなくても相手を見ればおおよその力量が測れるとみた。するとヒントは『あんなに強そうな相手』の部分。その言葉が示すのはまさに魔獣! よし、ペットは飛竜に確定した!
「喰らえぃ神の雷を! たとえ素早さが売りでもこの範囲魔法からは逃れられん! ゴッドサンダー!」
私は右手に集めた雷の力を放つ瞬間、それを自らの左手で受け止めた。
『!! ウグゴガバババ!!』
その時神に電流走る。
あぶ、あぶな! あやうく私自らマサカズ君とニース? を葬るとこであった。そんな事をしたら華音ちゃんに口をきいてもらえなくなるどころでは済まない。
「神様今お兄ちゃんとニースを攻撃しようとしてなかった!?」
私は痺れながら首を左右に必死に振って否定した。魔法を放つ瞬間、マサカズ君が魔獣を背にし、飛竜の前に飛び出したのを見たので咄嗟に左手で自らの攻撃を受けたのだ。危なかった、神でなければ即死だった。と、なると正解は......。
侵入したのはあの飛竜であったのか。だとするとひとつ府に落ちない。皆、あの飛竜を前に慌てているように見えたが、恐怖で震えて動けなくなっているのは飛竜の方なのだが。 飛竜だけがその事実を理解しておるようだ。強者の巣に迷いこんでしまったと。そう、再度確認してわかった事ではあるのだが、実はこの場に存在している者の中で一番弱いのがこの飛竜なのだ。まぁ、その事についてはまだ説明も出来ておらぬし後でいいだろう。
「まずは飛竜を追い払うとするか」
私は右手を飛竜に向けて伸ばし、手のひらを下にして人差し指と親指をくっつけて輪をつくる。私と飛竜との距離は開いているがそんな事は問題にならない。
「もう迷い込んでくるでないぞ」
輪をつくっている指を弾く。
「ピギャ!」
飛竜は登場してから初めての台詞? を残し遥か彼方へ吹っ飛んで見えなくなった。飛竜としてはただその場で恐怖に縛られて動けなくなっていただけなのだが、とんだ来客であった。......飛竜だけに。トモヒロ殿達は自分たちの常識を外れた展開に目を見開いて固まっていた。ニースだけが尻尾を振りながらマサカズ君の周りを動き回っている。
(なるほど、そういうことだったか。これは説明する事が増えたようだ。だが、その前に)
私はトモヒロ殿達に所用で少しだけここを離れる事を告げ、ある場所に向かった。
(ここに魔物が自力でくることはない。だが、送り込まれたとしたら話は別だ。全く余計な事をしてくれる、きちんとしておかねばなるまいな)
私はその場所に到着し、ある一点を睨み付ける。......そして。
『うっかり』開けっ放しにしていた【天上と地上を繋ぐ門】をきちんと閉めた。
「やれやれ、これで何回目か。でもこういうのってつい忘れちゃうよね? 仕方ないよね?」
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