むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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10話 校外学習②

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バスが博物館の駐車場に到着すると、ぞろぞろと生徒たちが降りていく。
 俺も立ち上がろうとしたとき、隣の橘が小さく笑った。

「……肩、貸してくれてありがとね」
「い、いえっ、とんでもないです」
「ふふん。まあ、お礼は……さっきアンタがアタシの体じろじろ見てたことでチャラにしてあげる」
「っ……!?」

 耳まで真っ赤になった俺を見て、橘はにやっと笑う。
 小悪魔的な視線が、どうしても俺を落ち着かせてくれない。

(くっ……やっぱりバレてたのか……!)

 博物館の正面玄関へ進むと、大理石の階段と荘厳な建物が出迎えてきた。
 橘はギャルらしく「やっば、デカ~!」と声をあげる。
 しかし、展示室に入ると――。

「ほら、この刀。ゆったりとした波を打ってるでしょ? あれは“のたれ刃”っていうんだよ」
「え、なんでそんな詳しいんだよ……」
「ちょっと小さい頃に色々見せられてただけ。……嫌でも覚えるもんでしょ」

 さらりと言うが、所作や言葉選びがどこかお嬢様めいている。
 普段の軽い口調とのギャップに、俺は驚くしかなかった。
(……いや待てよ。“色々見せられていた”って、親にか? もしかして……や○ざ?)
(映画とかでよく刀持ってるシーン見るし……。下手に粗相したら、紳士的どころか命が危ないかも……!)

 勝手に妄想が膨らみ、背筋がぞわっとする。
 でも隣で歩く橘は、まるで気にした様子もなく展示品を眺めているだけだ。

 それにしても、橘はよく目立つ。
 短いスカートから伸びる脚、すべすべした太もも。
 歩くたびにGカップの胸が制服の上で揺れ、視線を逸らすのが大変だった。
(……やっぱり俺、紳士的にしておかないと……色んな意味で殺される……!)

「……ねえ、また見てるでしょ?」
「み、見てない!」
「ふ~ん……」

 橘はわざと俺の近くに寄り、肩が触れるほどの距離を取る。
 そのたびに胸元や太ももが視界に入り、心臓が跳ね上がった。

(……沙耶香さんの“紳士的に”って言葉、今こそ試されてる気がする……!)

 博物館の荘厳な雰囲気とは裏腹に、俺の心臓はずっと落ち着かないままだった。


展示室は修学旅行生や一般客でごった返していた。
 人気の刀の前には人だかりができ、俺たちも流れに押されるように近づいていく。

「ちょっ……押さないでよ……!」

 橘が不安そうに眉を寄せた瞬間、波に押されて俺の腕に胸が押しつけられる。
 Gカップの感触が直撃し、頭が真っ白になった。

(やばっ……! 紳士的に……紳士的に……!)

 必死に息を整え、俺は橘の手をとった。

「ほら、こっち! つかまってろ!」
「え……?」

 橘は一瞬驚いたように目を瞬かせたが、すぐににやりと笑い、俺の手をぎゅっと握り返してきた。
 その感触に心臓が跳ねるが、俺は人波をかき分けるようにして階段のほうへ彼女を導いた。

 人混みを抜け、静かな階段へ到着すると、橘がふぅと息を吐いた。

「……ありがと。ちゃんと紳士じゃん」
「と、当然だろ……」

 照れくさく視線を逸らしたそのとき――。
 橘が軽く伸びをして階段を上がり始め、スカートがひらりと揺れた。

 視界の先に、淡いピンク色がちらりと。

(っ……!? ピ、ピンク……っ!)

 一瞬で頬が熱くなり、息が止まる。
 慌てて視線を逸らそうとするが、脳裏にはくっきりと焼き付いてしまった。
 さっきまでの刀の展示よりも衝撃的で、頭の中が真っ白になる。

「……アンタ、今の……見てないよね?」

 階段を上がりきったところで橘が振り返り、じっと俺を見つめる。
 その唇がにやりと歪む。

「み、見てない! 本当に!」
「ふ~ん……まあ、紳士的だしね」

 橘は肩をすくめて先に歩き出す。
 俺はただ顔を真っ赤にして、心臓の音を隠しながら後を追うしかなかった。

博物館の中庭、休憩用のベンチに腰を下ろしたとき、橘がふいに制服の胸元をぱちりと外した。

「はぁ~、暑っ。ボタンなんか止めてらんないって」

 ぱっくりと開いた隙間から、ピンク色のブラと深い谷間がちらりと覗く。
 俺は一瞬で顔が真っ赤になり、慌てて視線を逸らした。

(や、やばい……! これは目のやり場に困る……!)

 頭に血が上ってどうしようもなくなり、俺は思わず立ち上がった。

「お、俺、アイス買ってくる!」
「え、なに急に?」

 橘の声を背に、売店へ走る。
 冷静になるために、とにかく離れなければと思ったのだ。

 そして数分後、棒アイスを二本手に戻ると、橘がにやっと笑って受け取った。

「へぇ、気が利くじゃん。ありがと」

 包装を破って口にくわえた瞬間――。

「ん……冷たっ」

 アイスを押し込んでは、ゆっくりと引き抜く。
 その唇の動きがどうしてもいやらしく見えてしまい、俺は息を呑んだ。

(ちょ、ちょっと待て……完全に……!)

 さらに、溶けた雫がつぅっと流れ、制服の胸元へと落ちてしまう。

「あっ……」

 橘は慌てて胸を押さえたが、視線の先で固まっている俺を見て、小首をかしげた。

「なに? なんでそんなに見てんの?」
「ち、違っ……!」

 一瞬不思議そうにしていた橘は、やがて気づいたようににやりと笑った。

「もしかして……これ見たくて棒アイス買ってきたんだ? やらし~」
「そ、そんなつもりじゃない! 俺はただ!」
「ふふっ、分かってるって。紳士的な(笑)アンタなら、そんな意図あるわけないもんね」

“紳士的”という言葉をわざと皮肉っぽく言いながら、橘はさらに挑発的に胸元を指さした。
 白い制服の布地の間、ほんのわずかに谷間が覗いている。そこに小さく残った溶けかけのアイスが、甘ったるく光っていた。

「ほら……ちょっと垂れちゃった。紳士的なアンタに、ご褒美あげる。拭いてくれる?」

 軽い口調なのに、目線はまっすぐ俺に突き刺さる。
 心臓が跳ねて、思わず喉が鳴った。

「……っ!」
「なによその顔。もしかして、やっぱり恥ずかしいの?」

 橘はにやりと笑って、わざと制服を軽く引っ張る。
 布地の隙間からピンクのブラがちらりと覗き、俺の頭に血がのぼる。

「べ、別に……俺はただ、拭くだけで……!」
「ふーん……じゃあ、証明してみせてよ。紳士的に、ね?」

 挑発的な言葉に背中を押されるように、俺はポケットからハンカチを取り出した。
 手がかすかに震えている。

「……じゃ、じゃあ……」
「どうぞ? あ、でも制服はシワにしないでよ」

 橘はわざと胸を張って身を乗り出す。
 俺は耳まで真っ赤にしながら、そっと布地の表面にハンカチを押し当てた。

 制服越しとはいえ、柔らかい感触が指先に伝わる。
 それは拭う動作をするたびに微妙に形を変えて、俺の心臓をぐいぐいと締めつけた。

(や、やばい……っ! ただ拭いてるだけなのに……!)

 息を止めて必死にハンカチを動かす俺を、橘は楽しげに見下ろしている。

「……ねえ、すっごい真剣な顔。そんなに胸に集中してどうするの?」
「ち、ちがっ……! 俺は……シミを……」
「ふふっ。ほんと、紳士的~。……でもね、スケベっぽい紳士?」

 わざと区切って言われ、耳の奥まで熱くなる。
 どうにか拭き終えてハンカチを引っ込めたとき、俺はもう完全に疲弊していた。

「……あ、ありがと。制服、きれいになった」
「……」
「ふふっ、ありがと。やっぱりアンタ、おもしろいわ」

 橘はくすっと笑い、俺の赤くなった顔を満足そうに眺めた。
 俺はただ俯き、燃えるような心臓の鼓動を隠すしかなかった。
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