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愉悦の海に呑まれ、僕はもう前後不覚の状態に陥ってしまっていた。
どんな手順を踏んでそうされたのか、もうわからない。
いつの間にか彼がベッドの上に胡坐をかき、そそり立つ肉棒で、吊り下げられた僕を貫いていた。
四肢を頭上でひとつに束ねられ、流線型の肉塊と化した僕は、その彼の膝の間にすっぽりはまり込んでいる。
彼は体側に沿って真上に引き上げられた僕の両脚と脇腹の間から両腕を差し込み、僕の前に回している。
その手で乳首とペニスを好き放題弄り捲っているのだ。
更に、である。
無理やり後ろを向かされた僕は、彼に唇を奪われ、舌を吸われている。
しかも、無防備に両の太腿の間から飛び出したペニスは、彼の右手で扱かれ、包皮を剥かれた挙句ー。
正面に陣取ったKに、中身を触られているのだ。
同じ仮性包茎者だけに、Kは巧みだった。
仮性包茎の亀頭の扱い方を、隅から隅まで心得ているのだ。
唇での軽いキス。
舌先での、裏筋への愛撫。
時々尿道口を舌先でつついて、カウパー腺液の分泌を促すところなど、とても素人とは思えない。
カウパー腺液は空気に触れるとすぐ乾いてしまうので、快感を継続させるためには、間断なく滲ませておく必要がある。
それを熟知しての、繊細極まりない愛撫だった。
「チンポ、キモチ、イイ・・・」
僕は彼の膝の中で、くねくねと尻を動かした。
そうすると、肛門にみっしり充填された彼の極太ペニスが直腸の奥を突くので、それがまたたまらなくいい。
「チンポだけか?」
彼が突き上げと乳首弄りを加速させ、そう訊いた。
「アアンッ」
つい、可愛い声で鳴いてしまった。
ああ、鏡に映る僕って、なんてエロいんだ・・・。
昂りと快感で、震えが止まらない。
ク、クウ・・・。
このままだと、また出しちゃいそう…。
どんな手順を踏んでそうされたのか、もうわからない。
いつの間にか彼がベッドの上に胡坐をかき、そそり立つ肉棒で、吊り下げられた僕を貫いていた。
四肢を頭上でひとつに束ねられ、流線型の肉塊と化した僕は、その彼の膝の間にすっぽりはまり込んでいる。
彼は体側に沿って真上に引き上げられた僕の両脚と脇腹の間から両腕を差し込み、僕の前に回している。
その手で乳首とペニスを好き放題弄り捲っているのだ。
更に、である。
無理やり後ろを向かされた僕は、彼に唇を奪われ、舌を吸われている。
しかも、無防備に両の太腿の間から飛び出したペニスは、彼の右手で扱かれ、包皮を剥かれた挙句ー。
正面に陣取ったKに、中身を触られているのだ。
同じ仮性包茎者だけに、Kは巧みだった。
仮性包茎の亀頭の扱い方を、隅から隅まで心得ているのだ。
唇での軽いキス。
舌先での、裏筋への愛撫。
時々尿道口を舌先でつついて、カウパー腺液の分泌を促すところなど、とても素人とは思えない。
カウパー腺液は空気に触れるとすぐ乾いてしまうので、快感を継続させるためには、間断なく滲ませておく必要がある。
それを熟知しての、繊細極まりない愛撫だった。
「チンポ、キモチ、イイ・・・」
僕は彼の膝の中で、くねくねと尻を動かした。
そうすると、肛門にみっしり充填された彼の極太ペニスが直腸の奥を突くので、それがまたたまらなくいい。
「チンポだけか?」
彼が突き上げと乳首弄りを加速させ、そう訊いた。
「アアンッ」
つい、可愛い声で鳴いてしまった。
ああ、鏡に映る僕って、なんてエロいんだ・・・。
昂りと快感で、震えが止まらない。
ク、クウ・・・。
このままだと、また出しちゃいそう…。
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