僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 僕はある期待にゾクッとなった。

 彼の言葉自体は、侮蔑的なものである。

 だが、その内容より、彼が僕の行為に興味を示してくれたー。

 そのことが、より重要な意味を持っている。

 そう、強く感じたのである。

 今まで放置され、独りで猛る自分を慰めるしかなかった僕ー。

 社内公認の肉便器、全社員の公衆トイレという立ち位置で、丸一年生活してきた僕にとって、自慰ほどプライドを損なうものはなかった。

 肉便器は、他人に奉仕することで、快楽を得る”装置”だ。

 相手の行為が、たとえどんなに残虐な、極悪非道なものであっても、植物が涸れ地でもなんとか地下茎の毛根からなけなしの水を吸い上げるように、その行為からかそけき快楽を鋭敏に感じ取るー。

 それが、肉便器である僕の信条とでも呼ぶべきものなのだ。

 だから、今の僕にとっては、学生時代、あれほど好きだったオナニーが、すっかり唾棄すべきものになってしまっているのである。

「アア、イイ、アア」

 腰を巧みにくねらせてペニスを動かし、Kのペニスを刺激する。

 僕のもKのも二本とも、自らのカウパー腺液でトロトロにコーテイングされている。

 だから、剥き出しの亀頭同士がじかに擦れ合っても、痛くない。

「ダ、ダメエ・・・」

 僕の動きに反応して、切ない声で、Kが鳴く。

 彼の極太ペニスで肛門を貫かれたまま、彼の膝の間で痴れたように悶え出す。

 普段ウケの立ち位置を強いられることの多い僕にとり、自分の肉体でこうして相手を追い詰めていくのはなかなか新鮮な体験だ。
 
 むろん我が社の役員の中には稀にマゾヒストもいるから責めに回ることがないではないが、相手がKのように若い青年であるのはこれが初めてだった。

「きさまら、俺を無視して楽しむつもりか」

 彼がギロリとした目で喘ぐKと責める僕を見比べた。

「こいつを俺から盗ろうとしても、そうはさせないぞ」

 今度は僕をひとにらみしてそう言い放つと、

「自分で弄れ」

 Kにそう囁いて、乳首から右手を離す。

 その右手が僕とKの股間に伸びてくるのを見て、僕の背中をいい意味での悪寒が駆け抜ける。

 やった!

 期待が現実になったのだ。
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