僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 ベッドに仰臥した全裸の僕を挟むように、二人は立った。

 彼もKも相当欲情しているらしく、ふたりとも尖った亀頭の先を斜め上に向けて股間の男根を浅ましく勃起させたままだ。

 ある意味、いい気分だった。

 二人を催させているのは、間違いなくこの僕のはしたない肉体だからである。

「躰を起こせ」

 彼が命じた。

 言われた通りにすると、僕の右の内腿に手を差し入れてきた。

「K、倒れないように、こいつの上半身を支えるんだ」

「こうですか」

 Kが僕のみぞおちのあたりと背中に手を当てる。

「行くぞ」

 彼が両手で僕の右の太腿をつかみ、徐々にねじり上げ始めた。

 僕の右足は、付け根のところで、関節の中の骨を回転させながら、奇妙な角度に持ち上がっていく。

 バレエの稽古のように躰の側面に沿って真っすぐ立ち上がると、彼が顎で脛のあたりを押して折り曲げた。

 ちょうど、首の高さに膝が差し掛かったところだったので、”く”の字に曲がった膝から先が、うまい具合にうなじに引っかかる。

「K、今度はおまえの番だ。こいつの左足を、俺がやったように、首に引っ掛けろ。支える役は俺が代わってやる」

「あ、はい」

 Kがぎこちない手つきで、それでもなんとか僕の左足を持ち上げる。

 図らずも先ほど彼が指摘したように、これまで毎日のように肉便器としてさまざまな体位を取らされてきた僕の身体は、体操選手並みに柔らかい。

 だから、やり方さえわかれば”素人”のKでも割と簡単に、”いやらしい体位に組み立て”られるのだ。

「うは、こりゃすごい」

 体位が完成すると、ベッドの上の僕を見て、Kが奇声を発した。

「まるで高校の美術室にあったトルソみたいだ。しかも、チンポだけが前にこんなに突き出して」

 Kの言葉にそそられ、壁の鏡を横目で盗み見て、さすがの僕は赤面した。

 Kの言う通りだった。

 全裸で両足を首に引っ掛けたその姿は、あまりといえばあまりに猥褻すぎた。

 それこそ、ひと目見ただけで射精したくなってしまうほど。

 洋梨の形に突き出た裸の尻。

 綺麗に剃毛された、正面を向いた股間からは、戦艦大和の主砲のような黒光りする勃起陰茎が飛び出して…。

「ペニスだけじゃないぞ」

 首の後ろでクロスさせた僕の両足首を、天井から下がるロープの先端についた拘束具で縛りながら、彼が言った。

「このままつるし上げれば、肛門が丸見えだ。こうすれば、フイストファックどころか、なんでも好きなものを入れたい放題だろう?」

 

 
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