淫美な虜囚

ヤミイ

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335 棒状の快感に悶え狂う美青年⑲

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 だが脈動は長続きしない。

「まだダメ」

 陽が僕のペニスから口を離し、顔を上げてしまったのだ。

「ヤ、ヤメ…」

 やめないで。

 そう言いかけて、僕は耳朶まで赤くなる。

 悔し涙が、目尻に滲んだ。

 正直、イカセてほしかった。

 翔と一緒に。

 ドンピシャのタイミングで。

 仕方なく下を見る。

 うずくまった陽が握っているのは、唾液とカウパー腺液でどろどろになった僕の肉棒だ。

 いきり立った肌色のテッポウムシみたいにゴツゴツした長い筋肉の棒はぎこちなく反り返り、ヌルヌルに濡れた頭を光らせている。

 その頭の部分は肉棒の三分の一を占めるほど大きく、まるで皮膚を剥いだ盲目の海亀の頭部のようだ。

 陽はその部分―。

 恥ずかしいほど膨張した亀頭の先端に親指の腹を被せると、ズルっとひと撫でして、

「どう? キモチ、イイ?」

 悪戯っぽい表情で訊いてきた。

「ハアハアハアハア…」

 犬のように舌を吐き出し、言葉もなく頷く僕。

 ニュル~リ。

 ニュルニュルニュル…。

 陽の指の腹は僕の濡れ亀頭の表面に吸いつき、その指紋の微かな凹凸で僕に微妙な快楽を与えてくる。

 上から覗くと、陽の紐水着は股間のVゾーンのあたりで持ち上がり、隙間ができていた。

 勃起した陰茎が水着を押し上げ、肌との間に空間を作っているのである。

 僕と同じく剃毛したツルスベの股間から伸びた陽のペニスは、僕のに比べるとずいぶん細く、ペンシル型をしている。

 でもその分亀頭が尖り、全体的には最新鋭のミサイルのようだ。

「ク、アア、アアアッ」

 僕は快感に一瞬腰を引き、次に思い直したように突き上げる。

 斜め上に衝き上がったその太く長い肉のバナナをぎゅっと握り、先端を指先で撫で回しながら陽が捩じった。

「アア、イイ、イ、イイーッ!」

 捻り回され悶絶していると、

「一滴残らず、搾り出してあげるからね」

 歌うようにそう独りごちて、陽が僕の股間からぶら下がった睾丸を、左手の手のひらできゅっと握り締めてきた。
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