僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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110 堕ちた天使⑳

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 多機能トイレは広いと言っても、マスミの巨体には窮屈だった。
 僕はその床に横たえられ、勃起した男根をいいようにこの巨女に嬲られているのだ。
「すごいな。まるでヒグマに食われる登山者だ」
 壁に貼りついてその様子を見守りながら、警備員がつぶやいた。
「いくら相手が痴女でも、レイプされる側にはなりたくねえな」
 そんなことを言われても、マスミに自由を奪われ、僕は動くことさえままならない。
 それに、恥ずかしい話、なぜか僕の男根は、今までにないほど、烈しくエレクトしてしまっている。
 凌辱される自分の姿が、鏡に映っているせいだった。
 この多機能トイレは、片側の壁に等身大の鏡がはめ込まれていて、そこにマスミと僕の痴態があますところなく映し出されているのである。
 背徳と嗜虐。
 最近分かってきたことなのだけれど、どうやら僕の性癖は、それらしかった。
 簡単に言えば、一種のマゾヒストということになるのだろうか。
 俗に言う、M男である。
 他人に嬲り者にされる全裸の自分。
 これほどそそるものはなかった。
 しかも、相手がマスミのように常軌を逸した醜女だから、ただの痴漢との行為の時の何百倍も感じてしまう。
 今しもイキそうになりながら、これでいいのか、と思う。
 本来ならば、愛する人とのまぐわいにおいてだけ、このような絶頂を感じるべきではないのか。
 たとえば、渉とのあのひと時。
 あれがもっとずっと続きさえすれば、僕はこんなところでこんな惨めな姿をさらさずに済んだのでは…?
 でも、もう、抗えなかった。
 マスミは僕の腰を抱き上げ、完全勃起した男根をしゃぶりまくっている。
 アイスキャンデーを舐めるように、愛し気にあますところなく、ざらついた舌で舐め上げるのだ。
 特に敏感な亀頭の裏側を舐められ、あまりの愉悦に、僕はもう、狂いそうだった。
 皮の剥けた亀頭と肉茎の境目の部分。
 その裏側を舐められるほど、男にとっての快感はない。
 しかも、時折マスミは、勘の良さを発揮して、僕が愛撫に慣れそうになるとランダムに乳首を抓んでくる。
 これが、効いた。
 ナンデ、コンナニ、ボクハ、カタクナッテルノ?
 ナンデ、コンナニ、キモチ、イイノ?
 アア、モウ、ダメ…。
 ぶわっ。
 種を飛ばす直前の鳳仙花の実のように、いきなり亀頭が膨らむのがわかった。
 躰の奥の方からマグマが吹き上がる。
 どくんどくんどくん…。
 脈動がどんどん大きくなってー。
「ああんっ! イク、いっちゃううっ!」
 僕は跳ね上がった。
「だめ! でりゅ、出ちゃう!」
 どびゅびゅっ!
 もっと!
 どびゅびゅびゅっ!
 あはっ!
 どびゅっ! どびゅっ! どびゅっ!
 ぶちゅう。
 ごっくん。
 じゅるっ!
 じゅばあっ!
「うわあ、甘~い」
 僕を飲み干し、更に綺麗に舐め上げると、マスミが感極まって叫んだ。
「やっぱ、うまいわあ。若い男のザーメンって。でも、これ、何かの味に似てない?」
 その言葉に、僕はドキッとなった。
 あ・・・。
 ヤバい。
 瞬間的に、そう、思ったのだ。
 
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