3 / 152
2 痴漢列車②
しおりを挟む
夏ということもあり、僕は生地の薄い綿パンを履いていた。
その尻の谷間に何かひどく固くて熱いものが押しつけられているのである。
その感触は、明らかに勃起した男根だった。
後ろに立った誰かが、僕の臀部にズボンの下で固く怒張したイチモツをぐいぐい押しつけてきている…。
痴漢?
一瞬、そんな考えが脳裏に浮かんだ。
でも、と思い直す。
僕は男なのだ。
見た目からしても、女性と間違えられるような容姿をしているわけではない。
ただの偶然だろうか。
混んでいるから、たまたまそうなっただけのことなのか。
事実、車両の中はぎゅうぎゅう詰めで、振り向くことすら許されないほどの混みようだ。
仕方なく我慢していると、今度は後ろから抱きしめるように手が伸びてきて、僕の胸を弄り出した。
ジャケットの下はTシャツ一枚である。
その何者かの手は、おせじにも逞しいとはいえない僕の胸板を、生地の上から執拗に撫で回し始めたのだ。
ちょ、ちょっと…。
なんだ、こいつ?
ここまでくると、もう疑いようがなかった。
これは、痴漢だ。
しかも、僕が男だということを分かったうえで、卑劣な行為に及んでいる。
やめろ!
僕はせめてもの抵抗を示すために、身をよじってみせた。
Tシャツの下は素肌だから、なんともいえず、気持ちが悪い。
汗ばんだ肌に生地が貼りついているだけに、裸の胸をじかに触られているような気がするのである。
僕は小柄なほうなので、いつしかその何者かの腕の中にすっぽり抱かれてしまっていた。
ハアハアハア…。
耳元に熱い息がかかった。
相手の体温と満員の車両内の蒸し暑さとで、だんだん気が遠くなってくる。
ぼうっとなって、相手の腕の中に身を預けたその瞬間だった。
身体の芯にふいに疼くような快感が走り、僕は小さく声を上げていた。
Tシャツの上から、そいつの手が右の乳首の先っぽに触れたのだ。
く。
瞬く間に、突起が硬くなり、布地を持ち上げるのがわかった。
と。
僕の変化にいち早く気づいたのか、そいつの指が布地ごと乳頭をつまみ上げ、右に左にくいくいねじり出す。
あふ。
喘ぎが漏れた。
更に左側もつままれ、二つ同時に弄られた。
綿パンの中で、僕の股間がマグマのように熱くなる。
アレに血流が流れ込み、あっという間に硬さを増していく。
地下鉄が止まり、ドアが開いたのは、その時だった。
その尻の谷間に何かひどく固くて熱いものが押しつけられているのである。
その感触は、明らかに勃起した男根だった。
後ろに立った誰かが、僕の臀部にズボンの下で固く怒張したイチモツをぐいぐい押しつけてきている…。
痴漢?
一瞬、そんな考えが脳裏に浮かんだ。
でも、と思い直す。
僕は男なのだ。
見た目からしても、女性と間違えられるような容姿をしているわけではない。
ただの偶然だろうか。
混んでいるから、たまたまそうなっただけのことなのか。
事実、車両の中はぎゅうぎゅう詰めで、振り向くことすら許されないほどの混みようだ。
仕方なく我慢していると、今度は後ろから抱きしめるように手が伸びてきて、僕の胸を弄り出した。
ジャケットの下はTシャツ一枚である。
その何者かの手は、おせじにも逞しいとはいえない僕の胸板を、生地の上から執拗に撫で回し始めたのだ。
ちょ、ちょっと…。
なんだ、こいつ?
ここまでくると、もう疑いようがなかった。
これは、痴漢だ。
しかも、僕が男だということを分かったうえで、卑劣な行為に及んでいる。
やめろ!
僕はせめてもの抵抗を示すために、身をよじってみせた。
Tシャツの下は素肌だから、なんともいえず、気持ちが悪い。
汗ばんだ肌に生地が貼りついているだけに、裸の胸をじかに触られているような気がするのである。
僕は小柄なほうなので、いつしかその何者かの腕の中にすっぽり抱かれてしまっていた。
ハアハアハア…。
耳元に熱い息がかかった。
相手の体温と満員の車両内の蒸し暑さとで、だんだん気が遠くなってくる。
ぼうっとなって、相手の腕の中に身を預けたその瞬間だった。
身体の芯にふいに疼くような快感が走り、僕は小さく声を上げていた。
Tシャツの上から、そいつの手が右の乳首の先っぽに触れたのだ。
く。
瞬く間に、突起が硬くなり、布地を持ち上げるのがわかった。
と。
僕の変化にいち早く気づいたのか、そいつの指が布地ごと乳頭をつまみ上げ、右に左にくいくいねじり出す。
あふ。
喘ぎが漏れた。
更に左側もつままれ、二つ同時に弄られた。
綿パンの中で、僕の股間がマグマのように熱くなる。
アレに血流が流れ込み、あっという間に硬さを増していく。
地下鉄が止まり、ドアが開いたのは、その時だった。
22
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる