バナナの皮を剥くように ~薔薇色の少年~ 

ヤミイ

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20 美しき変態④

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「そう? それは助かるよ」

 最初からそう言ってくれたらよかったのに・・・。

 口の中でそう続けて、躰の力を抜き、シートに背中をうずめるヨミ。

 僕は震える手でウェットティッシュのパックを取り、中身を引き出し、ヨミのほうに身を寄せる。

 しどけなく開かれた生白い脚。

 その間に、腰骨の隆起から陰部にかけて、鋭角のVゾーンの窪みが走っている。

 目を凝らすまでもなく、やはりヨミのそこはつるすべで、まるでマネキンの皮膚のように見える。

 そして、V字形の頂点から生えた、ひどく凶暴なシルエットをもつ”反り返るモノ”。

 全身が大理石のように白い中で、それだけ萌えるような薔薇色をしている。

 裏側をこちらに露呈したその器官は、ゴツゴツしたシルエットとハート形の頭部が何か肉でできた武器のようだ。

 反り返り方があまりに大きいため、亀頭の先が流線形のへそに触れ、くぼみに精液の雫を落としている。

 肉棒全体も卵白か糊のような白濁液で斑になり、ところどころでゼリー状の精子の塊ができていた。

 おそるおそる首のあたりを指で抓み、持ち上げて、下腹から離してやった。

 固いゴムのような感触の肉棒は、しっかり抓んでいないと弾性で元の位置に戻ってしまう。

 指先に力を入れて、レバーを操作するようにぐいと真上に引き上げた時、

「アア・・・」

 ヨミが震えるため息を吐いて、うっすら目を開けた。

「いいよ、いい・・・。その調子だよ・・・。和夫、君に触られてると思うだけで、僕はまた・・・」
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