120 / 248
119 試練④
しおりを挟む
僕は届いた品物を、一つずつ手に取って、じっくりと観察してみた。
四つのうち三つはごく普通のはアーモンド形のローターだけど、一個だけ形状がかなり違っていた。
色は他のと同じピンクなのだが、それだけ妙にスリムなのだ。
靴ベラみたいな形の基部からスティック状の口吻が伸び、徐々に細くなって先端の丸い吸盤に続いている。
どうして、これだけ、こんな形をしてるんだ?
嫌な予感がした。
添付の手紙には、性具を装着する箇所として、ふたつの乳首、陰茎とともに、肛門が指定されていた。
普通のローターでは、僕の肛門にはとても入らない。
僕はゲイではないから、これまで肛門性交の経験などなく、童貞であるのと同様に、アナル処女だからである。
でも、これなら…。
眼の高さに掲げ、しげしげと眺めてみる。
この細いほうから穴に差し込めば、あるいはかなり奥まで挿入できるのかもしれない。
男性にも、肛門内に女性のGスポットにあたる部位があるという。
膀胱側に存在する前立腺が、直腸と壁一枚で接する部分である。
そこを刺激されると、男でも、女みたいな持続可能のオーガズムを味わうことができる・・・。
そう、ネットの記事か何かで読んだことがあった。
あるいはこのスティックこそが、男のアナルの奥を刺激して、メスイキ状態にさせる道具なのか・・・。
もし、そうだとすれば・・・。
この”冒険”は、まさにスリルに満ちた、凄いものになる・・・。
いつの間にか、僕はバキバキに勃起してしまっていた。
早く四つの性具を身につけたくて、たまらなかった。
でも、一度装着したら、もう射精は許されない。
途中で漏らさないためにも、その前に一度、出しておいたほうがいいー。
これを、使ってみよう。
僕はアナルスティックを指で挟み、くるくる回してみた。
なんにせよ、肛門に異物を入れるには、ある程度慣れが必要だ。
いつかヨミとセックスする時に備えて、今ここで、自分の手で開通しておくのも、悪くない。
そう、思ったのだ。
四つのうち三つはごく普通のはアーモンド形のローターだけど、一個だけ形状がかなり違っていた。
色は他のと同じピンクなのだが、それだけ妙にスリムなのだ。
靴ベラみたいな形の基部からスティック状の口吻が伸び、徐々に細くなって先端の丸い吸盤に続いている。
どうして、これだけ、こんな形をしてるんだ?
嫌な予感がした。
添付の手紙には、性具を装着する箇所として、ふたつの乳首、陰茎とともに、肛門が指定されていた。
普通のローターでは、僕の肛門にはとても入らない。
僕はゲイではないから、これまで肛門性交の経験などなく、童貞であるのと同様に、アナル処女だからである。
でも、これなら…。
眼の高さに掲げ、しげしげと眺めてみる。
この細いほうから穴に差し込めば、あるいはかなり奥まで挿入できるのかもしれない。
男性にも、肛門内に女性のGスポットにあたる部位があるという。
膀胱側に存在する前立腺が、直腸と壁一枚で接する部分である。
そこを刺激されると、男でも、女みたいな持続可能のオーガズムを味わうことができる・・・。
そう、ネットの記事か何かで読んだことがあった。
あるいはこのスティックこそが、男のアナルの奥を刺激して、メスイキ状態にさせる道具なのか・・・。
もし、そうだとすれば・・・。
この”冒険”は、まさにスリルに満ちた、凄いものになる・・・。
いつの間にか、僕はバキバキに勃起してしまっていた。
早く四つの性具を身につけたくて、たまらなかった。
でも、一度装着したら、もう射精は許されない。
途中で漏らさないためにも、その前に一度、出しておいたほうがいいー。
これを、使ってみよう。
僕はアナルスティックを指で挟み、くるくる回してみた。
なんにせよ、肛門に異物を入れるには、ある程度慣れが必要だ。
いつかヨミとセックスする時に備えて、今ここで、自分の手で開通しておくのも、悪くない。
そう、思ったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる