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ヤミイ

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 母が僕を運んだのは、キングサイズのダブルベッドが中央に鎮座する夫婦の寝室だった。
 ダブルベッドの上にクッションをふたつ並べ、その狭間に荷物のように緊縛された僕の躰を落とし込む。
 僕は身体を背後に反り繰り返らせ、柔らかなクッションの間に仰臥した。
 首の後ろをベッドのヘッドボードで支えられるため、今度は辛うじて自分の躰を見ることができた。
 恥ずかしい姿勢を取らされて、股間ではペニスがすっかり勃起してしまっている。
 剥けかけた包皮の間から、先走り液で艶光る充血した濃いピンク色の亀頭が覗いていた。
「まずは、こんなのはどうかしら」
 ベッドにのぼると、母は畳まれた僕の躰を抱くように両膝の間に挟んだ。
 そうしておいて少し背筋を伸ばすと、背中のホックを外して躊躇なくブラジャーをはぎ取った。
 たわわな果実のような乳白色の乳房がぶるんとこぼれ出し、僕の勃起ペニスにぶつかった。
「何をするつもり・・・?」
 首だけ立てて、僕は母の一挙手一投足を凝視した。
「こうするの」
 まん丸の肉の球で、母がやにわに僕のペニスを両側から挟み込んだ。
 巨大なプリン状の乳房に呑み込まれ、一瞬ペニスが見えなくなる。
「男の子って、こういうの、好きなんでしょう?」
 両側から乳房を手で押さえ、その柔らかい肉の裏側で母が交互にペニスをしごき始める。
 芯のない巨大なマシュマロでペニスを包み込まれるような感じだった。
「あ、ああ、ああああ、あああああああ…」
 あまりの気持ち良さに、僕の喉からか細い嬌声が溢れ出す。
 母は右と左の乳房をかわるがわる動かしながら、胸の谷間から顔を出す僕のズル剥け亀頭に激しくキスをする。
「くっ」
 僕は固く眼を閉じ、頬を強張らせた。
 情けないことに、もう出そうになっていた。
 きょう3度目の射精の予感に、緊縛された僕は腰だけ宙に突き上げ、母に嬲られるまま、ただ震えていた・・・。
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