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ヤミイ

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 ナオミの巨体の前では、さしもの先生も赤子同然だった。
 ナオミがつるし上げる。
 ナオミが頬張る。
 ナオミが舐める。
 ナオミが吸う。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ」
 先生が痙攣する。
 Mの字に開いた脚の中心から突き出す勃起ペニス。
 そのつけ根をグローブみたいな手で握り、ナオミが先生の亀頭をすっぽり口に咥え込んでいる。
 ナオミの分厚いタラコ唇がまくれ上がり、そのまん丸の頬が膨張と収縮を繰り返す。
「はあ、はああああっ」
 ナオミが亀頭の先にぴたっとく唇を密着させ、鈴口からじゅるじゅる精液を吸い上げにかかると、股間から垂れ下がった先生の陰嚢が奇妙な形に歪み始めた。
 業務用の電気掃除機並みの肺活量で精液を吸われているからだろう。
 皺だらけの袋の中で、ふたつのアーモンド形の精巣が踊り狂っているのだ。
「やめ・・・やめて・・・くれ」
 ひくつきながら、先生がうめく。
「そ、そんなに、吸われたら・・・あ、あ、あああっ」
 その切なげな声に、僕はふと思い出した。
 そういえば、先生は心臓が弱いのではなかったか。
 きのう、誰かがそんなことを言っていた気がする。
 あれはジュリだったか、助清と佐平のどちらかだっただろうか・・・。
 どの道、過激すぎる行為は本当に命取りになるのかもしれない。
 それにしても、これまでの先生は、どんな性的行為をもその恥ずかしい裸体に甘んじて受け入れてきていた。
 もしかしたら、快楽を味わうことができるなら、命など二の次と考えているのかも知れなかった。


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