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「しかも、もうこんなに濡らしちゃってさ、ったく、どこまで変態なんだろうね、おまえは」
ジュリの指が亀頭をぬるりとひと撫でする。
「あ…だ、だめ・・・」
ぴくぴく僕は震えた。
綺麗な男の娘であるジュリに、罵倒されながら身体の一部を弄られるのは、ゾクゾクするほど気持ちがいい。
僕のマゾ的側面に、ジュリのハスキーな声と粗暴な行為はドストライクでヒットする。
引き気味だった僕の腰が、意志に判して知らず知らずのうちに前へ前へと突き出されていく。
更なる快感を求めて、躰のほうが勝手に動くのだ。
「ここもか」
ジュリが僕の亀頭を右手の手のひらで撫で回しながら、左手の指で乳首を責めてきた。
てろてろ弾いて、きゅっとつねる。
それをふたつの乳首に交互に繰り返す。
「も、もっと・・・」
すぐに乳首がびんびんに勃起して、僕はのけぞり、甘えた声でせがまずにはいられない。
「このクソ変態。今晩のおまえのベッドはあそこだよ」
と、ジュリが僕の顔にぺっと唾を吐いた。
「後ろのカーテンを開けてみな」
振り返ると、そこはプレイルームの最深部で、一画がピンクのアコーデオンカーテンに囲まれている。
「僕の、ベッド?」
ペニスをまさぐられたまま、躰を横にして、開けてみた。
カーテンの向こうは、真ん中にバスタブみたいなものが置かれた狭い空間だった。
バスタブの中には、お湯ではなく、なにか別のものが溜っている。
全体的に白くて、ところどころ透明な、ゼリー状の液体である。
「これが何かわかるか?」
僕の躰をバスタブに向けさせて、面白そうに、ジュリが訊いた。
「ま、まさか・・・」
僕は絶句した。
瞬間、あり得ない、と思った。
でも、おそらく、間違いない。
匂いでわかるのだ。
この、栗の花みたいな、青臭い匂い・・・。
こ、これは、紛れもなく、この僕の・・・。
ジュリの指が亀頭をぬるりとひと撫でする。
「あ…だ、だめ・・・」
ぴくぴく僕は震えた。
綺麗な男の娘であるジュリに、罵倒されながら身体の一部を弄られるのは、ゾクゾクするほど気持ちがいい。
僕のマゾ的側面に、ジュリのハスキーな声と粗暴な行為はドストライクでヒットする。
引き気味だった僕の腰が、意志に判して知らず知らずのうちに前へ前へと突き出されていく。
更なる快感を求めて、躰のほうが勝手に動くのだ。
「ここもか」
ジュリが僕の亀頭を右手の手のひらで撫で回しながら、左手の指で乳首を責めてきた。
てろてろ弾いて、きゅっとつねる。
それをふたつの乳首に交互に繰り返す。
「も、もっと・・・」
すぐに乳首がびんびんに勃起して、僕はのけぞり、甘えた声でせがまずにはいられない。
「このクソ変態。今晩のおまえのベッドはあそこだよ」
と、ジュリが僕の顔にぺっと唾を吐いた。
「後ろのカーテンを開けてみな」
振り返ると、そこはプレイルームの最深部で、一画がピンクのアコーデオンカーテンに囲まれている。
「僕の、ベッド?」
ペニスをまさぐられたまま、躰を横にして、開けてみた。
カーテンの向こうは、真ん中にバスタブみたいなものが置かれた狭い空間だった。
バスタブの中には、お湯ではなく、なにか別のものが溜っている。
全体的に白くて、ところどころ透明な、ゼリー状の液体である。
「これが何かわかるか?」
僕の躰をバスタブに向けさせて、面白そうに、ジュリが訊いた。
「ま、まさか・・・」
僕は絶句した。
瞬間、あり得ない、と思った。
でも、おそらく、間違いない。
匂いでわかるのだ。
この、栗の花みたいな、青臭い匂い・・・。
こ、これは、紛れもなく、この僕の・・・。
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