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ヤミイ

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「そう、これは全部、きょう一日でおまえが貯めた精液さ」
 浴槽を先の尖った顎でしゃくってみせて、ジュリが忌々しげに言った。
「自分でも、よく出したと思うだろ?」
 確かにそうだ。
 この匂いは、間違いなく精液のものである。
 オナニーが終わった後、部屋に立ち込めるあの臭い・・・。
 家族に見つからないように、終わった後はいつも窓を開けて換気したものだ。
「まさか、このために・・・?」
 僕はあっけに取られて、ジュリの美少女フィギュアのような顏を見返した。
「そうさ。あたしは、おまえのザーメンで、精液風呂を作りたかったのさ」
 ジュリが、眼窩の中でギョロリと眼球をめぐらせて僕を睨みつけた。
「ど、どうして・・・?」
 わけがわからなかった。
 この美しい男の娘は、なぜそこまで初対面の僕にこだわるのか。
 僕が彼女=彼に会うのは、この合宿が初めてなのに。
「おまえを辱めるために決まってるだろ!」
 ジュリが僕の肩を押すとともに、脚を引っかけてきた。
「あっ」
 よろめいた僕は、たたらを踏んでバスタブの縁をまたぎ超えた。
 左足が白濁液の中に落ち、足の裏がぬるっと滑る。
 液は生温かく、くるぶしを埋めるほどの深さである。
「座れよ。そこに」
 ジュリが僕の両肩に手を置き、沈めにかかる。
「自分の精液の中にどっぷり漬かるんだよ」
「や、やめて・・・」
 口で抗議するものの、ジュリには逆らえなかった。
 僕は押さえつけられるがまま、バスタブの底にお尻をつけた。
 ぬめぬめした精液が、内腿からお尻にかけてを濡らした。
 まるで糊の中に坐り込んだみたいな感じだった。
 僕が完全にバスタブに身を沈めたのを確認すると、今度はジュリが縁をまたぎ超え、中に入ってきた。
 腰をかがめて精液を両手ですくうと、突然僕の顔に塗りつけた。
「どうだ、自分の精液の味は?」

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