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僕はうっとりと、鏡に映るおのれの浅ましい裸身を眺めた。
その紐でできたサポーター状のショーツは、どの角度から見ても卑猥そのものだった。
特に、真横から見ると、すごさが一目瞭然だった。
斜めに勃ち上がった長大な肉竿が、裏筋の部分をのぞいてすべて露出してしまっているのである。
それはすでに下着の役割を果たしていなかった。
ただ、怒張した肉棒をつけ根のあたりで辛うじて支えているだけなのだ。
「ずいぶん、気に入ってくれたようだな」
声に振り向くと、先生も特製ショーツを装着したところだった。
その姿に、僕はときめいた。
貧相な体つきの僕と違い、筋肉質で上背のある先生がTフロントのショーツをつけると、露出部分が強調されて異様にいやらしい。
ルネサンス期の裸体像の彫刻に、誰かが卑猥な悪戯を施したかのように、見ていてひどくそそるのである。
アナルローターと媚薬入りローションの効果は、あなどれない。
あれだけ射精したのに、先生はまた勃起していた。
僕はふと、先生に抱きつき、さっきみたいに勃起陰茎同士を激しくこすり合せたくなった。
このショーツをつけての兜合わせは、きっと、めくるめくような快感を呼び起こしてくれるに違いない。
そう思ったのだ。
が、ここは我慢することにした。
先生との本格的な兜合わせは、もう少し先の楽しみに取っておこう。
「行きましょうか」
僕はショーツ一枚の裸の上にコートを羽織ると、ポケットにふたつのリモコンをさりげなくつっこんだ。
その紐でできたサポーター状のショーツは、どの角度から見ても卑猥そのものだった。
特に、真横から見ると、すごさが一目瞭然だった。
斜めに勃ち上がった長大な肉竿が、裏筋の部分をのぞいてすべて露出してしまっているのである。
それはすでに下着の役割を果たしていなかった。
ただ、怒張した肉棒をつけ根のあたりで辛うじて支えているだけなのだ。
「ずいぶん、気に入ってくれたようだな」
声に振り向くと、先生も特製ショーツを装着したところだった。
その姿に、僕はときめいた。
貧相な体つきの僕と違い、筋肉質で上背のある先生がTフロントのショーツをつけると、露出部分が強調されて異様にいやらしい。
ルネサンス期の裸体像の彫刻に、誰かが卑猥な悪戯を施したかのように、見ていてひどくそそるのである。
アナルローターと媚薬入りローションの効果は、あなどれない。
あれだけ射精したのに、先生はまた勃起していた。
僕はふと、先生に抱きつき、さっきみたいに勃起陰茎同士を激しくこすり合せたくなった。
このショーツをつけての兜合わせは、きっと、めくるめくような快感を呼び起こしてくれるに違いない。
そう思ったのだ。
が、ここは我慢することにした。
先生との本格的な兜合わせは、もう少し先の楽しみに取っておこう。
「行きましょうか」
僕はショーツ一枚の裸の上にコートを羽織ると、ポケットにふたつのリモコンをさりげなくつっこんだ。
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