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ヤミイ

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 柚葉の指の感触に触発されるように、僕は話し始めた。
「あれは、僕が小学6年生の夏のことでした。夏休みを利用して、初めてひとりで祖母の家に行った時のことです…」
 今思うと、それは、色々な意味での親離れの旅行であったのだ。
「行きの新幹線の中でのことです。僕が乗ったのは自由席だったのですが、お盆前の平日だったせいか、席には比較的余裕があり、運よく窓側の席に座ることができました。初めての一人旅にワクワクしながら、僕は窓の外に流れる景色を眺めていたものです。ところが…」
「ところが?」
 柚葉の僕を握る指に力がこもる。
 4本の指で膨張して硬くなった肉筒を握りしめ、人差し指だけを包皮から覗いた亀頭の先に当てている。
「次の駅で、僕の隣に若い女性が座ってきたのです」
「若い、女性…?」
 柚葉が亀頭の表面に爪を立てるのがわかった。
「ええ、25歳くらいの、OLふうの美しい女の人でした。今となっては服装も顔も覚えていませんが、かなりの美人だったという記憶があります。まあ、といっても、ある事情から、僕はほとんど彼女の顔を見ていられなかったのですけど…」
「ある、事情ですか?」
「ええ、それがどんな事情化は、すぐにわかりますよ。初めのうち僕は、単に隣に美人の女の人が座ってくれた幸運に、ドキドキしているだけでした。ところが、まもなく、様子がおかしいことに気づいたのです」
「様子って、どんなふうに、ですか?」
「その前に、その時の僕の服装を説明しておかねばなりません。まだ12歳になったばかりだった僕は、下半身にフィットしたデニムの半ズボンを穿き、躰に吸いつくようなピタTシャツだけを着ていました。あなたならおわかりですね? これが、あるよこしまな趣向を持った大人には、どんなにそそる服装かということが」
「チクビが透けて見えるピタTシャツに、股間の膨らみが如実にわかる、デニムの半ズボンですか…?」
「そうです。すでにその1年前に精通を済ませ、自慰を覚えていた僕は、その頃から年の割に性器の大きな子どもでした。少し勃起するだけで、異様に半ズボンの前が張ってしまい、母たちはずいぶん目のやり場に困ったようでした。でも、運悪く、その時僕の隣に座ったのは、よりによって、そのよこしまな趣味を持った女性だったというわけです」
「じゃあ、その後、その女は…。なんとなく、見えてきました」
 柚葉がぐいと僕を下に押し下げた。
 自分と同類の存在に、激しく嫉妬したのかもしれなかった。
「あうっ」
 思わず呻いたのは、包皮を完全に剥かれ、生の亀頭をすべて剥き出しにされてしまったからである。
「座席に座ったまま、触られたんですね?」
 怒ったように言い、柚葉が指でぬるぬる亀頭をこね回す。
「え、ええ」
 僕はようやくのことで、声を出した。
「気がつくと、手のひらで、太腿を…それからTシャツの上から、僕の胸を…」
 
 

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