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ヤミイ

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「さすがに3人、カウンターに上がるのは無理ね。場所を変えないと」
「そうだな。拘束具のあるベッドに移そう」
 相談の結果、僕はカウンターから担ぎ下ろされ、プレイルームの壁際のベッドに移送された。
 しかも今度は、両足を180度開脚させられて、結束バンドで足首をベッドの支柱の両端に固定されてしまった。
 更に万歳の恰好で両腕も拘束されると、僕はもう恥辱の見本のような姿になった。
 アナルローター、黒人極太バイブ、尿道バイブ、乳首ローター、陰嚢につけた電動オナホはそのままなのだ。
 乳首にふたつの吸盤。
 天井めがけてそびえ立つペニスのチューリップ状の先端からは、避雷針のように尿道バイブが飛び出ている。
 その根元には、僕のしわくちゃの睾丸袋を咥え込んだ電動オナホが貼りつき、細かく振動している。
 全部入り切らず、肛門からはみ出した黒人極太バイブの台座がベッドのマットに食い込み、僕の桃のような尻を数センチ持ち上げている。
 そして、外からは見えないけど、直腸の最深部潜り込んだアナルローターは、むろん今も活発に、誰にも見られずに律儀に振動しながら、僕の性欲の源である前立腺を刺激し続けているのだー。
 天井一面の鏡に映るのは、5種類もの器具に同時に責められ、全裸でひくひく痙攣する僕の浅ましい姿だ。
 女の子みたいに滑らかな下腹がいやらしく波打ち、細い太腿にはなけなしの筋肉が浮き彫りになっている。
 体つきが華奢なだけに、そのとんでもないサイズの性器が目立ち、とてつもなくいやらしい。
 僕は恋焦がれるように、鏡の中の僕を見る。
 鏡の中から、うっとりした眼で、もうひとりの僕が見つめ返してきた。
 キスしたい、と切実に思う。
 あの子に。
 鏡の中から僕を見つめる、あの淫蕩なまなざしのアドニスに。
 彼の性器なら何度も咥えたことがある。
 でも、キスは…。
 パジャマの下だけ脱いで、下半身裸になり、洗面台の鏡に映った自分の顔に接吻しながら、硬い肉を扱いた夜。
 変態的な気分がマックスまで高まると、しまいには全裸になって、乳首を糸でしばり、そしてー。
 連続して、マットが沈んだ。
 右から先生、左からジュリが、ベッドの上に乗ってきたのだ。
 いつのまにか、ジュリもボンテージスーツを脱いで、全裸になっている。
 丸く張った毬のような乳房に、くびれた腰。
 芸術品のようなそのスタイルを裏切るのは、無毛の股間からそそり立ついやらしいペンシル型の肉棒である。
「入れるか」
「ええ」
 ふたりが僕の顔の両側に片膝をつき、股間を広げた。
 まず、先生の太く熱い筋肉質のシシカバブが、僕の唇まで差し伸べられた。
 反射的にそれを咥えようとした時、反対側からジュリの槍型ペニスが伸びてきて、僕の頬に触れてきた。
「もっと口を開けなさい」
 ジュリが命令した。
「不公平は許さない。二本いっぺんに咥えて、あたしと兄貴を同時に逝かせるの。いいわね? この変態少年」


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