Ｒ指定

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　ついに尿道バイブを抜く時がやってきた。
　僕はまず自分のペニスからバイブを引き抜くことにした。
　先生のペニスとの間にわずかにのぞく連結部分を右手で持って、少しずつ引っ張った。
　ずるっ。
「あうっ」
　尿道の中をシリコンのチューブが移動する感触に、僕は危うく失禁しそうになる。
　それでも我慢して抜いていくと、やがてずぼっという音とともに、僕の体液でぬるぬるになった細いチューブが現れた。
　ちゅぶっ。
　解放された尿道から、カウパー腺液に混じって、白濁液があふれ出る。
　卵の白身のような生温かい体液は、新種のキノコのような僕の肉茎を伝って根元まで垂れていく。
「ふう」
　僕は少し勢いを失った男根を握って、安堵の吐息を吐いた。
　これですっきりした。
　今度は先生の番だ。
　先生はベッドに胡坐をかいたジュリに肛門を貫かれ、ちんぐり返しに近い姿勢でペニスをこちらに向けている。
　その先から飛び出ているのは、さっきまで僕の尿道を塞いでいた尿道バイブの残り半分である。
　自分の時のように、一気に抜いてしまうのは面白くなかった。
　左手で先生の男根を握って垂直に立てると、まだ振動しているバイブを右手で握った。
　そのまま、米をつくように、バイブを上下に動かしてやる。
「あひっ」
　バイブのピストン運動に、先生が眼を見開いた。
　自ら両足を開き、僕のほうへと股間をせり出してくる。
　ジュリの言葉が本当なら、多少手荒な真似をしても、先生は平気なはずである。
　現についさっき、乳頭に爪で傷をつけた時も、先生は恍惚の表情で喘いだだけだった。
　バイブを回転させ、尿道を掻き回してやる。
　奥で弾力のあるものに当たっているのは、精巣に違いない。
「ああっ！　あああっ！　ああああっ」
　ズコズコ突いていると、先生があられもない声ですすり泣き始めた。
　その腰を両手でつかみ、ジュリが真下から先生の肛門を盛んに突き上げる。
　ジュリの上で上体を反らし、たくましい胸板に咲いたトキトキの勃起乳首を僕に見せつけてくる先生。
　両手をわざとうなじの後ろで組み、僕とジュリに全身を預けるマゾな体勢を自分から取っている。
　そろそろ潮時だった。
　ひと際強く尿道を掻き回すと、僕はひと息に尿道バイブを抜きにかかった。
　ずずずずずっ。
　ぬめるような感触とともに、ぬるぬるのチューブが開き切った先生の鈴口から現れた。
　力を込めて、抜いてやる。
　じゅぼっ。
　湿った音がしたかと思うと、
「やひいいっ！」
　先生が絶叫し、電撃を食らった解剖台の食用蛙みたいに硬直した。
　どびゅっ！
　出た。
　黄みがかった、溶けたバニラアイスのような多量の精液が、先生の筋肉茸の鈴口を割ってあふれ出た。
「ああ、すごく締まってる！」
　ジュリが叫んだのは、その時だ。
「あ、あたしも、い、いくうっ！　あん、逝っちゃうぅ！」
　どびゅうっ。
　どびゅびゅっ。
　先生の躰にジュリが後ろからしがみつくと、ふたりの接合部からだらりとスキムミルクが流れ出す。
　濃厚な栗の花の匂いが周囲に立ち込めた。
　そのあまりのかぐわしさに、僕は萎えかけた先生のペニスにしゃぶりつく。
　先生の上で同時に躰を180度回転させ、その肩に両の太腿を載せ、肢で首を挟むようにすると、今度はおのれの怒張シシカバブを先生の口にねじ込んだ。
　口腔内で、先生のフランクフルトがゆっくりとまた、力を取り戻すのがわかった。
　尿道バイブを抜かれてすぐの男同士のシックスナインに、先生が早くも欲情した証だった。