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ヤミイ

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 ジュリが肛門に差し込んだ指を、一本、二本と増やしてくる。
 肛門の括約筋を無理やり広げられる感覚が、嗜虐心を呼び覚まし、ペニスをますます硬くする。
 その僕の勃起ペニスは根元まで先生に咥え込まれ、じゅるじゅるアイスバーみたいに吸われている。
 先生は僕の股を広げただけでなく、尻を割って陰嚢をつかみ出し、両手でまさぐっている。
 しわ袋の中でアーモンド形の精巣が転がされ、互いにこすり合わされて僕は思わず喘ぎそうになる。
 負けてはいられなかった。
 ここで弱みを見せれば、ジュリは手のひらを返したように先生の側につくだろう。
 その場合、ひょっとすると、明日の約束も保護にされてしまうかもしれないのだ。
 例えば、三角木馬に乗せられるのは、先生でなく、この僕に・・・。
 それはそれで、期待で躰が疼かないことはない。
 衆人環視の場で拷問器具にかけられるのは、もしかして相当な快感だったりしてー。
 そんな気がしないでもないからだ。
 でも、自分が実験台にされる前に、まず先生が苦しみ悶えるさまを見たかった。
 この均整の取れた筋肉質の肉体が屈辱で薔薇色に染まり、快楽に体操選手のように限界まで反り返るさまを・・。
 先生を咥え、僕は懸命に頭を上下運動させる。
 そうしながら、右手で肉竿を力任せに扱き、股の間から左手を突っ込んで陰嚢をもみくちゃにする。
 手のひらに余るほど大きい先生の陰嚢は、早くも精液でいっぱいだ。
 ジュリに与えられた夕食代わりのドリンク剤と強精剤が効いているのだろうか。
 あるいは刺激され続けている前立腺が暴走し始めたのかもしれない。
 ジュリに突かれ、
「あぐっ」
「きゃはっ」
 僕と先生が同時に海老反った。
 ジュリは今やすべての指を僕らの肛門に突き入れている。
 手刀の形にそろえた手を、ずぼずぼ恥穴から出し入れしているのだ。
 その意図はもう明らかだった。
 フィストファック。
 ジュリは僕と先生を、同時にフィストファックで犯そうとしているのである。
 むろん、僕も先生も、フィストの経験者だ。
 男でありながら、肛門で人の手を手首まで咥え込めることは実証済みなのだ。
 けれど、ふたり同時というのは初めての経験だった。
 さすがこの合宿の影の主催者だけあって、ジュリは徹底的なサディストというしかない。
 ずぶずぶずぶっ。
 ジュリの手が重なり合った僕らの肛門にめり込んでいく。
「あああんっ、い、いいっ」
 先生が女のような声を上げる。
 僕はともすれば漏れそうになる喘ぎを噛み殺し、先生の硬く熱い分身をチュプチュプしゃぶりまくる。
 ジュリと僕の攻撃で、先生の愛撫はすでにお留守になり、僕の勃起ペニスはその口からはみ出しかけていた。
 ぬるすべ亀頭の先、縦に割れた鈴口を固く尖らせた舌先で割る。
 さっきまで尿道バイブが突き刺さっていた先生の尿道は、ぱっくり口を開いてしまっている。
 その中に舌を差し込み、内側を舐め回す。
「あんっ」
 先生がまた反り返る。
 トキトキに尖った乳首が僕の太腿に食い込んだ。
 恥ずかしい尿道口を、更に舐めてやる。
 残った精液と新たに湧き出たカウパー腺液が滲み出し、その微妙なブレンドが鼻孔にかぐわしい。
 その中にはだいぶに出した尿の残滓も含まれているようで、僕は先生の性器がますます愛おしくなった。



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