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ヤミイ

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 助清にプロレスの関節技、ロメロスペシャルをかけられ、興奮にまみれた重そうな性器を突き立てた全裸の先生。
 その傍らに巨躯をかがませ、先生の中心からそそり立つ恥ずかしい肉の棒に顔を寄せ、撫でる佐平。
「握って・・・」
 先生が喘ぐ。
 佐平がじらしにかかっているからだ。
 そそり立つ先生の恥棒シシカバブ。
 先端の鈴口はかすかに左右に開き、すでにおびただしい量の先走り汁を分泌させている。
 ここまでくれば、普通なら竿の中心を強く握って、皮が擦りむけるほど何度も扱いてやればそれでおしまいだ。
 先生ははしたなく嬌声を上げ、尿道口を爆裂させて多量のスキムミルクを放出して果てるに違いない。
 だが、そっくり返った先生の裸体の脇にひざまずく佐平は、そうはしなかった。
 なるべく先生の快感を長引かせようというのだろう。
 腫れ物に触るような手つきで、羽毛で撫でるみたいにそうっと先生の勃起ペニスに触れているのである。
「ああっ」
 何かの儀式のように、佐平の両手が屹立する肉棒の周囲で舞い踊りながら、徐々につけ根の方へと降りていく。
 その時々で、手のひらが過敏になった陰茎のどこかに触れるたびに、先生が甘く切ない哀願声を出す。
「お、おねがいだ・・・扱いて・・・」
 無言の佐平に、上半身を逆さに反らしたまま、涙声で先生が訴える。
 全身の血流を集めて硬化した海綿体は、ネギ坊主のような形の亀頭で天井を指し、早く弄ばれたくてたまらないように、丸い先端を透明な汁でべとべとにしながら小刻みに震えている。
 が、佐平には、その期待に応える気はさらさらないようだった。
 触れるか触れないか紙一重のところで、あくまでもゆっくりと、崇めるように大きな肉の松茸を撫でさする。
 そう。
 あたかも、大切な愛玩動物を愛でるかのようにー。
「じ、じらさ、ないで・・・」
 烈しく首を振って長い髪をふり乱し、少女のように先生がすすり泣く。
「なんでも、するから、し、扱いて・・・ボ、ボクの、ち、チンポを・・・」
 人称が、『俺』から『僕』に変わっているのは、精神の退行が始まった証拠だろう。
 佐平の手が、陰嚢に届いた。
 左手で肉竿をさすりながら、右手のひらに陰嚢を乗せて持ち上げる。
 そのままフニフニ揉み出したからたまらない。
「くうっ!」
 先生がのけぞった。
 すかさずカメラが先生の顔を追う。
 筋肉の筋が浮き出た首。
 飛び出る発達した喉仏。
 口を半開きにして舌を垂らすと、あさましい表情でハアハア喘ぎ出す。
「先生!」
 僕はその口に濡れた亀頭を押しつけた。
 液晶画面の冷たさが火照った亀頭に心地よい。
 画面に蝸牛の這ったような跡をつけながら、亀頭の先で円を描く。
「そんなふうに、ひとりで気持ちよくならないで!」
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