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ヤミイ

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 夢を見ているのだということは、なんとなくわかった。
 性的ウロボロスが完成し、循環する快感の中ー。
 めくるめく愉楽に脳まで侵され、僕はついに意識を失ってしまったということなのだろう。
 それにしても、ここまでリアルな夢は初めてだった。
 僕は上半身にはシャツを着たまま、下半身だけビキニブリーフ一枚になり、先生の上にまたがっている。
 僕の下に仰向けに横たわる先生も、僕と同じ格好だ。
 僕は先生の顔にブリーフの前の強張りを近づけながら、先生の”もっこり”にそっと頬ずりをする。
 先生の強張りは、恐ろしく熱く、くっつけた右頬に焼け火箸でも当てられたかのようだった。
 しかも、ナイロン製の薄い水色のブリーフの盛り上がりの頂点が少し濡れ、ほのかな匂いを放っている。
 かすかなアンモニアの臭気に、鰹出汁のような先走り汁の匂い…。
 ちょっとだけ青臭い匂いが混じっているのは、先生がここに来るまでに自慰をした証拠だろう。
 家庭教師先で、今晩何が起こるのかー。
 それを夢想しながら、自分で一度抜いてきたのに違いない。
「ど・う・し・ちゃった・ん・で・す・か?」
 肉の筒の形に盛り上がったブリーフに頬を擦りつけ、指先で濡れた頂点を撫ぜながら、僕は訊く。
 そうしながら、先生の高い鼻に、自分の股間を押しつける。
 押しつけておいて腰をゆっくり左右に動かすと、ブリーフの中でしこりにしこった肉棒が強く弾かれ、とっても気持ちがいい。
「はう、はぐう」
 僕が口に股間を押しつけたので、先生が奇妙な声を出す。
 先生は口を開け、左右に動く僕の強張りを唇で捕えようとしているのだ。 
 おのれの股間を僕に預けたまま、僕を口に含んで、”されながら”じっくり味わいたいのだろう。
 腰を振って先生を焦らしながら、僕は先生の膨らみをビリーフごとぱっくり咥えてしまう。
 根元まで全部頬張ったところで、頬の内側と舌を使って、おもむろに締めつけ、舐め始める。
「あ…」 
 先生が固まり、びくんと腰を突き上げた。
 薄目を開けて顏を見やると、銀縁眼鏡の奥で固く目をつぶっている。
 性器に全神経を集中して、これから始まる凌辱に備えようというのだろう。
 僕の躰を堪能するのは、自分が”された”後にしようというわけか。
 いいですよ。
 ブリーフごと硬い筋肉の棒をしゃぶりながら、心の中で僕はつぶやいた。
 ここはあなたの望む通り、オーソドックスな手順で行きましょう。
 そうー。
 この夢は、実は僕の願望でもあるのです。
 実は僕も、最後にもう一度あなたとふたりきりになって、あなたのエキスを味わいたかったのです…。

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