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ウミ「……ぶちころ………………」
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「………つっ……いったー………何が起きたの?………はっ!?マリは!?」
吹き飛ばされたアリーは少しの間気を失っていた。
頭を片手で抑え、状況を整理すると一緒にいたマリの事を思い出し、吹き飛ばされてきた方向を向く。
「ここ、ギルドじゃない………こんな遠くまで飛ばされるなんて……急いだ方がいいわね!」
吹き飛ばされた先はギルド近くの家の壁で、ここは先ほどの噴水広場から3キロほど離れていて、普通では有り得ない距離を飛ばされたことになる。
(そんな魔物になんてマリ1人じゃ叶いっこないわ!
とにかく急いで向かわないと!)
「っ!………マリ!!!」
アリーは再度屋根の上に登ると、遠くの方にマリを掴んだ魔物を見つけた。
「リザードン………………っ…」
(な、なんであんな魔物まで!?並の魔法じゃ倒せないじゃない!しかもマリを盾にされちゃうかもしれないし………考えなさい私!なにか、何かいい案を!!)
小さく命中度のいい魔法では倒せない、それなら威力の高い魔法を小さく凝縮して…いや、これだと詠唱が間に合わないわ!
どうしろって言うのよ!!周りに何か無いの!?
アリーはこちらに向かってきているリザードンを気にかけながら周りの物を見渡す。
だが、特に役立ちそうなものも無かった…
「…もう一か八かよ!……このままだと二人とも死ぬわ!死ぬくらいなら、殺されるくらいなら、全力を出してから殺されるわ!」
そう叫び、詠唱を始める。
使う魔法はファイアバレット…小さく速度の速い火の玉を連射する技だ。威力ではなく、数で押し切ろうという訳だ。
「これなら正確に狙える!」
『ファイアバレット!』
杖を前に突き出すと先から数々とマシンガンのように魔法が打ち出されていく。
「ぐおぁぁ!!!」
小さい火の玉は、次々とマリの横を通りリザードンに当たっていく……
「…どれだけタフなのよ!もう100は当てたわよ!早く死になさいよ!」
そう言っている間にもリザードンはアリーにどんどん距離を縮めていく、魔法は全く効いている様子はない。
「ぐぎゃぁぁぁあ!!!」
もう数メートルと言うところで、リザードンはマリを横に放り投げ、アリーに殴りかかって行く…
「………あ、りー…………アリー!…きゃぁぁぁあ!!!!」
放り投げられたマリは、殴られるアリーを見て叫んだ。
そして、殴られたアリーは腕を交差してガードをするも、か細い腕ではどうも出来ず、嫌な音を出しながら後ろに飛んだ。
「……っ………かっ……………」
飛んでまたもや家の壁に打ち付けられたアリーは、腕の痛みと呼吸が出来なくなったことでその場に苦しむようにうずくまった。
「アリー!!!……『雷速!』」
ビュン!……という音を立て、マリはアリーとリザードマンの間に瞬時に移動した。
雷速は電気の力で身体のリミッターを解除し、通常の約15倍の速度を出せるようにするものだ。
『サンダーボルト!』
更にマリは雷の塊のような玉を出し、リザードンの顔に打ち付けた。
「ぐぎゃぁぁぁあ!!!」
顔を両手で抑え、苦しみだし少し後ろに下がった……が、すぐに体制を立て直し、怒り狂った顔で両手をハンマーのように上から下へと振りかざした…。
「………っ……」
手で思わず顔を隠し目をつぶった…………
「………?………………ウミさん!?……」
来るはずの衝撃は来ず、別の感覚を受けたマリは目を開けると、この場にいなかったはずのウミにお姫様抱っこされて、屋根の上に登っていた。
「…た、助けに来てくれたんですか?…………あ、アリーは!?」
「……だいじょぶ……………も1人のほうあっち………………………重たい………おりて…」
マリの身体を別の屋根の上の方向に向け、降りるように言う。
身体を向けた先には、ソラがいてその腕の中にはアリーが抱き抱えられていた。
「あっ、はい!すぐに下ります!!」
アリーの無事を確認したマリはウミに言われた言葉を思い出して、すぐさま身体を下ろしてもらった。
良かった……ソラさん…ウミさん…ありがとうございます………
悲鳴に駆けつけたソラは今すぐにでもやられそうなマリとどこかで見たことがある赤髪の少女を見て、急いで抱えていたウミを下ろした。
「ウミちゃん!マリさんをお願い!僕はもうもう一人の方を助ける!」
「……ん…」
あ……そういえばウミちゃんって動けるかな?………………大丈夫そうだね…
指示をした後に、ウミがマリを助ける程の力があるかどうかという不安を覚えたが、俊敏に走り出したウミを見ると一気に不安は無くなった。
「ウミちゃんも強いのかな……?あとでステータスを見させてもらおう……っと」
そう呟きながらソラも走り出した、すると走り出したウミの事をすぐさま追い抜き、一瞬で赤髪の少女の元へたどり着き、お姫様抱っこで抱え、上に飛んだ。
「…よしっ!」
ウミちゃんは………うん、大丈夫だね。
ジャンプで上に飛んだソラは空中から屋根に降りる間に、自分と同じように救出されていたマリを目に捉えた。
「ふぅ………大丈夫ですか?」
屋根に着地すると、一息をつき自分が抱えている赤髪の少女に心配そうに聞いた。
「……ぅ………かはっ……………………ふぅ…ふぅ……」
身体を打ち付けたのかな………それで呼吸困難に…………でも落ち着いたみたいだ…良かったぁ………それにしてもこの子、ギルドで見たレベルが1番高かった子だ…………43レベルで敵わない魔物か……
ソラの経験上では、自分の家の周りには特にレベルの高い魔物は出て来るのは少なく、たまに出てける他より高い魔物は45レベだった。
その魔物は40レベルの時に刃術を使い、難なく倒す事が出来た。
この子はその時の僕より上のレベルの魔法使い……魔法使いだから体力は少ないんだろうけど、戦闘経験はたくさん積んでいるはずた…そんな子が倒された魔物か…………レベルは何レベルなんだ?
「……………あっ………やばいかも……」
鑑定を魔物にかけ、そこに書かれたレベルを確認するとソラは少し顔の引き攣った表情をし、少し現実逃避するように笑った。
「やばっ!」
リザードンはいつの間にかソラの頭上ら辺に跳躍をしてきて、いつ出したのかわからない棍棒の様なものを振りかざしながらソラの元へ降りてきていた。
咄嗟にソラは脚のバネをフル活動させ、リザードンの攻撃をかわすことが出来たが、リザードンは再度、躱したソラに素早く近づくと、またもや棍棒を振り回した。
「やっばぁ………レベル86の攻撃なんて食らったら絶対たまったもんじゃないよね!!」
そう、先ほどの鑑定の結果、魔物のレベルは86のリザードンという名の魔物だと知ったのだ。ステータスも、チラッとしかソラは見ていなかったが、自分の1.5倍はあったと思う。
「まぁ、戦うにしてもこの子を抱えたままじゃ無理だね……」
「………ソラ…大丈夫?…………」
逃げ回っていると、いつの間にかウミがソラの隣で並走していた。
「あ、ウミちゃん、この子頼める?それか、注意引き付けられたりできる?」
「……重いのヤ…………………注意…」
するとウミはすぐ真後ろにいるリザードンに向けて、光の玉を放った。
「ギャアァ!!!」
「……………ソラ……攻撃……………………ぶちころ………」
ウミが放った玉は、リザードンの目の前で光の強度が増し、リザードンは目を押さえて、家と家の間へ落ちていった
吹き飛ばされたアリーは少しの間気を失っていた。
頭を片手で抑え、状況を整理すると一緒にいたマリの事を思い出し、吹き飛ばされてきた方向を向く。
「ここ、ギルドじゃない………こんな遠くまで飛ばされるなんて……急いだ方がいいわね!」
吹き飛ばされた先はギルド近くの家の壁で、ここは先ほどの噴水広場から3キロほど離れていて、普通では有り得ない距離を飛ばされたことになる。
(そんな魔物になんてマリ1人じゃ叶いっこないわ!
とにかく急いで向かわないと!)
「っ!………マリ!!!」
アリーは再度屋根の上に登ると、遠くの方にマリを掴んだ魔物を見つけた。
「リザードン………………っ…」
(な、なんであんな魔物まで!?並の魔法じゃ倒せないじゃない!しかもマリを盾にされちゃうかもしれないし………考えなさい私!なにか、何かいい案を!!)
小さく命中度のいい魔法では倒せない、それなら威力の高い魔法を小さく凝縮して…いや、これだと詠唱が間に合わないわ!
どうしろって言うのよ!!周りに何か無いの!?
アリーはこちらに向かってきているリザードンを気にかけながら周りの物を見渡す。
だが、特に役立ちそうなものも無かった…
「…もう一か八かよ!……このままだと二人とも死ぬわ!死ぬくらいなら、殺されるくらいなら、全力を出してから殺されるわ!」
そう叫び、詠唱を始める。
使う魔法はファイアバレット…小さく速度の速い火の玉を連射する技だ。威力ではなく、数で押し切ろうという訳だ。
「これなら正確に狙える!」
『ファイアバレット!』
杖を前に突き出すと先から数々とマシンガンのように魔法が打ち出されていく。
「ぐおぁぁ!!!」
小さい火の玉は、次々とマリの横を通りリザードンに当たっていく……
「…どれだけタフなのよ!もう100は当てたわよ!早く死になさいよ!」
そう言っている間にもリザードンはアリーにどんどん距離を縮めていく、魔法は全く効いている様子はない。
「ぐぎゃぁぁぁあ!!!」
もう数メートルと言うところで、リザードンはマリを横に放り投げ、アリーに殴りかかって行く…
「………あ、りー…………アリー!…きゃぁぁぁあ!!!!」
放り投げられたマリは、殴られるアリーを見て叫んだ。
そして、殴られたアリーは腕を交差してガードをするも、か細い腕ではどうも出来ず、嫌な音を出しながら後ろに飛んだ。
「……っ………かっ……………」
飛んでまたもや家の壁に打ち付けられたアリーは、腕の痛みと呼吸が出来なくなったことでその場に苦しむようにうずくまった。
「アリー!!!……『雷速!』」
ビュン!……という音を立て、マリはアリーとリザードマンの間に瞬時に移動した。
雷速は電気の力で身体のリミッターを解除し、通常の約15倍の速度を出せるようにするものだ。
『サンダーボルト!』
更にマリは雷の塊のような玉を出し、リザードンの顔に打ち付けた。
「ぐぎゃぁぁぁあ!!!」
顔を両手で抑え、苦しみだし少し後ろに下がった……が、すぐに体制を立て直し、怒り狂った顔で両手をハンマーのように上から下へと振りかざした…。
「………っ……」
手で思わず顔を隠し目をつぶった…………
「………?………………ウミさん!?……」
来るはずの衝撃は来ず、別の感覚を受けたマリは目を開けると、この場にいなかったはずのウミにお姫様抱っこされて、屋根の上に登っていた。
「…た、助けに来てくれたんですか?…………あ、アリーは!?」
「……だいじょぶ……………も1人のほうあっち………………………重たい………おりて…」
マリの身体を別の屋根の上の方向に向け、降りるように言う。
身体を向けた先には、ソラがいてその腕の中にはアリーが抱き抱えられていた。
「あっ、はい!すぐに下ります!!」
アリーの無事を確認したマリはウミに言われた言葉を思い出して、すぐさま身体を下ろしてもらった。
良かった……ソラさん…ウミさん…ありがとうございます………
悲鳴に駆けつけたソラは今すぐにでもやられそうなマリとどこかで見たことがある赤髪の少女を見て、急いで抱えていたウミを下ろした。
「ウミちゃん!マリさんをお願い!僕はもうもう一人の方を助ける!」
「……ん…」
あ……そういえばウミちゃんって動けるかな?………………大丈夫そうだね…
指示をした後に、ウミがマリを助ける程の力があるかどうかという不安を覚えたが、俊敏に走り出したウミを見ると一気に不安は無くなった。
「ウミちゃんも強いのかな……?あとでステータスを見させてもらおう……っと」
そう呟きながらソラも走り出した、すると走り出したウミの事をすぐさま追い抜き、一瞬で赤髪の少女の元へたどり着き、お姫様抱っこで抱え、上に飛んだ。
「…よしっ!」
ウミちゃんは………うん、大丈夫だね。
ジャンプで上に飛んだソラは空中から屋根に降りる間に、自分と同じように救出されていたマリを目に捉えた。
「ふぅ………大丈夫ですか?」
屋根に着地すると、一息をつき自分が抱えている赤髪の少女に心配そうに聞いた。
「……ぅ………かはっ……………………ふぅ…ふぅ……」
身体を打ち付けたのかな………それで呼吸困難に…………でも落ち着いたみたいだ…良かったぁ………それにしてもこの子、ギルドで見たレベルが1番高かった子だ…………43レベルで敵わない魔物か……
ソラの経験上では、自分の家の周りには特にレベルの高い魔物は出て来るのは少なく、たまに出てける他より高い魔物は45レベだった。
その魔物は40レベルの時に刃術を使い、難なく倒す事が出来た。
この子はその時の僕より上のレベルの魔法使い……魔法使いだから体力は少ないんだろうけど、戦闘経験はたくさん積んでいるはずた…そんな子が倒された魔物か…………レベルは何レベルなんだ?
「……………あっ………やばいかも……」
鑑定を魔物にかけ、そこに書かれたレベルを確認するとソラは少し顔の引き攣った表情をし、少し現実逃避するように笑った。
「やばっ!」
リザードンはいつの間にかソラの頭上ら辺に跳躍をしてきて、いつ出したのかわからない棍棒の様なものを振りかざしながらソラの元へ降りてきていた。
咄嗟にソラは脚のバネをフル活動させ、リザードンの攻撃をかわすことが出来たが、リザードンは再度、躱したソラに素早く近づくと、またもや棍棒を振り回した。
「やっばぁ………レベル86の攻撃なんて食らったら絶対たまったもんじゃないよね!!」
そう、先ほどの鑑定の結果、魔物のレベルは86のリザードンという名の魔物だと知ったのだ。ステータスも、チラッとしかソラは見ていなかったが、自分の1.5倍はあったと思う。
「まぁ、戦うにしてもこの子を抱えたままじゃ無理だね……」
「………ソラ…大丈夫?…………」
逃げ回っていると、いつの間にかウミがソラの隣で並走していた。
「あ、ウミちゃん、この子頼める?それか、注意引き付けられたりできる?」
「……重いのヤ…………………注意…」
するとウミはすぐ真後ろにいるリザードンに向けて、光の玉を放った。
「ギャアァ!!!」
「……………ソラ……攻撃……………………ぶちころ………」
ウミが放った玉は、リザードンの目の前で光の強度が増し、リザードンは目を押さえて、家と家の間へ落ちていった
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