夢のステータスをこの身に!

刹那冥夜

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ペタンコな胸…… ウミ「~( ~´・ω・`)~ショボ-ン」

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ソラとウミはお互いに背中を向け合い、それぞれ違う色の熊に向かい合っている。

「あれ?ウミちゃんの方も色がついてるの?」
ソラがチラッとウミの方を見て言う。

「ん………ソラも………?……」
ウミの方もチラッとソラ側を見て言う。

熊はその間隙を伺っていたが、ソラ達の動きに熊達はまったく隙をつくことが出来なかった。

熊はそれでも諦めず隙を狙いにソラ達との距離を長く取る……
先程のソラ達の攻撃を見て、警戒をしているのであろう……………

ジリジリと動く熊、そして構えをとって立ち止まっているウミとソラ……………このまま何もしないのも始まらないと思ったソラは水の剣を手に出して熊に走りかける。
ウミもソラが動くのと同時に水魔法を発動していた。

「えーっと、よし!横……一文字切りぃぃ!!!」
ソラは適当に付けた名前で剣を横に振り抜いた。

「グォ!!!」
タンッという音を出しそれをジャンプで避ける熊、それを追ってソラはまた次の攻撃を繰り出す。

「えっと、つばめ返しぃぃ!!!」
またもや思い付いた名前を言いながらしたから上へと振り抜いた。

「グォ!!!」
熊はその攻撃を今度は爪で受け止める。
「やっぱりこの剣じゃ無理!?」
草むらの中で一度受け止めているだろうと思っていた水の剣を目の前で止められた事で確信を持ち、水の剣を捨てて次の水魔法を発動する。

「どう?熊さん、これ本に載ってた武器を型どってみたんだけど……」
そう言ってソラは水で作られた新しい武器を構える。
その武器の見た目はでかいハンマーで、打ち付ける所にトゲトゲが付いている。

「グォォ!?」

ソラが熊にハンマーを振り下ろすと、熊は手の平で受け止めようとする。

ズズズっという音とともに熊の足が地面に埋もれていく。
ソラがハンマーをもう一度振り下ろそうと構え直すと、熊は足が膝のところまで埋もれて手からは血がポタポタと出ていて、ソラはそれを見て、構えを変え、ハンマーを横にスイングをした。

「グオオオオオォォ!!!」

熊の体にハンマーが当たると、熊は横に吹っ飛んでいった。

「よっし!そこだ!」
ソラはまたもや水魔法を発動して、熊が飛んでいく方向の木に水の棘を作った。

そして熊はなんの抵抗もできぬままソラの作った水の棘に吸い込まれるように身体を貫かれ、そのまま動かなくなった。



「ふぅ、ウミちゃーん!こっちは終わったよ!」
汗を拭っていつの間にか見えなくなっていたウミに叫ぶと突然木が倒れていき、ウミ現れた。

「ん……ちょっとまって………」

走るウミの後ろを熊が追いかけている、その熊の背中から血がでている。
ソラは手助けすることはなく、危なくなったら出ようと木の上に上がって見守る事にした。


「…………ん……」
ウミは走るのを急にやめて向かって来る熊の攻撃を横斜め前に避けた。

「…うぉーたーびーむ………」
そして熊の背後少し斜めに来れたウミは熊の背中の傷に魔法を放つ。
どうやら先程からこういう攻撃をしているらしい。

「ウミちゃんの魔法じゃ倒せないのか……うぅん、防御力的にはリザードン以上かなぁ?」
木の枝に座っているソラが熊とリザードンを比べて考える。
リザードンはスピードが早く攻撃力も高いタイプで、熊はその逆の防御力の高いタイプらしく攻撃力がソラより低いウミは倒すのが難しい。

「でも、ウミちゃんの戦い方なら大丈夫かな」

ソラは肘を膝について手に顔を置いてそう言うと、ウミが次の行動に出た。

「うぉーたー…びーむ…………」
水魔法が飛んでいく、今まで撃っていたウォータービームとは違く熊の大きさのビームで、更に背中ではなく正面の熊の腹にだ。

すると、熊は背中から血を大量に噴出する……今のウォータービームに押し出されたのだ。

バタンと倒れる熊、それをみてソラはウミに近寄った。


「お疲れ様ウミちゃん」
「ん……れれあっぷ………」
ウミちゃんにそう言われ、自分とウミちゃんのレベルを確認すると僕が3レベルあがって67…ウミちゃんは6レベル上がって54になっていた。

そして、奏美に言われていたとおりに身体強化を少しして、今までいたお陰か、ステータスの上がりも良くなっていた。


「それにしてもあんな熊がいるとは思はなかったよ」
「ん…………少し強かった…」

ウミが次はワンパンと言いながら歩き出す。
「あ、ウミちゃん!そろそろ学園の時間だから転移で向かおっか!どこでもいいから掴まってね」
ソラがアイテムボックスから指輪を取り出しながら言うと、ウミはソラにぎゅっと抱き付いてくる。

「転移!宿屋の自室!」

あっという間に目の前の景色が変わり、宿屋の自室に戻ってくる。

「よし、それじゃあ学園の制服を着てね」
「ん………」
目の前で着替えだすウミを見ながらソラも着替えだす。
「ウミちゃんはまだ子供体型なんだね」
「……………」
ソラの呟きに無言で睨みつけるウミ、それにソラは笑いながら言う。

「あははっ、安心してよウミちゃん僕はウミちゃんの身体ならどこでも好きだからね!」
「………」

ウミは励まされたのかと思いつつ胸を見て触る。
ぎゅっと掴めない胸、ぷにぷにとしか触ることの出来ない胸、こんなのでソラはいいのだろうか……と、悩むウミをソラは抱きしめた。

「ほら、抱き心地もいいし僕が前に考えてた思い描く理想を比にならないくらい上を行った素晴らしく可愛らしい身体だよ」
「ん///……よかった………………」

そう言いつつウミは目の前にあるソラの身体を触る。
着替え途中でいたため上半身裸なソラの身体は、小さくも筋肉のある男らしい身体をしている。

「ん……………すてき///…………」
「ありがとうウミちゃん」
と、ソラたちはお互いに身体を褒めあった。
















その後、いつの間にか時間が迫っていることに気が付いたソラはすぐに着替え、ダッシュで学園に向かった………



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