メイストーム

ビター

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 佐野が知るはずがない。雄高のこれまでのことは。
 佐野との接点はほとんどなかったのだ。出身地はどこか知らないが、大学も学部が違うし、雄高のプライベートな部分は知られていないはずだ。
 ただ単にかまをかけただけ? でも、なんの為に? いや、自分はすでにその理由について気づいている。認めたくないだけで。
 雄高はクリニックで、白衣に着替える手を止めてロッカーに取り付けられた小さな鏡をのぞいた。不安な目をした顔色のさえない男が映っている。こんな顔で、カウンセリングなんかできない。雄高は職業意識を奮い立たせ、顔から緊張感を取り除こうと無理に笑ってみた。何度か繰り返すと、いつもどおりとはいかないが、なんとか普通ぐらいには見せられそうだ。
 大きく息を吸いながら、ロッカールームから出ると、背中に堅いものがぶつかって雄高は息が詰まった。そのまま背後から抱き締められる。首を。
「ん~、ご機嫌如何? 碓氷くん」
 くん、の後にハートマークがつきそうな甘い声だ。ただし野太い。雄高は急速に薄れゆく意識の中で首に回された腕を数回叩いき、降参のサインを送る。頸動脈が締められて脳震盪を起こしそうだ。
「もぉ、つれないのねっ」
 声の主はようやく腕を外した。雄高は甘い空気を胸一杯に吸い込んだ。血液中に酸化ヘモグロビンが満ち、血管から体のすみずみに酸素が行き渡ることを、この瞬間ほどイメージするときはない。雄高は一息ついて、体をのばすと振り返った。
「碓氷くん、今日もステキね。ユキ嬉しい」
「由岐医師……」
 雄高は恨みがましく名前を呼んだ。由岐は白衣に包んだ細みの体を少しくねらせて、雄高のまえでしなをつくった。雄高は、表情にこそ出さなかったが脱力してその場にへたりこみたくなった。
 由岐は、背中まである自慢のウェイビー・ヘアをカチューシャで止め、少し厚めの唇には赤い口紅。医局で働くには不似合いな五センチのヒールをはいても、雄高より頭ひとつ半分低い背丈だ。支給品の膝丈のタイトスカートからはすらりとした足がのび、両手の爪には口紅とおそろいのマニキュアがきっちりと塗られている。
 けれど由岐は雄高と目が合うと、とたんに真剣な目付きになった。青いマスカラが塗られカールされたまつげに縁取られた両目で、まじまじと雄高の顔を穴があくほど見ると、きっぱりした声で告げた。
「ベストコンディションじゃないね。いいとこ六割ってカンジ? なにかトラブルでもあったのか」
「いいえ。たいしたことでは……」
「オレには嘘は通じないからな、碓氷くん」
「お医者さまの目は節穴ではないと? 女装していても、そのへんはプロですね。久夫医師は」
 まあね、と由岐久夫は長い髪をかきあげてモデルのようなポーズを取った。その姿からは、精神科医という堅い肩書は一切感じられない。
 雄高は、由岐医師ほど女性的な美しさを持つ男性を知らない。はっきりいうと、並の女性よりも数段美人だ。しかも、肉体的な改造は全くしていない。生まれつき、女性ホルモンが多いのかもしれない。髭も薄いし、骨格も細め。そのためか、多少若く見える。もう四十近いはずだが。
 女装は、男の格好をしているよりしっくり来るし似合うから、というのが本人の弁。
「由岐医師、あと一歩踏み込めばドラァッグ・クイーンですよ」
「おう、あれくらいド派手な服装がしてみたいよ。でも医院長が小うるさくてさ。事務員用の制服しか認めやしない。ホントは編みタイツとか、スリット入りの革のミニスカなんかはいて来たいんだが」
 由岐は腕組みすると、何度も首を上下に動かした。意識して、声を高めにすれば充分女性として通る。通院する患者たちの中には、由岐が男性だと知らない者もいる。
「で、何があったんだ? お前の憂い顔はいつも作ってるポーズだけど、今日は本物だ。それ以上嘘をつくなら、ロールシャッハテストでもバウムテストでも何でも被験者にしてやるぞ」
 見かけや言動は軽妙でふざけた部分が見えかくれするが、こと仕事に関しては由岐はしごく真っ当で真剣だ。自分がゲイだとは雄高は教えていないが、持ち前の勘の良さで由岐には分かっているらしい。そして、あえてそれを雄高に突きつけはしない。雄高は人格的な大きさを由岐に感じずにはいられない。
 だから、彼になら相談出来ると感じて重い口をひらいた。
「初対面から嫌みを言うかとおもえば、急に親愛の情をあらわし、その数分後にはまた手のひらを返したように皮肉を言ってくる……、そういう態度に出る奴が身の回りにいて少しばかり困惑しています」
「ふん。で、お前はどう分析する?」
「どうって……嫌われてるのかな、と」
「それだけ? お前、院まで出たくせにその程度なのか? 他人のことは分かっても、自分のこととなると、テンで駄目かよ」
 由岐は、人差し指で雄高の鼻先をぴしりと弾いた。雄高はぐうのねも出せず、唇をかんだ。
「そいつに、嫌われるようなことをした? そうじゃないなら、なぜそいつがそんな行動に出るか、考えろよ。初対面なら、お前を嫌うデータは少ないはずじゃないか」
 確かに。なぜ、と問われると雄高は考えたくない結果が導き出されそうで怖い。
 なぜ? 佐野は……史彦が……。やはり、それいじょう考えたくなかった。黙り込む雄高から感じ取るものがあったのか、由岐が続けた。
「思い当たる節があるんだな。でもそれはオレと同じかもな」
「同じ、ですか。なにが?」
 由岐は雄高の背中にのの字を書きながら、うっとりとした目つきで見あげてささやくように言った。
「ダイスキだからだよ。いじめっ子の心理」
 雄高はまじまじと由岐の顔を見た。見かけは女性でも、体は男性。そそられないということは、自分にとって性的衝動の引き金になる重要なポイントはどちらなのだろうか。
「咲美さんに、告げ口しますよ」
「いいよ、碓氷くんとは妻公認の仲だから。また遊びにきなよ。僕らはきみのファンさ」
 そのまま強引に腕を取ると、診察室へと二人で歩きだす。すれ違う看護婦にからかわれることにもさすがに慣れた。
「いじめっ子か。佐野は天の邪鬼といったほうがふさわしいかな」
 ぼさぼさにのびた髪に、いつも同じ赤のチェックのシャツ。まるで、小鬼だ。佐野の生意気な顔を思い出す。やれるものなら、やってみるがいい。宣戦布告なら、受けてやる。
 雄高は胸の中でつぶやいた。


                                      
 次に佐野に会ったとき、態度はまた変わっていた。
 腑に落ちないものを感じながらマンションの扉を開けると、右手の洋室を史彦が片付けていた。珍しいこともあるものだと、雄高はコートを脱ぎながら史彦に声をかけた。
「ようやく手をつける気になったみたいだな」
「ああ、お帰り。入学式どうだった?」
 雄高は頭をふると、セットしてあった髪をわざと乱した。
「どうって、まあね。いつもと変わらないさ。明日から本格的に忙しくなるよ」
 ようやく入学式を済ませ、明日からは新入生にはガイダンスが、他の学生も講義の履修届や様々な手続きに奔走する季節を迎える。雄高の講義も間もなく始まるし、クリニックにはそれから時間差で五月病の学生や社会人が来院するだろう。いつもなら、忙しいほうが生活に張りがあっていいが、今年はそうはいかないようだ。
 雄高は自室で着替えると、リビングのソファに座って一息ついた。テーブルのうえに、史彦が買って来た本が置いてあった。
 カバーがかけられてあるが、表紙をひらくと雄高も知っている作者の名前が現れた。本などめったに読まない史彦が、この作者の著書だけは一冊も漏らさずに買っている。その意味を知る雄高は、複雑な気分になった。本文をぺらぺらとめくっていると、史彦は作業が一段落したらしく、リビングに戻って来た。
「水琴(みこと)ちゃんの新刊」
 史彦は首に巻いたタオルで頬をこすると、少しバツの悪そうな顔をした。
「史彦は優しいな。ずっと彼女の本は読んでるんだから」
「そんなんじゃないよ」
 答えると史彦はキッチンで手を洗った。雄高は、引っ越しのときに史彦が荷物の中から真っ先に取り出したものの中に、水琴の本があることを知っていた。
「あとがきに書いてあったけど、結婚したみたいだよ。相手は、たぶん武市(たけち)だと思う。あいつからこのあいだ結婚するってメールが来たから」
「まだ、連絡を取り合っていたのか? まあ、武市の性格からすれば分からないでもないな」
 雄高はパソコンに疎い。仕事では使うけれど、プライベートでは興味がない。だから、史彦がネットでどんなやり取りをしているのか、全く知らない。
 雄高は、大学時代史彦に熱烈な片思いを抱いていた水琴と、その彼氏の武市を思い出していた。武市は理学療法士としてM市をはなれて、国立病院に勤務しているはずだ。水琴は自分たちの関係を題材にした小説でデビューして、作家として活動を続けている。年に何冊か新刊が出るたびに、史彦は律義に買って来る。それが、傷つけてしまったことへの償いのように。
 史彦は彼女に告白されても受け入れられなかった。大学三年の夏を境に、それまで四六時中一緒にいた存在は、ふつりと姿を消した。 
 あのとき、雄高は不安だった。史彦といつも一緒にいられる彼女に取られるんじゃないかと。高校は男子校だったから、史彦が異性からもてるタイプだとは気づけなかった。そのへん、自分は鈍感なんだろうと雄高も自覚する。
 一見すれば史彦は、モデルばりの長身と長髪だし、顔は雄高と違ってすっきりした感じだ。近寄りがたく見えて、実は気さくで優しい。もてないはずがないのだ。
 つねに周囲の目を気にして、それゆえに対人関係をコントロールしたがる傾向のある雄高とは違う。伸びやかでしなやかな心を持っているのが史彦なのだ。
「そういえば、雄高は峠先生から連絡がないな」
 冷蔵庫から二人分のビールを取り出して、史彦は雄高に差し出した。雄高は史彦の形のよい爪を見ながら言葉を探した。
「あの人、郵便局の季節葉書に合わせて連絡をよこしてたろう? 年賀状と、さくらめーると、かもメール。ちょっと変わってるよな」
 雄高はビールを受け取ると、史彦を見つめた。他意はないようだ。それぞれの古い友人の話題が出たから、ついでに聞いて来たのだろう。
「……亡くなったんだ。もう連絡はないと思う。向こうには新しい住所は教えてない」
 飲みかけのビールを手に、史彦は動作を止めた。時計の音がいやに大きく響いたような気がした。
「いつ?」
「去年の秋だそうだ。安騎野はそういうことにまめじゃなから……クリニックの医師から聞かされたんだ」
 雄高は巧みに嘘をついた。クリニックは峠医師と繋がりがある。医院長が峠と同郷で同窓なのだ。雄高が勤務するようになったきっかけも、峠からの紹介があったからだ。
 けれど、峠の不幸な死は、伏せられていた。医院長も口にしたことがない。同業者としては衝撃が大きいだろう……患者に刺し殺されるなどという死因は。
 史彦も口を閉ざし、雄高の横に座った。暗い瞳で部屋の隅を見つめている。
「だから、もうあいつとは切れたんだな」
 あいつ……史彦は今でも安騎野を憎んでいるようだ。自分を犯した人物、かつて雄高が恋した人物。けれど、安騎野が欲しかったのはこの史彦なのだ。
 一番望む相手に徹底的に嫌われるようにしか振る舞えない、思えば安騎野もかなり天の邪鬼だ。
 あの屋敷で、安騎野は義理の妹・葉月と暮らしている。恐らく、教え子と戯れに寝たりしながら。そのへんは一生治らない病気のようなものだろう。
 雄高は手にしたビールを一気に半分ほど飲んだ。
「そういえば、今日の入学式で佐野に遊びに行ってもいいかって聞かれたけど」
 雄高は、佐野の行動を頭の中でリプレイした。入学式の後、大学全体で行われた会食で久々顔を合わせると、佐野は人懐っこい笑顔で雄高のそばに来たのだ。
 ー遊びに行ってもいいんだよね……
「ええ」
 雄高はぎこちなくならないよう、気をつけて答えた。先日、まるで喧嘩を売るように雄高のかつての相手の話を聞かせろと尊大な態度に出たくせに、今日の佐野ときたらまるで子犬のようだ。尻尾があったら、きっとちぎれんばかりに振ってみせるだろう。
「こないだの事、謝るよ。あれは、碓氷さんのことをからかいたくなって、したことだから大目に見てくれないかな」
 佐野は寝癖のついた髪をかきあげて、ちょこんと雄高に頭を下げた。雄高は佐野の言葉を信じることが今一つ出来ず、あいまいに頷いた。佐野は雄高の不信を感じ取ったのか、慌てて言葉を継いだ。
「あ、誤解しないでほしいんだけど……俺、友だちが欲しいだけなんだ。学生時代の奴らはみんな郷里なんかに戻って行って、今遊んでくれる奴が誰もいないんだ。灰智さんとは話しも合うし、友だちになりたいんだよ。そのことで碓氷さんに不愉快な思いをさせていたなら謝る、だから……」
 必死という形相のお手本のような佐野に、雄高はまた複雑な気持ちになった。友だちになりたい? そのわりには妙に史彦にご執心じゃないか、と。
「別に怒ってないけど、佐野さんこそ誤解してない? 史彦と友だち付き合いすることに、僕にそんなに神経使わなくてもいいですよ」
 雄高は内心と裏腹に、余裕の笑みを浮かべて見せた。そう、どう付き合おうと君の自由だから。僕が、そんなささいな事に目くじらを立てるはずないじゃないか、というパフォーマンス。
「じゃあ、近いうちに必ず!」
 佐野はそう言い置くと、図書館のメンバーの方へと戻って行った。雄高は佐野の後ろ姿を見送りながら、それでも釈然としないものを感じていた。
 残りのビールを飲み干しながら、雄高は水琴の本をまたぱらりとめくった。
 佐野から、かつての水琴のような匂いを嗅ぎ取る自分は、よほど嫉妬深いのかも知れない。水琴は、史彦と気の合う友人を演じながら、それでも熱い視線まで隠せなかった。雄高は、史彦と水琴と武市の四人でいるときも、常に水琴を意識していた。
 史彦は、俺のものだからな……!
 以前史彦に言われて、雄高は怒ったというのに、同じセリフを水琴に言いたくなったのは、一度や二度ではない。
 そのたびに、思ったものだ。でも、史彦は俺以外を選ばない。絶対に。
 束縛されたくないくせに、史彦のことは束縛したい。とんだ矛盾だ。
「そのことで、昨夜モトからメールが来てたよ」
「モト? メールが、昨夜?」
 聞き覚えのない名前に、雄高は史彦の顔を見た。史彦はにこりと笑った。
「うん、佐野基泰さのもとやす。だから、モト」
 瞬く間に、雄高の怒りに火がついた。なんの悪びれもない史彦に雄高は詰め寄った。
「メールのやり取りなんてしてたのか? いつから? なんで黙ってた!」
「飲み会の翌日……あのときアドレスの交換をしたの見てたじゃないか」
 史彦に雄高の怒りの意味が分かるはずがない。史彦はうろたえてビールをこぼした。雄高は頭に血が上り、目眩がした。
「それで、今度の週末に遊びに来るから。泊まれるように部屋を片づけていたんだ」
「承知したのか? 俺に聞かずに」
「だってさ雄高、あの晩に同意したじゃないか。だから」
 確かに、同意した。あのときは。けれど、今は意見が分かれる。佐野が、わざわざ会食の席で話しかけてきたのは確信犯ということか。事後承諾への布石、とんだ策士だ。
 雄高は何も言わずに、唇をかんだ。組んだ指の上に額を乗せ目を閉じると、史彦が恐る恐る声をかけた。
「駄目、かな。でも、約束したし……」
 そう、雄高には何も聞かずに、『モト』と二人で決めたわけだ。知らぬ間に、史彦と佐野の親密度が上がっていた。電子ネットという雄高の全く知りようのない世界で。雄高は強い疎外感を味わった。
「寝る。今日は疲れた」
「雄高」
 自室に引き込もうとした雄高の腕を史彦は取った。振り返ると、かすかにうつむく史彦の長いまつげが目に入った。ここで、いやだから断れと雄高が言えば史彦は頷くかもしれない。けれど、雄高は史彦の気持ちも分かっていた。
 史彦は佐野に遊びに来て欲しいのだ。だから、大嫌いな掃除までして、週末に備えようとしているのだ。
 雄高はいじらし史彦に根負けして、抱き締めた。
「いいよ、佐野に来てもらいなよ。俺も今日あいつにそう言ったから。今度の金曜か土曜日? だったら料理とか用意しないとな」
 雄高の言葉に、史彦は瞳を輝かせると、雄高の首に抱きついた。
「雄高、大好きだよ!」
 史彦は雄高にキスの雨を降らせた。雄高は子供のようにはしゃぐ史彦に、逆らえない諦めと愛しさを感じていた。
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