遊ばれる男

ぱるゆう

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温泉

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 スミレ達は楽しそうに話しながら戻って来た。

 妻と旦那の不倫相手とは誰も思わない。もし、2人きりで旅行していたら、周りは絶対にほってはおかないだろう。

 この2人に愛されているなんて、無邪気に寝ているこの人は幸せ者だ。

「どうしたんですか?楽しそうですね」

「内緒よ」

「秘密」

「僕の悪口とか」

「フフフッ、そっ、そんなことじゃないわ」

「ハハハッ、大丈夫よ」

「絶対そうじゃないですか!」

「もう怒んないでよ。買ってきてあげたんだから」

「そうよ」

「はい」とビールを渡された。

「ありがとうございます」

「それと、いいチ、チ、チン。ハハハッ」

「もういいです!」

「珍しい味のお菓子があったから、買ってきたわ」
 
「はいはい、美味しそうな珍味ですね」

「キャハハハッ」

 もう、嫌だ。帰りたくなってきた。

「怒らないで」

「そう、怒らないで」

 2人は僕の方に体を向けながら、両脇に座ってきた。嫌な予感しかない。  

 当たり前のように、上着の下に手を入れてきた。
「あれ?しまってる」  

「さっき大人しくなりました」  

 それでも2人で撫でてきた。

「あァ、せっかく収まったのに。イタタタッ」

「出したい?」

「出しちゃいなよ」

「もう着いちゃいますよ」

 勝手にベルトを外し始める。
「ダメですって」

「ホントに止めていいの?」

 ズボンのファスナーが下ろされ、パンツごと下ろされる。

「やっぱり凄いわ」

「もっと大きくできるでしょ」

「はぁぁっ」僕は仰け反った。

 2人の手が交互に上から下へと触る。
 すると、
「あと20分程で◯★駅に到着致します」とアナウンスが流れた。

「あら?そろそろ片さないと」

「そうですね」と上着から手がなくなった。

「やっぱりこうなるんだよぉ」

「続きは温泉でしてあげるから」

「いいなぁ、私も続きしたい」

「それなら、先に旦那と入って疲れさせて、少し飲ませれば寝ちゃうわよ」

「あっ!それいいですね」

「スマホ、中に持ってくから、電話して。鍵開けるわ」

「ちょっ、ちょっと待ってください。僕はスミレさんとしに来たんです。シオリさんとする時間なんてないですよ」

「私のお願い聞いてくれたら、近い内、そうねぇ、一ヶ月以内に会ってあげる」

「本当ですか?」

「うん、約束する」

「それなら分かりました」

 まだ、スミレさんの壮大な計画の存在に気付くことはなかった。それはシオリさんも同じだった。





 駅に到着する前に、きっと仕事でお疲れの旦那は、起こされた。荷物をまとめ、ゴミをまとめる。

 駅を出る。旦那は残念そうだが、元のペアに別れることになった。

 念願の2人きりに僕のテンションは上がり、スミレが僕と腕を組んでいるから、更にテンションは上がる。さっきの話では、今くらいしか2人きりになれない。余計なことを考えずに、楽しむしかない。

 予定通り、早めの昼食を食べ、辺りをゆっくりとブラブラした。

 そして、いい時間になったので、旅館に行った。既に旦那ペアは待っていた。

 僕がフロントで鍵を借り、旦那に手渡した。

 旦那はスミレを見てから、シオリと貸切風呂のある方へと向かった。

「お土産屋さん行きましょ」とスミレが言うからついて行った。

 僕はここに出張するとは言ってないから、当然買うことはできない。事前に調べた東京駅の店で買う予定だ。

 でも、土産屋なんて、本当の夫婦みたいで嬉しい。
「あなた、これなんか、どう?」

「うん、いいと思うよ。スミレ」

「じゃあ、これにしようかな」

「僕からもスミレに何か記念に買ってあげようか?」

「ホントに!嬉しい!何にしようかしら?」僕はお菓子の土産を預かった。スミレは、僕の手を引きながらアチコチを見ている。

「これなんか、どう?2人で付けましょうよ」スミレが手に取ったのは、地元の木材を使った工芸品のキーホルダーだった。

「これでいいのかい?もっと高い」

「ううん。2人で付けられるものがいいから」スミレは笑顔で僕の顔を覗き込む。

 僕は涙が出そうになった。
「うん、これにしよう」

 買うと言ったのに、結局、スミレが全部払った。
「はい」とキーホルダーの一つを渡された。僕は何も言わずに受け取った。

 風呂場の近くで座りながら、お互いに家の鍵にキーホルダーを付けた。
「スミレさん、嬉しいです」

「そんな喜ぶことでもないでしょ」

「これからもスミレさんを大切にします」

「もう過剰よ」

 すると。
 風呂場のドアが開き、旦那がシオリの肩を借りながら出てきた。

 僕達は、駆け寄る。
「なんか張り切りすぎちゃって。さらにのぼせて。鍵返さないと」

「私が行くわ」

 スミレとシオリがフロントに行った。

 僕はダンナに肩を貸しながら、風呂場の脇の休憩所に連れて行く。
「悪いな」と言いながら、僕に完全に寄りかかっている。

 僕は食事処も兼ねた休憩所の畳の上に寝かせる。

 旦那は起きようとしたが、
「ダメです。医者ではないけど、体を休めるのが必要だと思いますよ」

「あぁ、そうだな」

 旦那が寝転ぶ頭に、座布団を増やした。
「シオリさん、来るまで待ってますから、寝ても大丈夫です」

「水くれないか?」

「分かりました」旦那のバックがあるので、
「危ないからバッグ持っていきますからね」

 反応がない。僕は走って水を取りに行って、戻った。

 体を支えながら、水を飲ませた。そして、そのまま寝てしまった。

 2人が戻ってきた。
「寝ました」

「少し様子見るから、2人は行って」シオリは行った。

 僕はバッグを渡し、スミレを見た。
「約束だから」と言って、スミレは先を歩いた。僕が呼び止めるのも変だと思い、ついて行った。

 風呂場に入り、無言で服を脱ぐ。
 僕は先に脱ぎ終わり、下着姿のまま髪を留めているスミレに、後ろから抱きついた。

「スミレさん、やっと2人切りになれた」

「ほら、時間もったいないわよ。先に待ってて。すぐ行くから」

 僕は先に体を洗い始めた。

 すぐにシオリが来て、体を洗い始めた。ちょっかいを出したいが、素直に露天風呂の中へ行き、スミレを眺める。

 やっぱり来てよかった。スミレが一段と綺麗に見える。いや、一段と綺麗だ。

 スミレが立ち上がる。僕が見ていたことに気がつく。

「もう見ないでよ」と手で胸と股間を隠して近づいてくる。

「無理言わないでください。綺麗なものは見たいです」
 
「もうその病気を治すのは無理ね」 

 スミレが隣に座ったので、すぐに手を引いて、僕の脚の間に座らせた。

「少しは温泉楽しませて」

「少しだけですよ」と言いながら、首や耳に舌を這わせて、胸を揉む。

「はぁぁん。後で」

「これでも我慢してるんです」

「もう!私はずっと我慢してたんだよ」とスミレは体の向きを変えて、舌を這わせた。

 手では肉棒をしごいている。
「はぁっ、出ちゃいます」

 スミレは逆の手からゴムを出した。

「やっぱり?」

「当たり前でしょ」

 僕は露天風呂の縁に腰掛けて、ゴムを付けた。その僕をスミレは跨いで、腰を下ろしてきた。僕は先を膣にあてた。

 スミレが腰を下ろす。抵抗なく中に入っていく。
「はぁぁん、凄いよぉ」

 全部入り、目線が合う。
「スミレさん、とっても綺麗だよ」

「シオリより?」

「比べ物にならないですよ」
 シオリは腰を上下させた。
「あぁぁ、気持ちいい」

「あぁぁぁん、凄い大っきくなってる」

 僕は後ろに手をついて、腰を下から上げる。
「あんあん」とスミレがトロン押した目で僕を見ながら、リズミカルに言う。

「ああっ、堪んない」
 腰が早まる。

「はぁん、そんなことしたら、いっちゃうよぉぉ」

「ダメだ」僕はスミレの膝の下に手を入れて、立ち上がる。

 そして腰をふる。
「いやぁ!ダメぇ」

「気持ちいい。気持ちいいよ、スミレ」

「はぁぁん、いくっ!いくぅ」スミレは体を震わせた。

 そこでスマホが鳴った。
「あぁ、もう少しで出たのに!」

「早く---出て---」

「ホントに?もう!」僕はそのままスマホまで歩く。

 腰を低くして、スミレがスマホを取った。
「もしもし」

「全然起きないから。そっち行く」

 僕は腰を動かした。
「うん、はぁぁぁん、そんなことしたら、またいっちゃうからぁ」

「スミレさん?」

「鍵、はぁぁぁん、開けるからぁぁ」

「すぐ、行きます」

 僕は腰を早めた。
「はぁっ、またいっちゃう。いくぅ」

「出ます」ゴムの中に射精した。

 スミレはビクビクッとしながら、
「ドアに」

「わかりましたよ」

 そのままドアに近づくと、ノックされた。
「シオリです」

 
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