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温泉2
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僕は鍵を開けた。
「開きました」と僕は言った。
ゆっくりとドアが開く。僕は廊下から見えないように体を壁に寄せた。
シオリが入ってきて、急いで閉めた。
そして僕達に顔を向けて、
「キャッ」と小さく叫んで目を見開いた。
「温泉に入りたい」とスミレが言うので、僕はそのまま歩いて、中に入った。
「もう、いいでしょ。抜いて」
「もう一回したい」
「分かった。もう会わないから」
「そんなぁ」
「すぐに会うって言ったでしょ」
「分かりましたよ」
少しして、シオリも全裸で来た。
「ねぇ、早く私にもしてよ」
シオリは露天風呂の縁に腰掛けた。
「ホントにするんですか?どうなっても僕は悪くないですからね」
「そんなこと、君が気にすることじゃないわよ」
「そこまで言うなら、分かりましたよ。すぐに挿れますか?」
「うん、時間ないわ」
「どうしますか?」
「少ししたら、さっきのやって」
「分かりました」
シオリは足を開いた。僕はシオリの腰を寄せて、中に挿れた。
「はぁん、やっぱりすご~い」
僕は腰を動かした。
「凄い、凄いよぉ」
「あぁ、気持ちいい、なんだ?あぁ、凄い気持ちいい。たまんない」
「どう?私の中?」
「えっ、さっきは特に思わなかったのにぃ、あぁぁぁぁ。こんなに締め付けてくる」
「タカシにあんまりやると、すぐ終わっちゃうけど、君なら大丈夫でしょ」
「オチンチンが欲しがってる」腰が早まっていく。
「はぁぁん、広げて、いっぱいこすってるぅ」
「ヤバい、ヤバい。あぁぁぁぁ、出ちゃう」
「えっ!まだしてないよ」
僕は我慢して、シオリを持ち上げた。
「はぁぁん、凄い奥に当たってるぅ」
僕は腰を動かした。
「ダメだ。無理です。一回出します」
僕はゴムの中に射精した。
「もう!早いよぉ」
「卑怯ですよ。あんなの隠してたなんて。負けないからな」
「はぁぁん、出したのに、こんなに固いのぉ」
「全然平気ですよ。出したから、次は我慢できます」
スミレは股間で指を動かした。
「まだ、したいよぉ。あんなに何度も何度も奥を掻き回されたいのぉ」
「はぁぁ、凄いよぉ、ホントに言ってた通りなのね」
「あぁ、シオリさんも、そんなに締めてこないで。我慢できなくなっちゃう」
「だったら、そんなに奥を突かないで。はぁぁん、奥が、奥がぁ。いくぅ、いっちゃうぅ」シオリが僕に抱きついてきて、腕でぎゅっと背中を引き寄せた。
それと同時に
「あっ、今日イチの締付けが」
僕はゆっくりと腰を動かした。
「いやぁ、いったばかりだからぁ」
締付けが弱まり、腰を早めた。
「あぁ、また出ます。出ちゃいます」
「早くいって、あぁ、頭がおかしくなるぅ」
「最後です」シオリのお尻を押さえながら、腰を動かした。
「いや!ダメぇ!奥に、奥に、響いてるぅ」スミレはガクンガクンと体を震わせた。
「出る!」また射精した。
僕は、シオリを湯船に下ろして、抜いた。
「して!」とスミレがお尻を突き出した。
僕はゆっくりと近づいて、挿れて、腰を振った。
少し物足りない気がしたが、腰を振った。
「はぁん、気持ちいいよ。優斗」振り返る。
僕は上半身を持ち上げて、舌を絡めた。
「あぁ、スミレさんの方が気持ちいい。だから、ごめんなさい。長く持たない」
「うん、いいよ。いって。私の中でいって」
「あぁぁ、スミレさん、大好きです」僕は腰を早めた。
「はぁぁん、奥が掻き回されてるぅ」
「ごめんなさい。出る」
「うん、いいよ」
僕は何か出たような。出なかったような気がした。
「もう、ダメ」とフラフラと縁に腰掛けた。ゴムから精子が溢れて出ていた。
「もうすぐ時間よ。歩ける?」とシオリが言った。
僕は、フラフラ歩いていると、シオリとスミレが支えてくれた。
「ありがとう」
服のところに来ると、僕は座らされて、2人は自分の体を拭いている。そして服を着始めた。
僕も手を伸ばしてタオルを取り、体を拭き、ティシャツを取って、座りながら着た。シャツも同じようにした。
「ほら」と支えられながら、ゴムを外されて、タオルで拭かれた。そして、パンツとズボンをはいた。靴下と靴は持たれて、外に出た。近くのベンチに座らされて、2人は荷物を取りに戻った。そして、また外に出てきた。
シオリはフロントに鍵を返しに行った。僕はスミレに靴下を履かされている。頭の中がフラフラする。
「お疲れ様」
「最後、スミレはいけた?」
「また今度ね」
「ごめん、もっと早くシオリと止めれば良かった」
「すぐ会うんでしょ?」
「うん、すぐに会いたい」
僕は座っていられずに、ベンチに横になった。
スミレは靴下を履かせ終わると、ベンチに座り、膝枕をした。
「うわぁ、嬉しいなぁ。スミレさんの・・ひ・・ざ・・・」僕は意識を無くした。
スミレは脈を取った。少し早いが、安定している。優斗の頭をゆっくりと撫でた。
「スミレさん?」シオリが戻ってきた。
「大丈夫、寝てるだけだから」
「あっ!タカシ」
「行ってあげて」
シオリは頷くと、荷物を持って行った。
スミレは荷物から化粧道具を出して、汗を拭き取り、メイクを始めた。
うん、化粧の乗りがいいわ。名湯ね。フフフッ。
10分くらい過ぎて、僕は目覚めた。
目を開けると、スミレが上から覗き込んでいた。
「大丈夫?」
僕は体を起こそうと下が、
「もう少し休みなさい」
「喉が渇いた」
「あぁ、そうよね」僕の頭を上げながら、荷物を下に置いた。
あっ、余計なことを言ってしまった、と後悔した。
すぐに戻ってきた。手には水のベットボトルを持っていた。
僕が上半身を起こすと、
「冷たいから、少しずつ飲んで」
僕はひと口口に入れ、口の中で広げながら飲むのを繰り返し、最後にゴグゴクと飲んだ。
喉を通る冷たさが気持ちよかった。
「ふぅ~、生き返る」
「フラフラしてない?」
「はい、大丈夫・・・じゃないです。フラフラします」
「分かった」
荷物をどけて、また膝枕をしてくれた。
大人しくしていればいいものを、ついついスミレを触りたくなる。
スミレの足を撫でる。
スミレは急に立ち上がり、
「元気になったみたいね」
「今のでむち打ちに」
「それで冷やしなさい」とさっきのペットボトルを出した。
「スミレさんは飲まなくて大丈夫なの?」
「あっ、忘れてた」と飲み始めた。
「はぁ、水分不足はお肌の大敵よ。ほら、行くわよ」
「その前に、トイレで服を直してくる」
「あぁ、そうね」適当に着せたからメチャクチャだ。
僕はトイレに行き、イチから着なおした。
鏡を見て確認し、スミレのところに戻ると、シオリがいた。
「全然起きないよ」
「脈はあるんでしょ?」
「正常だった」
「あの人、何しに来たのかしらね。フフフッ」
「本当よ。フフフッ」
旦那さんも倒れるくらい頑張ったに違いない。女って・・・
「なんか小腹が空いてきたわね」とスミレが言うと、
「私もそうです」
「お店やってた?」
「はい」
「夕飯には少し早いけど、軽く食べようか?」ということになり、休憩所兼御食事処に行く。
僕は断ったが、水分補給ということでジョッキが置かれ、たこ焼きやイカ焼き等がテーブルに並べられた。
「乾杯!』僕のウーロン茶のグラスと2つのジョッキが合わさった。
「うんうん、美味しい』
「こういうところの料理って、なぜか美味しいですよね?」
「そうそうお祭りの屋台みたいに」
「海の家とか」と僕が言うと、
「そう」っとハモった。
「でも、美味しいってことはカロリーが」また余計なことを言った。
2人は睨んでくる。
「いっぱい動いたし」
「いっぱい運動したし」
動いたのも運動したのも僕だと思うが、と思ったが止めておいた。
「2人は少し太っても、とっても綺麗ですよ。眩しくて仕方ないです」
「スミレさん、今日一日ずっと気になってたんですけど、いつもこんな感じなんですか?」
「そうなのよ。綺麗だ、美しい、天使みたいだって、ずっと言ってるわ。高校生の時からよ」
「うっわ」
「病気なのよ。イチイチ反応しない方がいいわよ」
「でも、そう言われ続けると、その気になったりしないんですか?」
スミレは僕を見た。
「まぁ、悪い気はしないけどね」
「いいなぁ、そういうペット欲しいな」
スミレさんは吹き出しそうになった。
「そう?煩いわよ。可愛い犬もキャンキャン煩いと、幻滅しない?」
「まぁ、それはそう躾ければ。フフフッ」シオリは僕を見た。
「躾けるも何も、僕はシオリさんとは会いません。スミレさん一筋です」
「ふ~ん、また味わいたくないんだ?」と僕を見た。
うっ!と心の中で怯んだ。あんなにしてなければ、元気になっていただろう。
「いいわよ、別に私は。好きにして」
「そんな、スミレさんと会いたいです」
「別に私は今まで通り会うわよ」
「でも、やっぱりスミレさんとだけ会います」
「じゃあ、こうしましょう。私とシオリと3人で会えば、私も物足りなくなるから、すぐに会ってあげる。逆に2人で会えば、私は満足するから、今まで通り連絡待ちをする。どっちがいい?」
「そんなぁ」
「別にあなたに不利なことは何も無いと思うけど。1回あたりの回数が減って会う回数が増える。1回あたりの回数は多いが、会う回数は今まで通り。どっちがトータルでできる回数が多くなると思う?」
「それは3人で会う方が」
「そうでしょ。シオリが会いたいと私に言ってくれば、私も会おうとするかもしれない。私の気分一つじゃなくなるんだから、あなたには特別に有利な話よ」
なんか似た話を僕がした気もするが、確かに僕だけ有利な話だ。シオリのあれも、それでスミレに嫌われるわけじゃない。
「分かりました。スミレさんの言う通りにします」
「シオリもそれでいい?」
いつの間にかシオリになってるけど、まぁ、僕が口を挟むことでもない。
「はい、私は全然問題ないです。やった!楽しみが増えた」
そろそろいい時間なので、帰ることにした。
旦那を起こして、駅に向かう。電車の席はまた4人で向かい合っている。
当然と言うべきか、旦那を残して、3人は爆睡した。何も知らない旦那はもう寝ることができるわけもない。
こうして最初で最後のスミレとの旅行は終了した。
「開きました」と僕は言った。
ゆっくりとドアが開く。僕は廊下から見えないように体を壁に寄せた。
シオリが入ってきて、急いで閉めた。
そして僕達に顔を向けて、
「キャッ」と小さく叫んで目を見開いた。
「温泉に入りたい」とスミレが言うので、僕はそのまま歩いて、中に入った。
「もう、いいでしょ。抜いて」
「もう一回したい」
「分かった。もう会わないから」
「そんなぁ」
「すぐに会うって言ったでしょ」
「分かりましたよ」
少しして、シオリも全裸で来た。
「ねぇ、早く私にもしてよ」
シオリは露天風呂の縁に腰掛けた。
「ホントにするんですか?どうなっても僕は悪くないですからね」
「そんなこと、君が気にすることじゃないわよ」
「そこまで言うなら、分かりましたよ。すぐに挿れますか?」
「うん、時間ないわ」
「どうしますか?」
「少ししたら、さっきのやって」
「分かりました」
シオリは足を開いた。僕はシオリの腰を寄せて、中に挿れた。
「はぁん、やっぱりすご~い」
僕は腰を動かした。
「凄い、凄いよぉ」
「あぁ、気持ちいい、なんだ?あぁ、凄い気持ちいい。たまんない」
「どう?私の中?」
「えっ、さっきは特に思わなかったのにぃ、あぁぁぁぁ。こんなに締め付けてくる」
「タカシにあんまりやると、すぐ終わっちゃうけど、君なら大丈夫でしょ」
「オチンチンが欲しがってる」腰が早まっていく。
「はぁぁん、広げて、いっぱいこすってるぅ」
「ヤバい、ヤバい。あぁぁぁぁ、出ちゃう」
「えっ!まだしてないよ」
僕は我慢して、シオリを持ち上げた。
「はぁぁん、凄い奥に当たってるぅ」
僕は腰を動かした。
「ダメだ。無理です。一回出します」
僕はゴムの中に射精した。
「もう!早いよぉ」
「卑怯ですよ。あんなの隠してたなんて。負けないからな」
「はぁぁん、出したのに、こんなに固いのぉ」
「全然平気ですよ。出したから、次は我慢できます」
スミレは股間で指を動かした。
「まだ、したいよぉ。あんなに何度も何度も奥を掻き回されたいのぉ」
「はぁぁ、凄いよぉ、ホントに言ってた通りなのね」
「あぁ、シオリさんも、そんなに締めてこないで。我慢できなくなっちゃう」
「だったら、そんなに奥を突かないで。はぁぁん、奥が、奥がぁ。いくぅ、いっちゃうぅ」シオリが僕に抱きついてきて、腕でぎゅっと背中を引き寄せた。
それと同時に
「あっ、今日イチの締付けが」
僕はゆっくりと腰を動かした。
「いやぁ、いったばかりだからぁ」
締付けが弱まり、腰を早めた。
「あぁ、また出ます。出ちゃいます」
「早くいって、あぁ、頭がおかしくなるぅ」
「最後です」シオリのお尻を押さえながら、腰を動かした。
「いや!ダメぇ!奥に、奥に、響いてるぅ」スミレはガクンガクンと体を震わせた。
「出る!」また射精した。
僕は、シオリを湯船に下ろして、抜いた。
「して!」とスミレがお尻を突き出した。
僕はゆっくりと近づいて、挿れて、腰を振った。
少し物足りない気がしたが、腰を振った。
「はぁん、気持ちいいよ。優斗」振り返る。
僕は上半身を持ち上げて、舌を絡めた。
「あぁ、スミレさんの方が気持ちいい。だから、ごめんなさい。長く持たない」
「うん、いいよ。いって。私の中でいって」
「あぁぁ、スミレさん、大好きです」僕は腰を早めた。
「はぁぁん、奥が掻き回されてるぅ」
「ごめんなさい。出る」
「うん、いいよ」
僕は何か出たような。出なかったような気がした。
「もう、ダメ」とフラフラと縁に腰掛けた。ゴムから精子が溢れて出ていた。
「もうすぐ時間よ。歩ける?」とシオリが言った。
僕は、フラフラ歩いていると、シオリとスミレが支えてくれた。
「ありがとう」
服のところに来ると、僕は座らされて、2人は自分の体を拭いている。そして服を着始めた。
僕も手を伸ばしてタオルを取り、体を拭き、ティシャツを取って、座りながら着た。シャツも同じようにした。
「ほら」と支えられながら、ゴムを外されて、タオルで拭かれた。そして、パンツとズボンをはいた。靴下と靴は持たれて、外に出た。近くのベンチに座らされて、2人は荷物を取りに戻った。そして、また外に出てきた。
シオリはフロントに鍵を返しに行った。僕はスミレに靴下を履かされている。頭の中がフラフラする。
「お疲れ様」
「最後、スミレはいけた?」
「また今度ね」
「ごめん、もっと早くシオリと止めれば良かった」
「すぐ会うんでしょ?」
「うん、すぐに会いたい」
僕は座っていられずに、ベンチに横になった。
スミレは靴下を履かせ終わると、ベンチに座り、膝枕をした。
「うわぁ、嬉しいなぁ。スミレさんの・・ひ・・ざ・・・」僕は意識を無くした。
スミレは脈を取った。少し早いが、安定している。優斗の頭をゆっくりと撫でた。
「スミレさん?」シオリが戻ってきた。
「大丈夫、寝てるだけだから」
「あっ!タカシ」
「行ってあげて」
シオリは頷くと、荷物を持って行った。
スミレは荷物から化粧道具を出して、汗を拭き取り、メイクを始めた。
うん、化粧の乗りがいいわ。名湯ね。フフフッ。
10分くらい過ぎて、僕は目覚めた。
目を開けると、スミレが上から覗き込んでいた。
「大丈夫?」
僕は体を起こそうと下が、
「もう少し休みなさい」
「喉が渇いた」
「あぁ、そうよね」僕の頭を上げながら、荷物を下に置いた。
あっ、余計なことを言ってしまった、と後悔した。
すぐに戻ってきた。手には水のベットボトルを持っていた。
僕が上半身を起こすと、
「冷たいから、少しずつ飲んで」
僕はひと口口に入れ、口の中で広げながら飲むのを繰り返し、最後にゴグゴクと飲んだ。
喉を通る冷たさが気持ちよかった。
「ふぅ~、生き返る」
「フラフラしてない?」
「はい、大丈夫・・・じゃないです。フラフラします」
「分かった」
荷物をどけて、また膝枕をしてくれた。
大人しくしていればいいものを、ついついスミレを触りたくなる。
スミレの足を撫でる。
スミレは急に立ち上がり、
「元気になったみたいね」
「今のでむち打ちに」
「それで冷やしなさい」とさっきのペットボトルを出した。
「スミレさんは飲まなくて大丈夫なの?」
「あっ、忘れてた」と飲み始めた。
「はぁ、水分不足はお肌の大敵よ。ほら、行くわよ」
「その前に、トイレで服を直してくる」
「あぁ、そうね」適当に着せたからメチャクチャだ。
僕はトイレに行き、イチから着なおした。
鏡を見て確認し、スミレのところに戻ると、シオリがいた。
「全然起きないよ」
「脈はあるんでしょ?」
「正常だった」
「あの人、何しに来たのかしらね。フフフッ」
「本当よ。フフフッ」
旦那さんも倒れるくらい頑張ったに違いない。女って・・・
「なんか小腹が空いてきたわね」とスミレが言うと、
「私もそうです」
「お店やってた?」
「はい」
「夕飯には少し早いけど、軽く食べようか?」ということになり、休憩所兼御食事処に行く。
僕は断ったが、水分補給ということでジョッキが置かれ、たこ焼きやイカ焼き等がテーブルに並べられた。
「乾杯!』僕のウーロン茶のグラスと2つのジョッキが合わさった。
「うんうん、美味しい』
「こういうところの料理って、なぜか美味しいですよね?」
「そうそうお祭りの屋台みたいに」
「海の家とか」と僕が言うと、
「そう」っとハモった。
「でも、美味しいってことはカロリーが」また余計なことを言った。
2人は睨んでくる。
「いっぱい動いたし」
「いっぱい運動したし」
動いたのも運動したのも僕だと思うが、と思ったが止めておいた。
「2人は少し太っても、とっても綺麗ですよ。眩しくて仕方ないです」
「スミレさん、今日一日ずっと気になってたんですけど、いつもこんな感じなんですか?」
「そうなのよ。綺麗だ、美しい、天使みたいだって、ずっと言ってるわ。高校生の時からよ」
「うっわ」
「病気なのよ。イチイチ反応しない方がいいわよ」
「でも、そう言われ続けると、その気になったりしないんですか?」
スミレは僕を見た。
「まぁ、悪い気はしないけどね」
「いいなぁ、そういうペット欲しいな」
スミレさんは吹き出しそうになった。
「そう?煩いわよ。可愛い犬もキャンキャン煩いと、幻滅しない?」
「まぁ、それはそう躾ければ。フフフッ」シオリは僕を見た。
「躾けるも何も、僕はシオリさんとは会いません。スミレさん一筋です」
「ふ~ん、また味わいたくないんだ?」と僕を見た。
うっ!と心の中で怯んだ。あんなにしてなければ、元気になっていただろう。
「いいわよ、別に私は。好きにして」
「そんな、スミレさんと会いたいです」
「別に私は今まで通り会うわよ」
「でも、やっぱりスミレさんとだけ会います」
「じゃあ、こうしましょう。私とシオリと3人で会えば、私も物足りなくなるから、すぐに会ってあげる。逆に2人で会えば、私は満足するから、今まで通り連絡待ちをする。どっちがいい?」
「そんなぁ」
「別にあなたに不利なことは何も無いと思うけど。1回あたりの回数が減って会う回数が増える。1回あたりの回数は多いが、会う回数は今まで通り。どっちがトータルでできる回数が多くなると思う?」
「それは3人で会う方が」
「そうでしょ。シオリが会いたいと私に言ってくれば、私も会おうとするかもしれない。私の気分一つじゃなくなるんだから、あなたには特別に有利な話よ」
なんか似た話を僕がした気もするが、確かに僕だけ有利な話だ。シオリのあれも、それでスミレに嫌われるわけじゃない。
「分かりました。スミレさんの言う通りにします」
「シオリもそれでいい?」
いつの間にかシオリになってるけど、まぁ、僕が口を挟むことでもない。
「はい、私は全然問題ないです。やった!楽しみが増えた」
そろそろいい時間なので、帰ることにした。
旦那を起こして、駅に向かう。電車の席はまた4人で向かい合っている。
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