魔法も剣も身長も最低とバカにされている僕が実は世界最強である理由

ぱるゆう

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ハルカ先生の研究室のドアの脇にある郵便受けに、手紙があったので、僕は先生に渡した。

先生が開くと、
『やっと全員見つかった。ついては会議を開催する』と日にちと時間が書かれていた。

「どんだけかかってるのよ。全く」先生は呆れた声を出した。

「どうしたんですか?」僕は山になる前の本を片付けながら聞いた。

「半年前に前回の魔王討伐メンバーの緊急招集をかけたのよ。緊急よ。緊急。それでも、どうしても、ハナエとギンノジョウが見つからないって、今よ、今」

「確か6人でしたよね?」

「そうよ。モンド、ハナエ。ギンノジョウ、ツクシ、シノビ、そして私の6人」

「それだけなのに、半年もかかるなんて」

「モンド、ツクシ、シノビと私は、働いていたから、すぐに分かったのよ。サナエは好き勝手にアチコチをフラフラしてて、ギンノジョウはどこかの山奥にいたのよ」

「歴史では、ハナエ様は先生と同じ魔法使いですよね?」

「そうよ。年齢不詳の魔女。数千年生きているとも言われてる」

「えっ、ホントですか?」

「ギンノジョウもそうよ。年齢不詳」

「ギンノジョウ様は、大賢者ですよね?』

「そうよ。堅物のジジイよ」

「先生ってたまに口悪くなりますよね?」

「えっ、そんなことないですわよ。ホッホッホッ」

「でも、人間らしくて好きですよ。そういうところ」

「ふ~ん、好きなんだ」

「いや。あの、そういう好きではなくて、サユリとか、タカシとかのことも好きっていう、好きですよ』

「そう言えば、サユリさんとは、どうなの?私とエッチなことしても大丈夫なの?」


「えっ、えっ。エッチなこと!なに言ってるんですか?」

「なんかあの子いじらしいのよねぇ。私がユウタ君の初めてを奪ったら、悲しむかしら?」

「ぼっ、僕の初めてぇ」

「フフフッ、約束したじゃない?」 

「おっ、オッパイしかしてなかったような」

「そうだっけ?まぁ、どっちでもいいいわ。私はそのつもりだし」

「えっ!え~!」

「責任とってね。ウフッ」

「そっ。そんな!僕まだ10歳ですよ」

「今すぐとは言ってないでしょ」

「それはそうですけど」僕はすっかり手が止まってしまった。

「もうダメです。頭が働かないので、今日は帰ります」

「うん、分かったわ」

僕は鞄を取った。そして開けた。
「そういえば、また野菜のお菓子作ったので、おいていきますよ」

「あっ、もう優しいのね。ますます好きになっちゃうわ」と先生は立ち上がって抱きしめてきた。

また柔らかいものが当たる。

「先生、止めてください!」

先生は腕の力を緩めた。
「あら?やって欲しいから作ってくれてるんだと思ってた」

「ちっ、違いますよ!先生の体が心配なんです!」

「だから、この体でしょ」先生はまた力を込めて抱きしめてきた。

「あぁ、ダメですって!」

僕は無理矢理、先生の体を離した。
「あん・・・」

「ん?掌に柔らかいものが・・・」僕はそれを何回か揉んでみた。

「あん、優しくして・・・」と先生は聞いたことのない声で言った。

「あぁぁ~!」僕は慌てて両手を引っ込めた。

「ごめんなさい!」と叫び、僕は鞄を手にとって、走って出ていった。扉を閉めて、背中から寄りかかる。

心臓の音がはっきりと聞こえた。僕は掌を見た。

「はぁ、なんでこうなるんだ」僕はフラフラと左右に揺れながら、歩き出した。

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