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第二章 迷宮顛倒変
誤算
しおりを挟む「先生。何を頭を抱えてんですか?」
寛永寺にほど近い震央舎にたどりついたのはとっぷりと日が暮れた時刻であった。麟堂の住まいは大名の下屋敷にも劣らぬ豪奢な佇まいである。その奥座敷に俺は推参していた。
「お主こそ、何をにやにやしておるのだ。愉快なことに出くわしたか」
俺は昼間の出来事を反芻して顔に笑みが張り付いていたらしい。自惚れ浪人どもの末路はそれほどに滑稽かつ痛快であった。
「まぁ、そんなところです。……ああ、茶は結構」
麟堂といい、廻鳳といい、得体の知れぬ飲料を俺で試そうとするからやり切れぬ。怪しげなものを飲まされるのはたくさんだ。
無作法に足で唐紙を開けて猫目の雲助が運んできたのは、変哲もない麦湯であったが、俺はためつすがめつをそれを検めた上で口をつけた。横着者の雲助であったが師匠の前では文字通り借りて来た猫のように大人しくかしこまっている。
「それで何をしにきた? 儂はの忙しいのだ」
「要件はいくつかあるんです」
「およそ下らぬものであろう。後にしろ」
腕組みをして難しそうに口を結んでいる麟堂には、おそらく高遠かつ喫緊の問題があるのであろうが、俺は急ぎ迷宮に戻らねばならぬ身である。
「師匠こそ、すぐにゃ手に負いかねる難題はいったん棚に置いて、やがて来る明察の時機を待ちましょうや。固い蕾もいつか綻ぶように厄介事にも自ずと解決の芽が出ましょう。それよりか、いったん可愛い弟子の相談に耳を傾けちゃくれませんか」
「ふん、お主に何が……まったく人の気も知らずに。なにしろこの事の原因は他でもない――」
とそこまでを矢継ぎ早に言うと、
「うむ、むしろ、お主にはこの馬鹿げた成り行きを知らせておくべきか」
思案ののち、麟堂は太い眉をしかめた。
なんだか途轍もなく面倒な予感がして俺は腰が引けた。雲助は居住まいと正して座っているが、俺にはわかる、奴は眼を開けたまま眠れる特技があるのだ。
そもそも、ここへ来た目的は三つ。
――回天楼という隊伍について。
これを訪ねるのが一番の目的であった。月の兎がそこに加わっていたという謎の隊伍である。師匠ならそれについて何かしら知っていることがあるかもしれぬ。
もうひとつは、さほど重要ではない。
――うちの道場の新しい看板に揮毫してもらうこと。
能筆で名高い麟堂の手になる新たな看板は道場の栄えとなろう。これを要求することは弟子たるものの正当な権利であろう。間違いない。
――最後は腕試しである。
迷宮で鍛えた実力を麟堂に見定めてもらう。これも弟子の特権であった。要するに、このじいさんにひと泡吹かせたいのである。何度挑んでも負け通しの相手であった。そろそろやり込めてやらねば夢見が悪い。
どれから切り出すか決めかねていると麟堂が先手を打った。
「儂が思案しておるのはな。他でもない本日の蝕のことよ」
「ありゃ肝を抜かれたな。まるで夜みてぇに真っ暗だった」
だが、それがどうしたというのであろうか。まさか麟堂までが世の終わりだと騒ぐのではあるまい。
「計算が合わぬ」
「なんだって?」俺には師匠の言っている意味が飲み込めなかった。
「いくら計算をやり直しても、あれはな、今日起こるべきではないものだ」
――ははぁ、そういうことか。何やら周囲に妙ちくりんな数字でびっしりの書き付けが散らばっているのはそういうわけであったか。天文にも一家言を持つ師匠のことだ。この度の異変もあらかじめ予期していたのであろう。その見立てが外れたんで、むしゃくしゃしていたという次第であろうか。
「天地のこと。たかが人間風情が仔細を知り尽くすことはできねえだろう。常日頃、師匠はそう仰ってましたよ」
「明日という日が来ることを疑うことができぬのと同じよ。日月星辰の運行を学んだ者からすれば――此度の蝕の時機は儂の見立てとの齟齬が大きすぎる。これはな、まるで海で筍が取れたようなものよ。あるいは山で鯨に出くわしたとも言える」
「そういうこともあるんじゃないのかい」
俺は気もそぞろであった。なにしろ稀有壮大に過ぎる話題で付いていけぬ。それは尋常ではない事態かもしれぬが、市井の暮らしにさしたる支障があるわけでもあるまい。まったく学者というのは、益体もない事象に頭を悩ます、気の毒な連中である。
「十四年だ」と重々しく師匠は言った。
俺は首を傾げた。
「あれはの。およそ十四後に生じるはずであった蝕なのだ」
「とんだ見当違いじゃねえか。さすがの師匠も耄碌《もうろく》したんじゃねえんですか」
「いや、いくら見直しても計算に間違いは見当たらぬ。天文と算学に優れた弟子に総出で当たらせたが結果は同じよ」
「ふうん、で、それが俺と関係があるってなぁ。どういうわけでぇ。さすがの俺もよ、お天道様にちょっかいを出すほどの大それた不始末は仕出かしてねえよ」
「そこなのだ」
麟堂はぐいっと肩を突き出して本題に入った。
「お主、以前、喜兵衛に己の魄《はく》を分け与えたろう」
「ああ。それで寝込んだんだ。ひでぇ目に合ったもんだぜ」
「では憶えておろう。お主の魄《はく》を喰らった迷宮の子は一夜にして成長を遂げたのを」
「らしいな」
そうなのだ。幼子であった喜兵衛はあっという間に十を越える年嵩になったあげく姿を消したのであった。気息奄々《きそくえんえん》の有り様であった俺は気にする余裕もなかったが、改めて考えてみれば相当な怪事であった。
「儂もそう思うておった。お主の魄《はく》は人の子をして急激な成長をもたらすほどのものであると。――しかし、此度の蝕を合わせて考えるにつけ、別の見通しが立った。容易には受け入れ難い見通しがな」
「……そりゃ」口を挟む気概もない。あまり聞きたくはなかったが、俺はその先の言葉を待ち受けた。様々な奇怪な事象。それらは麟堂の怜悧な知性を通じて、ひとつの結論へと結びつく――
「儂は見方を変えてこう考えた。あの子が成長したのではない。反対に儂らの時間が止まっておったのだ、と」
「な、なんだって」理解が追いつかぬ。師匠は耄碌どころか気が違ってしまったのだろうか。いや違うと俺の直観が叫ぶ。物狂いとしか思えぬ結論こそがただひとつの解なのだ。
「あの日、お主を中心として時が止まった。その中で自由に振舞えるのはたったひとり喜兵衛だけであった。喜兵衛は時のない時の中で十余年の月日――それを月日と言っていいのかは知らぬが――を過ごした。成長しながら生き延びたのだ」
「待てよ。おいおい」と師匠に対しぞんざいな口をきいてしまう。「そんな途方もない話をどう信じろと言うのだ」俺はささやかな抵抗を繰り返す。
「さての。まったく納得も説得もできぬ。己自身にすらな。ただ、起こった出来事から導き出される答えはこれしかないのだ」
老人は肩を竦めた。
「喜兵衛以外の世の中の時がすべて止まっていたというなら、お天道様の巡行も滞っていたのであろう。それなのに計算がズレるたぁ、どんな道理だ?」
「違うな、お主を中心として江戸からどんどん外へと向かうに従って、時の流れはゆっくりとだが進んでおったのだ。遠い天空はもちろん海の外の国では平常の時間が流れておった」
「はん?」この時の俺の阿呆面に比べたら、出来損ないの案山子の方が賢しげであった。
麟堂は続けた。
「先般島津より脱藩した浪人に会うたのだ。奴はこう言っておった。今年は明和二十三年だとな。また尾州廻船の船乗りは明和十六年だと言う」
「江戸から遠く離れれば離れるほど、暦は先へ?」
「まさしく、江戸を中心に時の流れは外へ向けて速くなり、江戸に向かうほど滞っておったのよ。そして寛永寺のお主のところでおそらくはぴたりと停止していたのだ」
「はは、なんてぇ出鱈目だ」
時は世界のいかなる場所においても、なだらかに均一に等しく流れる、それが俺の当たり前であった。にわかには受け入れられぬ真実。もはや笑う他に仕様がない。
「そうなのだ。時とは儂らが知っている姿とはまったく異なる性質を有しているのかもしれぬ。それは歪み、伸縮し、捩じれることもある。まったなんと奇体なる万象の理か」
「俺たち江戸の民はするてぇと――」
「そうよ、明和九年に取り残されたというわけだ」
どっしりと胡坐を組んだ麟堂は泰山のように盤石に見えるが、そのの思考おいては極めて柔軟、変転万化するのである。喜兵衛の成長と時期を逸した蝕。これらの材料を関連付けて、このような大胆な仮説に至りつけるのは江戸の世に何人の碩学大家がいようともそう多くはあるまい。
「待て、では、これはどうなる? 江戸の時が止まっている間、江戸に向けて旅をする者があったら? 例えば参勤交代はどうなった? 」
「帰らぬままだったろうさ。便りも戻って来ぬ。しかし、十余年を経て、皆ひょっこり戻ってくる。まるで旅に出たばかりのよう若々しいままでな。旅人の視点で眺めてみれば、このようになる。しばし家を空けただけのつもりで戻った故郷では矢のように時が過ぎている。妻は老いて、子はすっかり大きくなっている。友人たちの境遇にも変化があろう。知己は皆彼を死んだ者と扱い、己の亡骸なき墓に案内されるかもしれぬ」
「そらまるで浦島太郎の話じゃねえか」
「あれは存外、たんなる御伽噺ではないのかもな」
「でもよ、時の流れが変わってたら、その最中に妙だと気付いてもよさそうなものだろう。江戸を訪れた連中はよ、石像のように固まった俺たちと出くわしたのかい?」
「そうではない。江戸に近づいた者は徐々にゆっくりとなる時の流れに飲み込まれ何も不審を感じることはない。お主も儂も時の止まっているのに気付かなかったではないか。その時の流れにいる者は、それゆえにその流れの速度に気付くことはないのだろうよ。流れの勢いがわかるのは、あくまでも流れを外から眺めた場合よ」
ようやく事態が飲み込めた。麟堂が頭を抱えているわけも、事の大きさも理解できた。これから江戸と地方とで齟齬を来した時を巡って大きな混乱が生まれるであろう。その原因と中心とに俺が居るとなれば、まったく大罪人になった気分である。
「責任は儂にあろう。お主に勧めたのは儂だからの」
見たことのないしおらしさで麟堂はついと中空を睨んだ。が、慙愧の念に耐えられぬといったふうではない。口ぶりとはまるで逆のことを目論んでいるのが藤見麟堂なのだ。確かに喜兵衛に魄を喰らわせて俺を呪剣仕に仕立てようとしたのは師匠であった。その目論見の本当の狙いはわからぬが、ここにおいて師匠の算段を遥かに超える事態が出来したのである。
「師匠、あんたこうなったのを面白がっているのか、それとも恐ろしく思っているのか、どっちなんだい?」
もちろん、と麟堂は顎の白髭を引っ張った。いまや露骨に鼻風船を膨らませて鼾をかく雲助を横目で見やって苦笑する。
「両方よ」
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