初夜に目覚めた悪役令嬢(R18)

朋 美緒(とも みお)

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01;覚醒(R18)

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目覚めたのはあれのまっ最中だった
男性に組み敷かれている自分に戸惑っていた
(え?何?何やっ・・・)
まだ濡れていない膣に入れられたであろう男の肉棒が動くたび、乾いた痛みが走っていた
それでも容赦なくピストン運動されているうちに声が漏れる
「あんっ」

「ロゼッタ、私がそなたの元に来るのは今日が最初で最後だ」
動きながらそう言う男性
「何?・・・誰?・・・どうして?・・ちがう、知ってる、ルードヴッヒ様!」
「ジョアンナを散々いじめて許さぬ」
さらに動きながらそう言う
痛みが治まってきて、声が荒くなってきていた
「はぁはぁ、
私は誰?・・・愛理?違う、ロゼッタ・バニッシュ公爵令嬢」
「?何を言ってる」
男性の動きが止まった
「ルードヴッヒ様、好き!そう私はロゼッタ、そしてルードヴッヒ様が好き」
「何を今更!」
「・・・・足りない」
そうロゼッタが言うとルルードヴッヒの首に腕を回すと、くるんと繋がったまま、体位が逆転してルードヴッヒを押し倒す形になった、ロゼッタがルードヴッヒの唇を奪う。

ロゼッタの舌がルードヴッヒの口の中を蹂躙する、答える様にルードヴッヒも舌を絡めてきた
それと同時に、今度はロゼッタが腰を動かす

「あんっあっ・・・ルードヴッヒ様~」
身体が動かずされるがままのルードヴッヒだった、官能のうめき声が出る

「あうっ・・・なっ、」
(体が動かないなんて力、違うこれは精霊魔法)
さらに腰を振るロゼッタ

「ロゼッタ!魔法は使えないんじゃなかったのか」
「あんっ、使えますよ、うふっ全属性」
「なっ!それじゃ聖女じゃないか、結婚出来ない」
「それが嫌だから黙ってたの、だってルルードヴッヒ様の妻になって子供を作るのが夢ですもの」
「そんなことしたら魔法が使えなく・・・」
「使えてますわよ」
「うっ」
「あんっ」
語りながらもロゼッタの腰の動きは止まらない

そう言うと裸の2人の周りに色とりどりの光が周り出した
「皆、おめでとうって言ってくれてる、一つ夢が叶ったねって」
「そんな、教会の教えは?」
「間違ってますわ、子孫繁栄を願う精霊に愛される聖女が、結婚出来ないなんて可笑しいでしょう?」
そう言ってまた唇を重ねる
「ルードヴィッヒ様好きですわ」
そい言うとロゼッタはルードヴッヒの首に強く吸い付く
「うっ、痛う」
首から胸に舌を這わす、乳首をペロンと舐めて吸い付く
「うあっ、ロゼッタ!」
乳首を噛む
「あっ」
ルードヴィヒがロゼッタの中に精を放つ
「あんっあー」ロゼッタも絶頂を味わっていた

一方的な愛撫が続きルードヴッヒがぐったりしてきた頃
「え?」
我に返ったような顔をして
「キャーキャー」
馬乗りになっていたそこから飛び退いてリネンを身体に巻き付けて
「ル、ルードヴッヒ様、ごめんなさい、えーとこれはその・・・」

動けるようになったルードヴッヒはロゼッタに手を伸ばす
「ひっ、ごめんなさい、ごめんなさい」

ルードヴッヒの体中についたキスマークと歯型が見える、
歯形をさすりながら、後ろの穴の痛みに耐えながら体を起こす

「ロゼッタ、!・・・君は処女・・・だよな」
リネンのシミをみて言った、そしてロゼッタの手首を掴んだ
「!熱っ!すごい熱じゃないか」
「あ!そういえば体が熱い!目がくらむ・・・」

結婚初夜に前世の記憶が戻り、混乱の中、皇太子を押さえつけて襲うという暴挙をした自己嫌悪真っ最中のロゼッタだった

ロゼッタはそのまま気を失った




前世:田中 愛理
現世:ロゼッタ・バニッシュ元公爵令嬢、ルードヴッヒ皇太子正妃

前世:34歳バツイチ子持ち、実家に居候中ガンにかかり死亡
現世:19歳、全属性の精霊魔法が仕える聖女

前世:男女の修羅場数多く体験
その記憶の元ルルードヴッヒ皇太子を襲う
現世:処女だった、ルードヴッヒ皇太子大好き

前世:夢は娘と楽しく幸せに暮らすこと、世の中の役に立つことをすること
(ケバイ容姿とは裏腹にボランティアに多く参加)
現世:夢はルードヴッヒ皇太子の妻になり子供を儲け、皇太子を賢君にすること
と国民のためになることをすること
(孤児院などの施設の整備計画思案中)



ロゼッタは3日間高熱を出し、1週間意識が戻らなかった



白い空間白いワンピースを着て座っているロゼッタ
彼女の周りに7つの光が周っている
次第に光が集結してそれぞれ羽の生えた小さな人の姿に変わった
生命(ライフ)『おめでとう』
風(シルフ)『おめでとう』
炎(サラマンダー)『おめでとう』
水(ウンディーネ)『おめでとう』
地(ノーム)『おめでとう』
精神(スピリット)『おめでとう』
時間(クルアーン)『おめでとう』
精霊たちかロゼッタを祝う
「光(アルフヘイム)と闇(シェイド)はやはり居ないね」
『『『『『『『『捕まってる』』』』』』』
「何処か解る?」
『『『『『『『『近く』』』』』』』
「そっか、助けに行きたいね」
『『『『『『『『行こうよ、ロゼッタお願い助けてあげてよ』』』』』』』
「解った!これからは遠慮なく力使えるしね」
『『『『『『『『やっちゃえやっちゃえ』』』』』』』
精霊たちが騒ぎ出す


ロゼッタが目を覚ました
「正妃様!だれか皇太子をお呼びして」
(・・・・見慣れない天井、そうか正妃の部屋か)
目覚めて最初に自己嫌悪に陥るロゼッタ
(やばいよね、やばいよね・・・変な性癖に目覚めてないよね王子・・・3番目の男、あいつのせいだ!”マゾの篤(あつし)”!)
「ロゼッタ?大丈夫?」
「ジュリアーノ?・・・あぁ・・・大丈夫よ、ごめんなさいね心配かけて」
ジュリアーノから薬湯を受け取る

どたばたと騒がしくルードヴッヒと侍女や侍従が部屋に入ってきた
薬湯を飲みながらその風景を
(騒がしいな)
と人事のように見ているロゼッタ
「うっ、苦っ」

「ロゼッタ大丈夫か?」
薬湯をサイドテーブルに置きゆっくりとベットの上に正座をしてお辞儀をするロゼッタ
「ご心配をおかけしたようで、申し訳ございません、もう大丈夫なのでこれからは私の方にお越しくださらなくて結構でございます、ルードヴッヒ様」
ざわっと周りが騒ぎ出す
「ロゼッタ?」
「え?ルードヴッヒ様がおっしゃったではありませんか
『私がそなたの元に来るのは今日が最初で最後だ』
と」
「え?いやそれは・・」

「妻にしていただき、寵愛もいただきました、わたくしは満足でございますので、ルードヴッヒ様は自由に側室の方々を、ご寵愛くださいませ、私は正妃としての役割を果たしルードヴッヒ様の影の支えとなりましょう、公式の場以外に会うことも無いと思いますが、ご自愛くださいませ、皆様申し訳ありませんが少し休まさせていただきたいのですが」

「ロゼッタ様、お聞きしたいあなたの周りに光っている7つの光は、もしや」
侍従と思ったらよく見たら教皇でした、格好が派手だなとは思ったが、気づかなかったロゼッタだった
(こいつ!誰から聞いたんだ・・・王子か・・・)
ちらっと王子のほうを見てから教皇を睨んだ
「そうですけど?それが何か?」
「小さいときから使えたのですか?それなら何故教会に申請を!聖女とならなければならないのに、結婚など」

「聖女になりたくなかったからですわ、教会の奥に軟禁され、結婚も出来ず自由に出来ず、教会の金儲けの道具にされるのが嫌だったし、何よりもルードヴッヒ様と結婚したかったからですわ、今、私はこの国で4番目に位が高いのです、王、王妃、皇太子、皇太子妃と、もうあなたにとやかく言われる筋合いはございません」
(うざいなぁ~こいつ絶対失脚させてやる!)
「なっ!教会を蔑ろにするとは!精霊に対する冒涜(ぼうとく)だ!」
「え?そうなの?」

ひとつの光が終結して羽の生えた人型になる
『え?冒涜(ぼうとく)?意味わかんない~ロゼッタ好き~』
皆が口をあけて目を見開いている
「風の精霊シルフです!」
『ロゼッタいじめると怒るよ~』
風が部屋の中を舞う
「あまりオイタをすると全精霊が怒りますよ」
教皇に向かって言った
風は収まらず、キン!カキン!バリ!と部屋にある装飾品がかまいたちで千切れて行く
「も、申し訳ありません!」
真っ青土下座をする教皇、
風がやみシーンと静まり返った
「時間よ戻れ」
巻き戻しのように千切れた装飾品が元に戻っていった
またまた、開いた口がふさがらない面々だった
(時間魔法使えるのこの国では私だけかな?、生物等、魂のあるものは戻せないけどね)

「それでは、ルードヴッヒ様、公式行事の折にまたお会いしましょう、さようなら」

そう言って皆を追い出した
残ったのは公爵家から付いて来てくれた2名のメイドのルナとマリア、薬湯を煎じ、1週間治癒魔法を施してくれていた従兄弟のジュリアーノの3名だけになった

「は~派手にやりましたね、」
大きなため息をするジュリアーノ
「スカッとしましたわお嬢様~」
とルナ
「本当に言ったんですか?『私がそなたの元に来るのは今日が最初で最後だ』と」
「本当よ、しょうがないわ好かれてないのは承知、見返りを求めないから私の恋愛は」
「でも、ルードヴッヒ様の様子がいつもと違う気が・・・」
「そんな悲しいこと言わないでください、愛し愛されるのが恋愛ではありませんか!?」
「そんな顔しないで、かわいい顔が台無しよ!マリア」
「お嬢様・・・・」
「実体化の精霊は僕達も始めて見せてもらったけど・・・」
「あ~、見せなかったわけじゃないのよジュリアーノ、出来るようになったのはここ最近なの」
全精霊を実体化させてみる
「綺麗ですね~」
部屋中、自由に舞う羽の生えた人型の精霊達


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