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謎の彼女ミウラ編
第5話 付き合って最初の一日
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「じゃあ私この駅で乗り換えなので降ります!」
「うん、行ってらっしゃい。」輝はミウラを送り出すと急に頭を抱え出した。
「やべぇ....彼女が出来るって本当に最高!!いくら変人とは言ったって女子は女子、彼女は彼女ッ!!」
しかし輝が悩むべきはミウラだけではなかった。
電車通学を経て輝は学校へ辿り着いた。
「おっすぅ輝。」津島が挨拶をした。津島は輝がこの学校に入って初めて出来た友人であり親友と呼べる存在だ。
すると津島はいきなり輝の耳元にやってきて囁いた。
「お前...彼女出来た?」
「え...」
「ここだ!!この制服の肩ん所!!微かに女子の匂いがするッ!!」津島は声を張り上げた。
(いやいやいや、犬か!!お前ッ!!)
「否定しないのか...つまり本当に出来たんだなー!!」津島は更にヒートアップしていく。
(電車で偶然 女の人が隣になるとかあるだろ!!どんだけねじ曲がった感性してんだよッ!!)
「おい!!みんなー!!輝が彼女できたかもしれない!!縛るの手伝ってくれ!」
輝はクラスメイトである大量の男子たちによって体を拘束され拷問が始まった。
「もう一度聞くぞ? 本当に彼女ができたのか!?貴様...」
「はい...出来ちゃいました...」申し訳なさせそうに言ってみた。
「出来ちゃいましたぁ?」
「いやっ出来ました!!すいませんッ!!」
輝を拘束している男子全員が悔しそうな目で輝を見つめている。
「わかった...出来ちまったもんは仕方がねぇよ...ただ俺たちが本当に聴きたかったのはこれだッ!!」真剣な顔をして津島は言った。
「な、なんだ..」輝はゴクリと唾を飲み込んだ。
「もう○ったの?」
は?
「お前いきなり何を聞いてくるかと思えばこんなクソしょうもないことを...この変態野球部!!」思わぬ質問に声を荒げる輝
「誰が変態野球部だ! このッ..この...この中学生!!」
「思いつかないなら言うな!!逆に悲しいわ!!」
「だってよぉ気になっちまうだろ。普通の男子なら誰もが気になる話だぜ...」
津島が少し泣きそうな顔をし始めていたので洗いざらい全てを話すことにした。
「だから..昨日出会って付き合ったんだよ。」
「は?」
「もう一回言うぞ。俺は昨日、」輝の声を津島は遮った。
「いや内容はもう聞いたよ。だけど理解できねぇんだよ。その日に出逢ってその日に付き合う!?」
「そいつ絶対ビッt」
「お前さっきから口悪いぞ津島。」
輝は大きくため息をつきまた喋り出した。
「いきなりすぎて正直 俺も飲み込めきれてないないんだよね。だからよお前らが妄想してるような事は断じてない。」
「あほくさ...戻ろ 戻ろ。」輝を拘束していた男子たちが次々に席に戻っていった。
「おいおい!!みんな冷めすぎだろ!一日で付き合ってんだぜ?おかしいだろ!!」津島はまだ残っている。
「いや、落ち着くんだ津島。今ではTwitterのようなSNSで彼女を作るケースもある。それに比べれば一日で彼女なんて大した話じゃない...」もう1人残っていた男子が話しかけてきた。
「お前は...恋愛マスターの後藤!!!」
説明しよう。恋愛マスターの後藤とはクラス、いやこの学校で最も恋愛について詳しい男子である。毎日恋愛関係の動画、サイトを見漁りその情報量は海の如し....
「で後藤 彼女いんの?」津島が聞いた。
「出会いがないだけだ....」
ダメだこりゃ。
「な~んか俺も冷めてきたわ解散、解散」ついに津島も自分の席へ帰っていった。
「まったく....とんだ一日の始まりだよ...」輝はまた一つ大きなため息をついた。
学校も終わり輝はいつもの最寄駅に着いた。
「あ、佐浜さん!!待ってましたよ~。」駅のホームでミウラがちょこんと座って待っていた。
「はいどうぞ!!お汁粉です!!」ミウラは缶に入った飲むタイプのお汁粉を輝に手渡した。
「あ...おしるこね...」なんとも微妙な顔をしている輝。
「ちょっと私が飲みたくなっちゃって。輝さんが飲んだら残りを私が飲みますので!!」
「そういうのって...女子側が飲んだものを渡すもんだと思ってたよ...」まさかの逆 間接キスに思わず声が出た輝。
「なるほど...こちらの佐浜さん性癖メモにまた新しい情報が載りますね!!」ミウラはそう言うと制服のポケットから手帳を取り出しメモを書き込もうとした。
「変なメモをつけないで...ほら残りあげるよ...」止むを得ず飲みかけをミウラに手渡した。
「今日は学校どうでした? 佐浜さん。」
「散々だったよ...朝から質問攻めでさ..」輝はもう疲れ切っているようだ。
「そうですか。楽しそうで何よりですっ!!」ミウラは笑顔で言った。
(どこがや...)
「明日はお弁当を作ってあげますね!!佐浜さんっ!!」ミウラはなんだか楽しげである。
(こりゃあ明日はトイレで食べる事になりそうだな...)
第5話 完
「うん、行ってらっしゃい。」輝はミウラを送り出すと急に頭を抱え出した。
「やべぇ....彼女が出来るって本当に最高!!いくら変人とは言ったって女子は女子、彼女は彼女ッ!!」
しかし輝が悩むべきはミウラだけではなかった。
電車通学を経て輝は学校へ辿り着いた。
「おっすぅ輝。」津島が挨拶をした。津島は輝がこの学校に入って初めて出来た友人であり親友と呼べる存在だ。
すると津島はいきなり輝の耳元にやってきて囁いた。
「お前...彼女出来た?」
「え...」
「ここだ!!この制服の肩ん所!!微かに女子の匂いがするッ!!」津島は声を張り上げた。
(いやいやいや、犬か!!お前ッ!!)
「否定しないのか...つまり本当に出来たんだなー!!」津島は更にヒートアップしていく。
(電車で偶然 女の人が隣になるとかあるだろ!!どんだけねじ曲がった感性してんだよッ!!)
「おい!!みんなー!!輝が彼女できたかもしれない!!縛るの手伝ってくれ!」
輝はクラスメイトである大量の男子たちによって体を拘束され拷問が始まった。
「もう一度聞くぞ? 本当に彼女ができたのか!?貴様...」
「はい...出来ちゃいました...」申し訳なさせそうに言ってみた。
「出来ちゃいましたぁ?」
「いやっ出来ました!!すいませんッ!!」
輝を拘束している男子全員が悔しそうな目で輝を見つめている。
「わかった...出来ちまったもんは仕方がねぇよ...ただ俺たちが本当に聴きたかったのはこれだッ!!」真剣な顔をして津島は言った。
「な、なんだ..」輝はゴクリと唾を飲み込んだ。
「もう○ったの?」
は?
「お前いきなり何を聞いてくるかと思えばこんなクソしょうもないことを...この変態野球部!!」思わぬ質問に声を荒げる輝
「誰が変態野球部だ! このッ..この...この中学生!!」
「思いつかないなら言うな!!逆に悲しいわ!!」
「だってよぉ気になっちまうだろ。普通の男子なら誰もが気になる話だぜ...」
津島が少し泣きそうな顔をし始めていたので洗いざらい全てを話すことにした。
「だから..昨日出会って付き合ったんだよ。」
「は?」
「もう一回言うぞ。俺は昨日、」輝の声を津島は遮った。
「いや内容はもう聞いたよ。だけど理解できねぇんだよ。その日に出逢ってその日に付き合う!?」
「そいつ絶対ビッt」
「お前さっきから口悪いぞ津島。」
輝は大きくため息をつきまた喋り出した。
「いきなりすぎて正直 俺も飲み込めきれてないないんだよね。だからよお前らが妄想してるような事は断じてない。」
「あほくさ...戻ろ 戻ろ。」輝を拘束していた男子たちが次々に席に戻っていった。
「おいおい!!みんな冷めすぎだろ!一日で付き合ってんだぜ?おかしいだろ!!」津島はまだ残っている。
「いや、落ち着くんだ津島。今ではTwitterのようなSNSで彼女を作るケースもある。それに比べれば一日で彼女なんて大した話じゃない...」もう1人残っていた男子が話しかけてきた。
「お前は...恋愛マスターの後藤!!!」
説明しよう。恋愛マスターの後藤とはクラス、いやこの学校で最も恋愛について詳しい男子である。毎日恋愛関係の動画、サイトを見漁りその情報量は海の如し....
「で後藤 彼女いんの?」津島が聞いた。
「出会いがないだけだ....」
ダメだこりゃ。
「な~んか俺も冷めてきたわ解散、解散」ついに津島も自分の席へ帰っていった。
「まったく....とんだ一日の始まりだよ...」輝はまた一つ大きなため息をついた。
学校も終わり輝はいつもの最寄駅に着いた。
「あ、佐浜さん!!待ってましたよ~。」駅のホームでミウラがちょこんと座って待っていた。
「はいどうぞ!!お汁粉です!!」ミウラは缶に入った飲むタイプのお汁粉を輝に手渡した。
「あ...おしるこね...」なんとも微妙な顔をしている輝。
「ちょっと私が飲みたくなっちゃって。輝さんが飲んだら残りを私が飲みますので!!」
「そういうのって...女子側が飲んだものを渡すもんだと思ってたよ...」まさかの逆 間接キスに思わず声が出た輝。
「なるほど...こちらの佐浜さん性癖メモにまた新しい情報が載りますね!!」ミウラはそう言うと制服のポケットから手帳を取り出しメモを書き込もうとした。
「変なメモをつけないで...ほら残りあげるよ...」止むを得ず飲みかけをミウラに手渡した。
「今日は学校どうでした? 佐浜さん。」
「散々だったよ...朝から質問攻めでさ..」輝はもう疲れ切っているようだ。
「そうですか。楽しそうで何よりですっ!!」ミウラは笑顔で言った。
(どこがや...)
「明日はお弁当を作ってあげますね!!佐浜さんっ!!」ミウラはなんだか楽しげである。
(こりゃあ明日はトイレで食べる事になりそうだな...)
第5話 完
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